滋賀　人気歴史スポット5選

滋賀県は近畿の中心部に位置しています。琵琶湖の豊富な水は、近畿の水がめとも言われ多くの人々の喉を潤しています。そんな滋賀県の中でも有名な観光スポットを5つあつめてみました！

1　彦根城

彦根城は、滋賀県彦根市にあるお城です。このお城は井伊直継・直孝によって、約20年のという長い歳月をかけて完成した居城でもあります。
また、ゆるキャラの先駆けともいえるひこにゃんに会えるスポットとしても有名です。とってもキュートなひこにゃんは、今でも大人気のキャラクター。ひこにゃんに会いに、彦根城に訪れる方も多いそうですよ。

2　比叡山延暦寺

世界遺産にも認定されている比叡山延暦寺。京都の都から見て、北部に位置する為に「北嶺」とも呼ばれていました。平安時代の初期に、僧最澄によって開かれて以来、日本天台宗の総本山として知られています。
霊峰比叡山一帯が延暦寺の境内になります。険しい山の中に広がる延暦寺は、日本仏教の聖地としても知られています。今でも厳しい修行に向き合う僧が多くいます。

山の上からは、琵琶湖や滋賀県の風景を見ることができます。高い山の中でひっそりと存在する比叡山延暦寺。四季折々の美しい風景を楽しむことができる施設でもあります。

3　甲賀の里忍術村

甲賀と言えば、忍者の里として昔から知られていたスポットです。そんな甲賀には忍者になりきって遊ぶことができる甲賀忍術村があります。
この施設では、忍者の衣装を身に纏って様々な修行を積むことができます。忍者のように石垣を上ったり、井戸の底を潜ったり…さらには水蜘蛛の術として池の上を渡ったり…
この忍びの里を出るころには、立派な忍者になっている！…かもしれませんね。子供も大人も楽しめる施設になっています。

4　三井寺

三井寺は正式には園城寺と言います。滋賀県大津市にあり、天台寺門宗の総本山としても有名ですね。7世紀に創建されたと伝えられる三井寺。その歴史は激動の歴史でもありました。
平安時代より、貴族や文人から信仰を受けた三井寺は10世紀ごろから延暦寺との対立が激化。何度も焼打ちにあいます。また、豊臣政権の時代には寺領を没収され事実上の廃寺にまで追い込まれますが、何度も困難を乗り越えて現在の形まで復興を遂げてきました。
三井寺と言えば、有名なものが「三井の晩鐘」です。日本三名鐘の一つにも数えられ、近江八景の一つにもなっています。何度も襲ってきた困難を乗り越えて、今も美しい鐘の音色を響かせています。

5　多賀大社

お多賀さんの愛称でしられる多賀大社。滋賀県の人だけでなく、県外の人からも多くの人に愛されている神社です。この神社は様々な神様を作ったといわれる 伊邪那岐命（イザナギ）・伊邪那美命（イザナミ）の二人の神様をお祀りしており、いのちの神様としても知られています。
また、境内には美しい枝垂れ桜の木があり春になるととても綺麗な花を咲かせます。この枝垂れ桜を楽しみに、多賀大社にお参りする人も多くいます。
時代に応じて為政者から信仰を受けてきた多賀大社。特に豊臣秀吉が母親の延命嘆願をして叶ったという経緯から贈られた太閤橋という橋もあります。
素材提供　トリップアドバイザー