http://newcastleupontynedailyphoto.blogspot.jp/2006/03/blue-carpet-part-2.html
イギリス・ニューカッスルにあるベンチの様子がおかしいってホント!?まるで地面からはがれているようなベンチ、なぜこんなことになってしまったのでしょうか…。どういうこと!?地面がはがれてるベンチ…?
え、なにこれ、地面がペラってはがれているの…?思わず驚いてしまう不思議なベンチは、イギリス・ニューカッスルにある「Laing Art Gallery」前のオープンスペースにちらほらと見かけることができます。
センスに脱帽!これはアート作品だった!
デザイナーは「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」
このユニークなデザインを担当したのは、ロンドン生まれの3次元デザイナー、トーマス・ヘザーウィック氏。ロンドンオリンピックの聖火台のデザインをしたことで有名な方で、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称されることもあるのです!
丸みのある新しいタイプのロンドンバスもまた、彼の設計。
また、ヘザーウィック氏の家具も人気!こちらは、Spun(スパン)と呼ばれるろくろ型をした椅子。なんだか不安定そうですが、ダイナミックな回転もウリなんだとか♪
元はアート作品「ブルー・カーペット」
http://www.ideiasdiferentes.com.br/site/20-ideias-de-mobiliario-urbano-para-insp…
「ブルー・カーペット」は、トーマス・ヘザーウィック氏のアート作品だったようですが、残念ながら現在はスケートボーダーのスロープに使われてしまったり、破壊される対象になってしまったりしているよう…。それはまるで地下世界への入り口
しかし、ブルー・カーペットはトーマス・ヘザーウィック氏の作品だけあって、細部まで凝ったデザイン!美術館にかかるようにカーペットがくるっとなっている部分など、思わず唸ってしまいますね。
http://public-art.shu.ac.uk/other/bluecarpet/fi/00000004.htm
また、地面がペラっとめくれているように見える部分は、角度によってはまるで地下世界への入り口のよう…!朽ちたものこそ美しい?
ブルー・カーペットはもともと、名前の通りグレーがかった青色をしていたそうですが、段々と色が剥げてきてしまっています。しかし、そんな時間の経過やどんな風に扱われてきたかを感じるのもアートなのかもしれませんね!
Menage a Moi
こんな風に愛されるのも、いいかもしれません♪イギリス・ニューカッスルで出会えます
■ 基本情報
- ・名称: The Blue Carpet(ブルー・カーペット)
- ・住所: New Bridge St, Newcastle upon Tyne NE1 8AG イギリス
- ・アクセス:Laing Art Gallerから徒歩すぐ(目の前付近)
- ・公式サイトURL: https://laingartgallery.org.uk
いかがでしたか?「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称される3次元デザイナーのアート作品だった、ブルー・カーペット。まるで地面が剥がれたようなその斬新なデザインに、写真を撮りたくなる♪