亀を助けて金銀財宝を手にした代わりにおじいさんになってしまった浦島太郎。
そんな伝説の地を巡っていくことにしましょう!
浦島伝説の地を巡ろう!
http://mitoyo-honmamon.seesaa.net/article/267704275.html
浦島伝説の地は香川県の至るところにあります。今回は物語の順に伝説の地を巡っていきます!
浦島太郎誕生の地「三崎(生里)」
http://mitoyo-honmamon.seesaa.net/article/234705825.html
浦島太郎はここ三崎で生まれたという伝説が残っています。現在この場所には讃岐三崎灯台があり、ここからは瀬戸内の島々を一望できるんだとか。
釣りポイントとしても知られている三崎、さすが浦島太郎の生誕地というだけありますね。
漁師である浦島太郎が釣りをしていた「箱崎のどんがめ岩」
浦島太郎はこの岩の上で釣りをしていたそうですよ!
現在の箱浦には漁港も設置されており、浦島太郎のように箱浦で魚を釣る人たちも多いようです。
浦島太郎が亀を助けた「鴨の越丸山島」
http://touring-oyagi.at.webry.info/201501/article_3.html
物語最初のハイライトである亀を助けた場所がこの丸山島だと言われています。丸山島は干潮のときにだけ島に渡れる道ができる島。
浦島太郎もこの砂の道を歩いたかもしれませんね。
ちなみに、丸山島は日本の夕陽百選にも選ばれている場所。
夕焼けスポットとして景色を見に行くのもいいですね。

http://www.mitoyo-kanko.com/?p=9335
お魚パラダイス、竜宮城はここにあった!?「槌の戸」

http://www.kanshin.com/keyword/2573035
瀬戸内海に浮かぶ大槌島・小槌島の間の海流の早い場所が槌の戸です。竜宮城はこの槌の戸の海底にあるという伝説があるようですが…!?
海流が早いということで、浦島太郎を乗せた亀も泳ぐのに苦労しそうですね。
現在槌の戸付近は瀬戸大橋が見える眺望スポットでもあります。
乙姫様と握手をして別れた「金輪の鼻」
あまり知られていませんが、浦島伝説では助けた亀は乙姫様の化身だったと言われています。要するに浦島太郎は知らずのうちに乙姫様を助け、乙姫様本人に竜宮城に乗せてもらったわけですね。竜宮城から帰ると言った浦島太郎を亀の姿で見送ってくれた乙姫様。
別れの握手をしたとき乙姫様のしていた金の腕輪が砂浜に落ちてしまった…そんな伝説からこの地は金輪の鼻と呼ばれるようになったそうです。
帰ってきたら誰もいない…失意の数年間を過ごした「室浜(不老浜)」

http://saitainss.blog.fc2.com/blog-date-20101015.html
竜宮城から帰ってきたはいいものの、なぜか知っている人は誰一人いない。自分のことを聞いても「だいぶ昔に行方不明になった人」と言われるばかり…
そんな孤独の中、浦島太郎が数年間を過ごした地がこの室浜(不老浜)だと言われています。
現在室浜には室浜神社があり、そこには浦島伝説を書いた看板が建てられています。

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乙姫様にももう会えない、絶望の中玉手箱を開けた「竹生島」
http://blog.livedoor.jp/tnkn/archives/cat_60243796.html
数年間を失意のうちに過ごしていた浦島太郎はある日、海岸で乙姫様の化身である亀の死骸を見つけます。乙姫様まで死んでしまい、もう自分が知る人はいなくなってしまった…
悲しみにくれた浦島太郎は玉手箱を持って、父母の墓がある竹生島へやってきます。
そして両親のお墓の前で玉手箱を開けた浦島太郎…そのあとはご存知の通りですね。
どんな気持ちで玉手箱を開けたのか、想像するだけで悲しくなってしまいそうです。
現在では竹生島は西国三十三か所に指定され、巡礼に訪れる人も多い島となっています。
老人となった浦島太郎を残し、玉手箱の煙がたなびいていった…「紫雲出山」

http://www.mitoyo-kanko.com/?p=9177
玉手箱の煙によって老人となってしまった浦島太郎。玉手箱から出た煙は遠く紫雲出山(しうでやま)まで流れて行ったという伝説があります。
現在の紫雲出山は夕焼けやお花見のスポットとして有名な場所。
山の途中にあるトイレは竜宮城の形をしているそうですよ!
晩年を浦島太郎が過ごした「仁老浜」

http://www.panoramio.com/photo/63700620
老人になった浦島太郎が晩年を過ごしたのがこの仁老浜。ここは浦島太郎のお母さんの故郷だとも言われている場所です。
今では仁老浜海水浴場となっており、夏には海水浴客でにぎわう場所となっています。
今も浦島太郎のお墓がある「箱」

http://masaji36.at.webry.info/201108/article_12.html
この諸大龍王の碑は、竜宮城の主である竜神と乙姫、浦島太郎の霊を祀る墓碑です。
このお墓のある場所は浦島太郎の両親の墓の前、つまり浦島太郎が玉手箱を開けた場所です。
もしかしたら、ここが浦島伝説一番の聖地だと言えるかもしれませんね。
浦島伝説の地に行ってみよう!

http://blog.goo.ne.jp/marichng/e/e2a04fb47a006c0039afb4b88c827b4f
ここでご紹介した浦島伝説の地は香川県三豊市にある荘内半島にあります。荘内半島はそこまで大きくないものの、一周するのには車で一時間ほどかかるコースです。
公共交通機関を利用する場合は目的地まで、JR詫間駅からバスやタクシーを利用するのが良いでしょう。
車やバイクで行くのも良いですが、サイクリングコースとしても楽しめるようです。
ドライブコースとgoogleマップを載せておきますので、参考にしてみてください!

http://mitoyo-honmamon.seesaa.net/article/267892432.html
■ 基本情報
- ・住所: 香川県三豊市
- ・アクセス:JR詫間駅より各場所へバスを利用
- ・電話番号: 0875-73-3000(香川県三豊市役所)
- ・所要時間:荘内半島一周…車で1時間程度
- ・公式サイトURL: http://www.city.mitoyo.lg.jp/forms/top/top.aspx
地図はこちら
さて、浦島太郎伝説を巡る旅はいかがでしたでしょうか?
瀬戸内の美しい風景を眺めながら浦島太郎の伝説に思いを馳せるのも、旅の味わいがありますね。
浦島太郎伝説は香川だけでなく色々な地に残っているんだとか。
これで興味を持たれた方は色々調べてみると楽しそうですね♪