東京には、空襲で焼けたとはいえ歴史的に重要なお寺がたくさん残っています。港区の麻布にある善福寺は、幕末の有名人から昭和の大スターにまつわる石碑までいろいろな見どころがいっぱいです。実は、できたのが824年で、都内では浅草寺につぐ古さのお寺なんですよ。
東京の港区元麻布といえば、都心のど真ん中。ここに「麻布山 善福寺」があります。浄土真宗本願派のお寺で、境内には有名人のお墓もおおくあります。そもそも麻布という地名そのものが、善福寺からきたもの。いわば、麻布発祥の地でもあるのです。
背後には、元麻布ヒルズ・フォレストタワーがそびえていますが、一歩境内に入れば静かで緑豊かな空間が広がります。ここが麻布なの?と思ってしまうほど、心落ち着く場所ですね。桜もみごとで、都内の隠れた桜の名所でもあります。
なにしろ、1000年以上の歴史があり、鎌倉時代には親鸞聖人も来たと言われるお寺です。長い歴史の中では、幕末に初代アメリカ公使館となりました。その縁で、福沢諭吉はよく訪れており、お墓もここにあります。
現在の本堂は、徳川家康が京都に東本願寺本堂として建てたものを、大阪の八尾から移築したそうです。ちなみに、下の写真は幕末~明治のころの善福寺。立派な本堂があるのがわかりますね。
いやもう、みごとなイチョウですね。推定樹齢はなんと700年です。伝説では、親鸞上人が自分の杖を根付かせたモノといわれています。国の天然記念物ですよ。
「逆さイチョウ」という名前は、枝が下のほうに伸びてたくさんの気根ができ、まるで逆さになっているようだから。戦災で小さくなったそうですが、高さ20メートル、幹周囲は10.4メートルという圧倒的なイチョウです。
慶応義塾の創始者である福沢諭吉。お墓はここ、善福寺にあります。妻の阿錦もいっしょに名前がありますね。本人が選んだ墓地は上大崎にあったのですが、遺族の意向で1977年に改葬されたそうです。それにしても、いたって普通のお墓ですね。
境内には、昭和の大スター 越路吹雪の歌碑もあります。有名な「愛の讃歌」の歌詞が刻まれています。これはお墓ではなく歌碑で、ときどき芸能関係者がくることもあります。越路吹雪のお墓は川崎市にあり、なぜここに歌碑があるのかはちょっとよくわかりません。
境内にある、手押し式の井戸。今どきと思いますが、まだまだ現役の井戸で、レバーを上げ下げすれば地下水がくみ上げられてきます。水はひんやり冷たく、とてもおいしい。お水を汲みに来る参拝客もいるそうです。
善福寺の総門内右手には、「柳の井戸」(下の写真)があります。ここは都内でもめずらしい湧水のひとつ。実際には水量が減り、飲むのはむずかしそうなので、体験したい人はぜひとも善福寺へ。おそらく水脈はつながっていると思われます(希望的見解です(笑))。
善福寺の境内の中は人通りがほとんどなく、閑散とした雰囲気に包まれていました。それだけ上を見上げると嫌でも視界の中に入ってくる元麻布ヒルズのタワーマンションの存在が唐突な印象を強く受けます
http://blog.goo.ne.jp/midorigf2/e/f34e3889208bbb697cd747bf75b14856
また、逆さイチョウについては、
黄葉も真っ盛りで、遠くからでも存在感を
示し、雲を突く偉容に感嘆しました。
http://hanalog.seesaa.net/article/70674635.html
四季折々の光景が楽しめる元麻布の善福寺。境内や墓地が通りから奥まっているためか、大変素晴らしいお寺にも関わらず、人はまばらです。
素材提供:トリップアドバイザー
1.麻布にある善福寺とは?
