風俗博物館とは?
源氏物語に登場する、源氏の大邸宅六條院・春の御殿が実際の大きさの4分の一模型で展示されています。煌びやかな平安貴族の生活が、絵巻物語を見ているように繰り広げられています。建物や調度品に至るまで丁寧に再現されていて、当時の様子を垣間見ることができます。
風俗博物館の魅力
源氏物語のファンにとって、とても魅力的な博物館。半期ごとに展示が変わりますが、例えば、「柏木が女三宮を垣間見てしまった蹴鞠の場面」「葵の上の出産の場面」「藤原道長の臨終の場面」など、印象深いシーンが並んでいます。源氏物語や枕草子を詳しく知らなくても、平安貴族の華やかな世界を覗いてみることができて楽しいですよ。風俗博物館の見どころ
源氏物語の世界を再現
美しい着物を着た人形たちが並んでいます。惹かれ合う源氏と藤壷の逢瀬、柏木を女三宮のもとへ手引きする小侍従、女三宮の寝所などがリアルに再現されていて、物語の世界に引き込まれてしまいそうです。事前に源氏物語の予習をして行くと、面白いかもしれません。衣装体験
ミュージアム・ショップ
代館長井筒雅風が執筆、監修した書籍が販売されています。「原色日本服飾史」や「服飾の流れ」(スライド)、「有職故実掛図(上)(下)」や、英語版のCD-ROMも販売されています。口コミ
http://www.hankyu.co.jp/ekiblo/baronne/17755/
美しい演出の主従関係。 蹴鞠に興ずる上達部の主人と、膝まづいて主人の靴を準備する侍童。侍童の紺の衣の内側の袴?のあやめの色がほのぼのと美しいわ〜✨ #風俗博物館 2014.5月展示 pic.twitter.com/Nvt5fZRyBu
— 泉(蜂蜜) (@hoppetagaotiru) 2014, 6月 2
#風俗博物館 藤原道長が亡くなるシーン。 ガーゼのような布の中で豪華な夜着に寝てはるのが道長。 足側に絢爛豪華な5人の僧侶。頭側に衝立を挟んで2人の白装束の僧侶。 pic.twitter.com/BoLFJil318
— 泉(蜂蜜) (@hoppetagaotiru) 2014, 5月 31
■ 基本情報
- ・名称:風俗博物館
- ・住所:京都市下京区新花屋町通堀川東入る(井筒法衣店5階)
- ・アクセス:JR京都駅から市バス9番、西本願寺前下車徒歩約3分
- ・開館時間:9時~17時
- ・休館日:日曜日/祝日/お盆(8月13日~17日)/展示替期間(6月1日~6月30日、12月1日~1月6日)
- ・電話番号:075-342-5345
- ・料金:一般 500円 中学生/高校生/大学生 300円 小学生 200円 ・公式サイトURL:http://www.iz2.or.jp/