【いま行きたい世界遺産No.1】ニュージーランド「トンガリロ国立公園」の3つの火山とエメラルドの湖がとても神秘的

ニュージーランドで一番古く登録された国立公園で、マオリ族の聖地として世界複合遺産にも登録されているトンガリロ国立公園。 富士山に似た稜線を持つ山や、ロード・オブ・ザ・リングの「滅びの山」としてロケ地になっている山があり、雄大な自然は一年を通して多くの人が訪れます。  

いま私が一番行きたい世界遺産「トンガリロ国立公園」の神秘的な姿をご紹介します！

1.トンガリロ国立公園とは?

トンガリロ国立公園は、ニュージーランドに１４在る国立公園の中で一番初めに登録されました。世界遺産にも登録されています。

トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフの３つの活火山を中心にクレーター、噴煙があがる岩肌、エメラルドの湖、そしてまるで富士山のような稜線など雄大な自然を楽しめます。

マオリ族の文化を残す山々

マオリ族は、聖なる火によって火山活動が起きているとして、この３山を聖地として崇めてきました。マオリ族の主張は、代々ここに埋葬されていたのです。しかし、入植してくるヨーロッパの人に自然が壊されることを避けるため、国に土地を寄進することで文化の保護を図ったのです。

ロード・オブ・ザ・リングのロケ地

ルアペフ山は全世界でヒットした映画、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地としても有名です。「滅びの山」として、霧の立ち込める幻想的な雰囲気を醸し出しています。

トレッキングやスキーで楽しむ

夏はトレッキング、冬はスキーとして多くの観光客が訪れる国立公園。 たくさんのトレッキングコースが整備されていて、特に１日でナウルホエとトンガリロを横断するコースが人気です。冬のスキーエリアは、北島最大のスキー場です。

2.トンガリロ国立公園の３つの火山

トンガリロ

タウポ湖から20km南西にある、標高1978mの山。今もなお噴火を続ける活火山で、一番最近の噴火は2012年。トンガリロ国立公園内の中野山では、一番標高が低い。 エメラルド色の、美しい火山湖が特徴。

ナウルホエ

タウポ湖南岸から25km南、ランギポ砂漠の西に位置する標高2,291mの火山。まるで富士山のような稜線を持っているため、実物を見て感動する人が多い。活火山ではあるものの、1977年以降噴火はしていない。

ルアペフ

タウポ湖南岸から約40km南西にある、トンガリロ国立公園の中で最高峰の2,797mの山。３つの峰が特徴で、最高峰はその中のタフランギ峰。「ルアペフ」とは、マオリ族の言葉で音のする穴という意味がある。一番直近の噴火は2007年。ロード・オブ・ザ・リングのロケ地としても有名。

3.訪問者の声

地図はこちら

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観光案内所のあるファカパパ・ビレッジ。ここまでは、アルパイン・シーニック・ツアーズ（Alpine Scenic Tours）社が、タウポやトゥランギなどの周辺の街からバスを運行しています。電車の場合は、トンガリロ国立公園内のナショナル・パーク駅が最寄りです。