http://blog.goo.ne.jp/midorigf2/e/f34e3889208bbb697cd747bf75b14856
東京の港区元麻布といえば、都心のど真ん中。ここに「麻布山 善福寺」があります。浄土真宗本願派のお寺で、境内には有名人のお墓もおおくあります。そもそも麻布という地名そのものが、善福寺からきたもの。いわば、麻布発祥の地でもあるのです。
背後には、元麻布ヒルズ・フォレストタワーがそびえていますが、一歩境内に入れば静かで緑豊かな空間が広がります。ここが麻布なの?と思ってしまうほど、心落ち着く場所ですね。桜もみごとで、都内の隠れた桜の名所でもあります。
http://harumisan.exblog.jp/18126277/
2.歴史スポットが多いお寺です
http://d.hatena.ne.jp/masuraoo/20090926/1297402912
なにしろ、1000年以上の歴史があり、鎌倉時代には親鸞聖人も来たと言われるお寺です。長い歴史の中では、幕末に初代アメリカ公使館となりました。その縁で、福沢諭吉はよく訪れており、お墓もここにあります。
現在の本堂は、徳川家康が京都に東本願寺本堂として建てたものを、大阪の八尾から移築したそうです。ちなみに、下の写真は幕末~明治のころの善福寺。立派な本堂があるのがわかりますね。
http://ryomado.in.coocan.jp/Tenji/TStesha/tenji_stesha02-05.html
3.善福寺の意外な見どころ♪
1.天然記念物の逆さイチョウ
http://hanalog.seesaa.net/article/70674635.html
いやもう、みごとなイチョウですね。推定樹齢はなんと700年です。伝説では、親鸞上人が自分の杖を根付かせたモノといわれています。国の天然記念物ですよ。
「逆さイチョウ」という名前は、枝が下のほうに伸びてたくさんの気根ができ、まるで逆さになっているようだから。戦災で小さくなったそうですが、高さ20メートル、幹周囲は10.4メートルという圧倒的なイチョウです。
http://hanalog.seesaa.net/article/70674635.html
3.福沢諭吉のお墓がある
http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/96659/
慶応義塾の創始者である福沢諭吉。お墓はここ、善福寺にあります。妻の阿錦もいっしょに名前がありますね。本人が選んだ墓地は上大崎にあったのですが、遺族の意向で1977年に改葬されたそうです。それにしても、いたって普通のお墓ですね。
境内には、昭和の大スター 越路吹雪の歌碑もあります。有名な「愛の讃歌」の歌詞が刻まれています。これはお墓ではなく歌碑で、ときどき芸能関係者がくることもあります。越路吹雪のお墓は川崎市にあり、なぜここに歌碑があるのかはちょっとよくわかりません。
http://blogs.yahoo.co.jp/niihideaki/24620270.html
3.手押し井戸がある
http://www.purapura.biz/archives/50766673.html
境内にある、手押し式の井戸。今どきと思いますが、まだまだ現役の井戸で、レバーを上げ下げすれば地下水がくみ上げられてきます。水はひんやり冷たく、とてもおいしい。お水を汲みに来る参拝客もいるそうです。
善福寺の総門内右手には、「柳の井戸」(下の写真)があります。ここは都内でもめずらしい湧水のひとつ。実際には水量が減り、飲むのはむずかしそうなので、体験したい人はぜひとも善福寺へ。おそらく水脈はつながっていると思われます(希望的見解です(笑))。
http://www.spotlog.info/archives/50832907.html
4.善福寺のおだやかな口コミです♪
http://tokyosansaku.seesaa.net/archives/200708-1.html
http://blog.goo.ne.jp/midorigf2/e/f34e3889208bbb697cd747bf75b14856
また、逆さイチョウについては、
示し、雲を突く偉容に感嘆しました。
http://hanalog.seesaa.net/article/70674635.html
http://blogs.yahoo.co.jp/machami108/10405527.html
四季折々の光景が楽しめる元麻布の善福寺。境内や墓地が通りから奥まっているためか、大変素晴らしいお寺にも関わらず、人はまばらです。
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/roppongi/azabu/temple/11289581/
善福寺の基本情報
■ 基本情報
- ・名称: 善福寺
- ・住所: 東京都港区元麻布1-6-21
- ・アクセス: 地下鉄都営大江戸線「麻布十番駅」から徒歩5分
- 地下鉄南北線「麻布十番駅」から徒歩4分
- ・電話番号: 03-3451-7402
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 約30分
- ・オススメの時期: 春の桜、秋の逆さイチョウは見事です
- ・公式サイトURL: http://www.azabu-san.or.jp/
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