伏見区でかなり古い神社！京都府にある「金札宮」の魅力

金礼宮には、樹齢1200年の大きなクロガネモチノキがあります。クロガネモチノキはモチノキ科の常緑高木でとても貴重なもので雌雄異株のなっていて、金礼宮にある木は雌木です。高さが10m以上もある木をぜひ実際に見てみたいものですね。

 金礼宮とは  

京都市伏見区で最も古い神社のひとつで天平勝宝二年に創建されました。祭祀を司る霊験あらたかな天太玉命を祀っています。境内には京都指定天然記念物のクロガネモチノキという御神木があります。また観阿弥の作といわれている能の謡曲「金札」は、金札宮の縁起を表したものです。

境内には謡曲史蹟保存会の駒札も立てられています。開運と幸運を呼ぶ神社として多くの人たちから信仰されています。
 

金札宮魅力

金礼宮の御神体は、倉稲魂神(うがのみたまのみこと)  天太玉命(あめのふとだまのみこと)  天照大御神(あまてらすおおみかみ)で 御利益は 五穀豊育・火難除去・家運隆昌です。人のこころに宿る邪悪な思いを取り除き、正しい道に導く神社のようです。

京都市指定の天然記念物クロガネモチノキや清水で有名な白菊井の伝説、また能の金札にも同じ話があります。
 

金札宮の見どころ・おすすめポイント  

能「金札」

室町時代の猿楽師、観世阿弥作の古い能に天から金札が降り、札には、伏見に住すると誓う言葉が書かれていて、老翁は、伏見とは日本のことと教えて消えた後、悪魔を祓い御代を祝福し舞う、という内容の話です。老翁とは天太玉命のことです。

「白菊井」伝説

伏見の久米の里にすんでいた翁は白菊を育てていましたが、ある年 雨が降らず干ばつになり稲が枯れかかったときに、その翁が育てていた白菊の露をそそぐと、そこから水が湧き出たという言い伝えがあります。金礼宮にかつてあった白菊井の伝説です。

御神体の一つの天太玉命はこの白菊翁(白菊大明神)です。

クロガネモチの木

京都市の天然記念物に指定されている金礼宮の御神木は樹齢1200年にもなるといわれています。雌雄異株になっていて、金礼宮の木は雌木です。地上数メートルのところから大枝がわかれていて、木の高さは、10,6メートル、周囲は2,19メートルもありとても大きく冬には赤い実でいっぱいになります。いかにも御神木という感じになります。

金札宮に訪れた人の声

 

今日は近くの金礼宮のお祭り！ pic.twitter.com/pVNo8jZsnQ

— hokkaido 高田家 (@hokkaidotakaday) 2014, 5月 11

献血の後、御香宮さんと金礼宮さんにて初詣に行ってきました。お札とお守り買ったけど、おみくじは引くのを遠慮しときましたよん(笑) pic.twitter.com/5TrJXkPQYq

— ぐりんと_あい (@glint_ai) 2014, 1月 2

次に行った神社は、金礼宮さん♪前にも、数回お参りさせていただいたところ。伏見でもとても古い歴史のあるところなんだって♪大きい木がある♪とんぼが飛んでいたよ♪もう、そんな季節だね☆

— ほっこりヒーラー りんand dogs (@ryuunohana) 2010, 6月 5

金札宮の詳細

地図はこちら

近鉄、京阪の丹波橋から徒歩５分 。名前のイメージからか金運アップの強力なスポットとしても知られています。事実は不明ですが、金運アップの御利益にもあやかりたいですね。