コモド島は、インドネシアの数ある島々のなかでも、独自の生態系を持っていることで知られており、世界中から観光客がやってきます。バリ島からのアクセスもよく、ダイビングやさまざまな動植物に出会えるエコツアーはとっても人気です。世界遺産に指定された国立公園では、日本では見られないような野生の美しい鳥たちが数多くいるほか、絶滅危惧種のオオトカゲが3000~5000頭も生息しているとか。あなたも彼らに会いに行ってみませんか?
1.コモド島とは?
美しいな珊瑚礁が広がる海は海洋生物保護区に指定され、その質の高さからダイバビングスポットとしても人気を集めています。コモド島周辺はサバンナ気候で、乾季は3月~11月頃まで、そのあと雨季が12月~2月頃まで続きます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Komodo_National_Park
観光には、湿度があまり高くなく、涼しい7~8月頃がベストシーズン。雨季といっても一時的な降雨で、ダイビングなどには影響はありません。 2.バリ島からどれくらい?意外と近いコモド島
http://en.wikipedia.org/wiki/Komodo_National_Park
コモド島はバリ島の東約600km、フローレス島の西の端にあります。バリ島から各種ツアーの拠点であるラブアンバジョ(Labuan Bajo)までは飛行機で約1時間半。費用的には陸路で行く方が安いのですが(各島間はバスごとフェリーに乗る)、30時間以上かかるので飛行機が一般的です。 http://www.panoramio.com/photo/24692915
3.コモド島に行ったら、これだけは!
http://www.eurasia.co.jp/attraction/feature/indonesia
コモドオオトカゲを見る
世界最大のトカゲである、コモドオオトカゲ。現地では尊敬の気持ちを込めて、コモドドラゴンと呼んでいます。トカゲとは言いますが、誕生起源は白亜紀にまでさかのぼるオオトカゲ。太い足や固い皮膚など、どちらかというと恐竜に近い。 http://www.komodo.travel/komodo-national-park/komodo-dragon-facts/
コモド島ツアーに参加すれば、ほぼ100%コモドドラゴンに遭遇できます。餌付けされた状態のドラゴン(2メートル超)が、管理事務所の下に複数いるからです。トレッキングで完全野生状態のドラゴンを探すよりも確実。ただし管理事務所内にも柵はありません。 浜に降りてくることもあります。まったく自然なようすのコモドドラゴン。
http://mae-divers.sblo.jp/archives/20140804-1.html
コモド国立公園
野生の鳥もたくさんいて、きれいですよ。日本では見られないような色とりどりの鳥が、群れになって飛んでいます。時期や時間によってみられるものが違いますから、何度も行きたくなりますね。樹木や草も、コモド島独特のもので、ジュラシックパークに入ったようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Komodo_National_Park
■ 基本情報
- ・名称: コモド国立公園(Komodo National Park)
・住所: Komodo, Manggarai, East Nusa Tenggara - ・ コモド国立公園入域料:自然保護基金寄付金US$15(ルピー払い可)、入域料Rp.20,000、
- 補償金Rp.20,000が1人ずつかかる(3日間有効、各島共通)。
- 島内のガイド料は1人Rp.20,000、2人Rp.30,000、以降ひとり増えるごとに
- Rp.10,000が追加。
ピンクビーチ
http://balibeach.exblog.jp/19955627
コモド島には、一面ピンクの砂浜が続くビーチがあります。世界的に有名な、ピンクビーチです。ピンク色の正体は、サンゴ。パイプコーラルと言うサンゴが死んで、沖に上がり、何十年も波に削られて、小さくなったものがピンク色の砂なんです。砂をよく見ると、白砂に混じって赤いサンゴ礁のかけらがあります。
このあたりは、海の透明度がとても高いです。たまにシュノーケル客がよく流されています。湾の外の海流が恐ろしく早いから、要注意ですよ。船中泊のダイビングツアーなら、こんな光景も見られます。
http://balibeach.exblog.jp/19955627
ダイビング
コモド諸島海域は、ダイビングの聖地です。ダイブポイントがとても多いので、一度の訪問ではまわり切れないほどです。マグロをはじめ、熱帯魚、ハタ類、バラクーダほか回遊魚の群れ、マンタ(ブラックやホワイト)、イルカなどと出会えます。コモド島周辺は潮の流れが早いので海に入るとき足ひれが必要です。シュノーケリングギアはたいていツアー料金に含まれているので、出港前にフィンの確認をしましょう。たまに用意されていないこともあります(笑)。インド洋(南)側は水温が低く、フローレス海(北)側は高く、海水温度差は4~5度になります。
http://www.kharismadive.com/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%…
4.コモド島に行った人は、こんな風に紹介しています♪
http://travel.nationalgeographic.com/travel/365-photos/komodo-national-marine-pa…
きっと何度行っても綺麗すぎて飽きない場所です。 季節によっては行けない季節もあるみたいなので、チャンスがあるうちに絶対1回は行ったほうがいいところです。近々バリへ来る人、行かないともったいないです!!
http://genchidps.exblog.jp/i14/
5.コモド島はここにあります
大きな地図で見る
6.基本情報
■ 基本情報
- ・名称: コモド島
- ・住所: インドネシア共和国 東ヌサテンガラ州
- ・アクセス:日本からはバリ島経由が一般的
- ・所要時間:バリ島―コモド島は飛行機で約1時間
- ・オススメの時期: 乾期の7~8月
- ・公式サイトURL: インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省公式ページ
コモド島はそのアクセスの良さから、バリ島発のダイビングやトレッキング、美しいピンクビーチでのシュノーケリング、オオトカゲの見学などを目的としたツアーも組まれているようです。駆け足にはなりますが、なかには日帰りプランを設定している旅行会社もあるのだとか。やりたいことやスケジュール、予算と合うものを探して、上手に活用してくださいね。雄大な大自然を思う存分満喫して、最高のバケーションをお過ごしください!