数多くの国宝・重要文化財がある！岩手の人気観光スポット「中尊寺」の魅力

中尊寺は、岩手県の平泉にひっそりと建つ天台宗のお寺です。奥州藤原氏の栄華の粋を極めたお寺でもありますので有名ですね。

中尊寺とは

中尊寺を開いたのは、奥州藤原氏の初代、藤原清衡と言われています。

「後三年の役」と言われる領地争いの時に源義家の力を借りて台頭したのが藤原清衡です。
この時に出来た源氏との縁がきっかけで後の奥州藤原氏滅亡にも繋がるのですが、この時より平泉は都から遠く離れて居ながら、独自の文化を作り上げ「平泉文化」とも呼ばれるほどに発展を遂げて行きます。その一つの結晶が中尊寺です。

中尊寺の魅力

中尊寺の魅力はお寺や伽藍・堂塔といった様々な建築物で「仏国土（浄土）」を表現しているところです。
中尊寺に参拝した人は、みんな仏の功徳を得る事が出来る様にという思いの元で綿密な計画をもって作られた中尊寺は、一歩足を踏み入れると静謐な空気に包まれています。　

2011年には世界遺産にも登録された中尊寺。様々な人が訪れる様になったそうですが、それでもひっそりと上品に、そして美しい佇まいを現在の私達に伝えてくれています。

見逃せないね！3つのポイント

たくさんの貴重な建物や仏像などがある中尊寺。でも、せっかく訪れたならコレを見ないで帰れない！という3つのポイントを紹介しますね！

金色堂

奥州藤原氏の栄華を象徴しているのが、この金色堂です。現在は、風化や劣化を防ぐためにお堂の中でガラスケースに納められて保存・展示がなされています。煌びやかに輝くこの姿は、まさに当時の藤原氏の栄華そのものでした。

雪中の中尊寺

中尊寺がある平泉は豪雪地帯でもあり、冬になると沢山の雪が積もります。その雪に彩られた中尊寺の風景は一見の価値あり！です。もちろん、夏の新緑や秋の紅葉にも映えるのですが…やはり雪の中尊寺は美しさが際立ちますね。足元にはお気をつけて！

能舞台

この能舞台は、中尊寺境内にある白山神社の能舞台です。仙台藩によって再建された東北地方の中でも貴重な遺構の一つであり、国の重要文化財にも指定されているほど。年を重ねてきた美しさを感じますよね。

声を聞かせて！口コミ大集合

実際に足を運んでみた感想や口コミを集めてみました！参考にしてみて下さいね。

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