石岡市はどんなところ？行ってみたくなる茨城県「石岡市」の基礎観光情報

茨城県石岡市。南北に長く広がる茨城県の南部に位置する都市で、東京からは電車で約1時間30分ほどの距離にあります。

石岡市とは?

茨城県南部に位置する石岡市は、南西部は霞ヶ浦に接し、市西部は筑波山に囲まれています。日本有数のスカイスポーツエリアとしても人気があり、気象庁地磁気観測所のある場所としても知られています。また古くは常陸国の国府が置かれた歴史ある街で、市内には多くの古墳や遺跡が残されています。

石岡市の魅力

石岡市では、市西部に田園地帯が広がり、茨城県でも有数の米所として有名な他、みかん、柿、いちごなど多くの果樹園があり果物狩りを楽しむことができます。また養鶏も盛んで、筑波地鶏などが有名です。その他、関東でも有数の酒造がある地域であり、渡舟や府中誉など、全国的にも有名な日本酒の酒造があります。

石岡市の歴史

石岡市は奈良時代に常陸国の国府が置かれ、江戸時代には水戸藩の支藩となりました。明治に入り、石岡町が誕生し、第二次世界大戦後の市施行により、石岡市が制定されました。平成の大合併により隣の八郷町と合併し、現在の石岡市が誕生しました。

石岡市に行ったらできること

石岡市にはたくさんの動物が飼育されている東筑波ユートピア、ダチョウ王国などがあり、動物たちと触れ合いながら楽しい時間を過ごすことができます。また茨城県フラワーパーク、恋瀬川サイクリングロードなど、自然に触れ合うことのできる場所もたくさんあります。

おすすめ観光スポット

1．茨城県フラワーパーク

石岡市の北西部、筑波山のふもとに広がる茨城県フラワーパーク。バラ500種3万株ものバラをはじめ、シャガ、やまゆり、ダリア、ベコニアなど、一年を通して様々な花が咲き乱れるスポットで、週末を中心に多くの家族連れなどが訪れます。春と秋に開催されるバラ祭りをはじめ、パーク内では様々なイベントが開催されます。

2．常陸風土記の丘

石岡駅からバスで15分ほどの距離にある常陸風土記の丘。由緒ある街石岡を体験できるスポットで、復元された古代家屋や市内で出土した土器などを見学することができます。また、エリア内にある「獅子頭展望台」は石岡市のランドマークにもなっています。

おすすめホテル

石岡プラザホテル

石岡駅から徒歩2分の距離にある石岡プラザホテル。常磐道千代田・石岡インターチェンジからも車で5分ほどで、無料駐車場も完備されているため、車でアクセスされる方にも大変便利のよいホテルです。地元の新鮮な食材をたっぷり使ったレストランメニューは、身体にも優しく、旅で疲れた身体を癒してくれます。

おすすめ名産グルメ

1．いしおかサンド

石岡市で採れた農作物を使って作られる地元オリジナルスイーツのいしおかサンド。「石岡市産品を使用」「サンドしている」「各店のオリジナリティが加えられている」の3つのルールのもとに、市内13店舗で、それぞれオリジナルのいしおかサンドが販売されています。

2．地酒

筑波山系の清冷な水に恵まれる石岡市は、関東の灘と称されるほど、全国でも有名な酒どころの一つです。市内には現在でも石岡酒造・府中誉・白菊酒造・藤田酒造店の4軒の酒造が昔ながらの行程で丁寧な酒造りを行っています。

イベント

石岡のおまつり

「石岡のおまつり」として地元の人をはじめ、多くの人に親しまれているお祭りは正式には常陸國總社宮例大祭と呼ばれ、祭りの起源は8世紀と言われています。毎年９月中旬に常陸國總社を中心に盛大に開催され、開催期間中は約40万人の観光客が訪れ、山車14台、獅子32台が町中を練り歩きながら無病息災・交通安全等を願うお祭りです。

アクセス

石岡市は上野駅からJR東日本常磐線で、約1時間半、水戸駅からは約30分ほどでアクセス可能です。また常磐道千代田石岡インターチェンジまでは東京から車で約50分、水戸方面からは約15分ほどでアクセス可能です。


素材提供：トリップアドバイザー