戦国武将あこがれの武器を手にしてみよう！堺鉄砲館の鉄砲展示がスゴイ！

堺と言えば戦国時代に貿易港として栄え、会合衆により自治都市として運営され、戦乱や戦国大名などから町を守るために、町の周りに堀を巡らせた環濠都市でありました。堺は、貿易の町として栄えるだけでなく、国友と共に鉄砲鍛冶の町として戦国時代に特別な位置づけを持っていました。その堺の町でも、江戸時代から戦前の風情を残す街並がある北旅籠町に、堺が誇る鉄砲の歴史を伝える堺鉄砲館があります。

Ⅰ．堺鉄砲館 とは？

堺鉄砲館は、戦国時代に鉄砲製造と流通の拠点となった堺の鉄砲の歴史を伝えるために、地元の有志の方々が築約100年の民家を利用して平成21年（2009年）にオープンしたものです。

Ⅱ．堺鉄砲館 の見どころ

i . 堺と鉄砲とのつながりがわかる

戦国時代に堺が交易で栄えた町としてだけでなく、戦国武将が喉から手が出るくらいに望んだ鉄砲製造を行い流通させることによって、どのように歴史に影響を及ぼしたかがわかります。

ii . 火縄銃のことがわかる

足軽筒、侍筒、大名筒など数多くの種類の鉄砲や鉄砲に使われていた弾丸などが展示されています。TVドラマだけで見る事の出来た火縄銃を、実際に手に取り構えたりすることも出来ます。

iii . 鉄砲鍛冶のことがわかる

堺鉄砲館には、実際に堺で製造され戦国時代に使用されていた鉄砲や道具類だけでなく、鉄砲を製造していた鉄砲鍛冶の炉が再現されており、炉と共に鉄砲鍛冶に使われていた道具類が展示されています。

Ⅲ．堺鉄砲館 を訪れたあとは

i . 堺市立町家歴史館｜山口家住宅

堺の町は、大坂夏の陣で壊滅的な被害を受けましたが、徳川幕府はすぐに復興に着手して、環濠を堀直し碁盤目状の町割りがされました。山口家住宅は、徳川幕府が堺の復興に着手したおよそ400年前の江戸初期に建てられた主屋に、江戸時代、長期に亘って増築された建物が残っている貴重な町家となっています。

ii . 堺市立町家歴史館｜清学院

修験道の修行をする道場というと、山岳地帯や人里離れた山奥にあるものと思いがちですが、清学院は堺環濠都市の北端にある修験道の道場で、狭い敷地内に寺院としての構成をそろえて、江戸期の都市部での修験道の場であった貴重な建物となっています。

iii . 旧鉄砲鍛冶屋敷

旧鉄砲梶屋敷は、江戸時代から続く堺の鉄砲鍛冶 井上関右衛門の居宅兼作業場兼店舗で、火縄銃や懐銃、大筒などの銃、大ふいご、御用札などの鉄砲製造にかかわる品々が保存されていますが、現在も居宅として利用されていることから非公開となっています。

Ⅳ．堺鉄砲館など を訪れた人の声

堺鉄砲館。ねじの話。国友では大根をくり抜く刃物でねじを作った伝説があるとか。なるほど…。 pic.twitter.com/AaxCik4bvT

— 陸奥＠境界をゆく (@mutsukyoukai) 2014, 3月 29

堺鉄砲館の館長さんのお話。堺の鉄砲伝来から、信長が鉄砲を使った合戦（長篠の合戦など）のお話をされている。まだ、大和川がない時代。#photomoe1128 http://twitpic.com/3aww58

— きのうのぼくから (@kinounobokukara) 2010, 11月 28

ここは、堺市立町家歴史館 山口家住宅。重文指定されてる町家。板間を歩くのって良いな♪とても緩やかな時間が流れてる場所でした。 pic.twitter.com/wXAHdNgOgH

— 蒼 (@milkeytea) 2014, 6月 2

Ⅳ．堺鉄砲館 場所と基本情報

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