宮崎県えびの市のおすすめ観光スポット５選。どんな名所があるか知りたいならチェック

宮崎県えびの市は、火山と高原、盆地、国立公園と豊かな大自然に囲まれています。また温泉や歴史も深いなど多彩な魅力にあふれています。そんなえびの市の名所をご紹介します。
   

１．えびの高原

えびの高原は、標高1,200mで韓国岳、蝦野岳(えびのだけ)、白鳥山、甑岳(こしきだけ)に囲まれた盆地状の高原です。高原北部には不動池、六観音御池、白紫池（びゃくしいけ）などの火口湖があり、春には世界でここだけに自生する天然記念物のノカイドウやミヤマキリシマが咲き、秋には紅葉とすすき野が一面葡萄（えび)色に染まり、冬は霧氷と一年中、季節を楽しむことが出来ます。

また、えびの高原には様々な施設があります。

えびのエコミュージアムセンター

霧島山の韓国岳の中腹にある、霧島錦江湾国立公園、霧島ジオパークのビジターセンターです。パネルや映像、標本などで霧島山の自然や歴史、登山情報について紹介しています。

えびの高原キャンプ村

夏でも日中の平均気温は約24度と大変すごしやすく、また蚊がいないので快適にキャンプが楽しめます。テントサイトやケビン群があり、キャンプ初心者でも気軽にキャンプを楽しめ、食材などを持参すれば日帰りバーベキューも楽しめますよ。全国でも珍しい温泉のあるキャンプ場としても有名です。

えびの高原アイススケート場

九州最南端にある屋外アイススケート場で、バックに雄大な韓国岳を眺めながらの滑りは開放感いっぱいです。毎週土日・祝日・冬休み期間中は、無料スケート教室も開催されてます。
k

 足湯の駅 えびの高原

特産品やお土産のショップとカフェレストランの他に無料の足湯が楽しめます。お湯の温度36℃で加温・加水なしのかけ流しです。店内では足湯用にタオルの販売もあります。ほっと一息つけて、疲れも吹き飛びそうですね。

つつじヶ丘

足湯の駅 えびの高原からすぐのところにあり、霧島錦江湾国立公園でも屈指のツツジ科の植物ミヤマキリシマの群生地です。花の色は紫紅色が一般的で、薄桃色、薄紅色など品種によって微妙に変わります。5月下旬～6月上旬が見頃です。

広大なえびの高原を季節に合わせて楽しんで下さいね。

 

２. 白鳥森林公園

 えびの市街地からえびの高原に向かう途中にある白鳥山の北西にある公園です。その広大な敷地内には、白鳥神社、白鳥温泉 上湯、下湯、白鳥森林公園キャンプ場などがあります。

 白鳥神社

平安後期の天徳3年(959)に建立され、室町初期に現在の地に社殿を移設しましたが文化6年(1809)に火災で焼失した後に再建されました。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭神とし、学問の神様として親しまれています。

白鳥温泉 上湯

西郷隆盛が3か月ほど湯治に訪れたという歴史ある温泉で、えびの市を一望できる展望露天風呂はじめ全国的にも珍しい温泉蒸気を利用した天然蒸し風呂があります。展望台からの豊かな山や盆地、田園風景などの眺めは絶景で、また西郷隆盛の当時の心境を詠んだ漢詩碑が建立されています。

  白鳥温泉 下湯

白鳥温泉上湯より少し下ったところにある白鳥温泉 下湯は、緑豊かな庭園風露天風呂が楽しめます。また隣接する白鳥森林公園キャンプ場ではピクニック広場やアスレチック施設があり、ケビンに宿泊することも出来ます。女流歌人与謝野晶子が昭和4年に夫の寛とえびの高原を訪れた時に下湯にも立ち寄り詠んだ二人の歌の歌碑があります。

自然豊かな森林公園で森林浴や温泉など、のんびりと癒されてくださいね。
 

３．クルソン峡

 川内川の最上流にある延長10キロメートルの渓谷で、巨大なクルソン岩がそそり立っています。山伏も修行したという霊地で、日本で2番目に古い禅寺である狗留孫山多宝院端山寺の跡もあります。夏は水遊びやキャンプに多くの人が訪れ、特に秋の紅葉は鮮やかで絶景です。渓流釣りの名所としても知られています。

狗留孫大橋

全長325m、橋高70.5mのスマートな橋は橋桁の内部が空洞になった箱桁構造になっています｡蛇行している川内川の流れを大きくまたいだ長い橋からの眺めはのどかな田園風景が見渡せ、渡った先には緑豊かな山々が広がっています。

毘沙門の滝

国道221号線からクルソン峡に向かう途中にある毘沙門の滝は、延宝年代にこの地にあった毘沙門寺に由来しています。柱状節理の切り立った岩壁から流れる滝は、周りの緑に調和しながら力強く三段に落ちています。滝の上部には１kmほどの遊歩道が整備されていて、高千穂峡に良く似ているのでミニ高千穂峡とも呼ばれています。

自然の雄大さに心が奪われます。ぜひ季節を通して訪れたくなりますね。
 

４．矢岳高原

標高約700メートルにある県立自然公園で、展望台からは霧島連山や錦江湾に浮かぶ桜島、そして田園風景などの大パノラマが見渡せます。さらに運が良ければ雲海も見られるかも！。またJR肥薩線の列車からの風景は日本三大車窓のひとつに数えられているほどです。

矢岳高原ではパラグライダーも楽しめるほか、三角屋根のティーピーテントや風車などが設置されたウエスタンスタイルの矢岳高原ベルトンオートキャンプ場もあり、キャンプを楽しむ事も出来ます。矢岳高原展望台には、童詩謡作家の野口雨情の歌碑もあります。

５．グリーンパークえびの

 南九州コカ・コーラボトリング社のえびの工場で、製造工程が見学出来るほか、展示ギャラリー、試飲コーナー、オリジナルグッズの販売ショップなどがあります。また芝生広場や散策エリアでは年間を通して様々なイベントがあり、フラワーガーデンでは季節ごとに菜の花やひまわり、コスモスなどが楽しめます。

工場見学は約１時間ほどで、電話で予約出来ます。他では買えないオリジナルグッズなどコカ・コーラ好きにはたまらないスポットです！。12月からの期間限定でイルミネーションもあり、昼間とは違う雰囲気を味わってくださいね。

いかがでしたか？でもえびの市の魅力はまだまだ語りつくせません。ぜひ参考にして、季節を通して何度も足を運んでくださいね。