未来に残したい漁村・漁港の風景をあつめました。

1.伊根の舟屋

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海面すれすれに建つ伊根の舟屋群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。1階には船揚場や物置、作業場などのスペースになっています。漁の準備や網の修理などを行う場所もあり、魚の干物場などもあります。旅館やレストランとしてリノベーションされている舟屋もあります。

2.新潟県‎糸魚川市‎筒石‎

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冬になると荒れ狂う日本海の荒波を避けるように三階建ての民家が集まっている筒石の集落です。木造の三階建てがこれほど密集している風景は珍しい。温泉街以外ではまず見られない風景です。

3.富山県‎射水市本町　内川地区

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日本のベニスに喩えられる内川地区です。古くは北前船の中継地として栄えてきた水運の街です。内川と呼ばれる運河は長い間この地区の人々の生活を支えてきました。

4.小豆島　土庄

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俳人の尾崎放哉が亡くなるまで暮らした街です。あの映画「死の棘」や「火宅の人」などの舞台になった街としても有名です。複雑に迷路のように入り組んだ街路、趣のある旅館や居酒屋が点在しています。

土庄の市街地を流れる世界一狭い土渕海峡はギネスブックに認定されています。

5.広島県福山市鞆の浦

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鞆の浦の歴史は古く万葉集にも詠まれています。織田信長によって京都を追放された室町幕府15代将軍足利義昭は、この鞆の浦に逃げ延び、鞆幕府と呼ばれた時代もありました。半島の先端という孤立した立地からこれらの趣のある街並みが残されてきました。