夏といえば花火ですね!毎年あちこちで花火大会が催されています。今回、ご紹介するのは熊野大花火大会。毎年8月17日に三重県熊野市の七里御浜海岸で開催されている、三重県一の規模を誇る花火大会なんです!
300年の歴史!迫力の熊野花火大会
http://tk-from200710.blog.so-net.ne.jp/2011-08-21
熊野の花火大会の起源は、およそ300年前だとされています。お盆の初精霊供養として花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったことがはじまりとなったそうです。古い歴史と伝統がある花火大会なんですね。戦時中に一度は中止になったものの、昭和21年から復活。昭和38年からは、旧盆明けの8月17日に行われるようになりました。現在では紀州路最大のイベントとして、約20万人が集まり賑わっています。
毎年1万発もの花火が打ち上げられ、豪華絢爛♪
https://www.youtube.com/watch?v=UbeFNyPrJMU
熊野大花火大会での総打ち上げ数は、約10,000発!打ち上げ花火はもちろん、鬼ヶ城の岩場や洞窟を利用した大仕掛もあり、その臨場感は圧巻の一言。単なる花火大会を超え、ひと夏、一夜限りの“エンターテインメント・ショウ”といっても過言ではありません。日本でも有数の「凝った花火」が見られる!
七里御浜海岸の大海原に、豪快な花火絵巻を展開する熊野大花火大会。連発されるスターマインをはじめ、ユネスコの世界遺産にも指定されている景勝地「鬼ヶ城」に直接花火を設置する仕掛け花火など、この地ならではの花火も盛りだくさん!
心臓直撃の爆発音や爆風のみならず、岩場での反射音や洞窟での響鳴音も大きな演出となっているから驚きですよね!
一般の人から募集する「メッセージ花火」
熊野大花火大会では、特別なメッセージを乗せて贈ることができます。結婚記念日、誕生祝い、プロポーズ、感謝の言葉、などなど、あなたから大切な人へのメッセージは、大輪の花となって会場に咲き誇ります。
言葉では伝えづらいことも花火に託せばとてもロマンチック。メッセージは熊野市観光協会で受け付けているので、ぜひ応募してみてはいかがでしょう?
精霊供養が起源なので灯篭焼きもあるんです
http://blog.goo.ne.jp/kumadoco/e/8f50a83106535fcdf28f541ceb4fdfa8
300年余りの歴史と伝統を誇る熊野大花火大会の起源は、お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったのがはじまりといわれています。現代では大規模な花火大会となりましたが、初精霊供養という目的は消滅することなく、現在でも灯籠焼きや追善供養の打ち上げ花火などがプログラムに組み込まれているそうです。
一番のオススメは「鬼が城大仕掛け」
http://autocampclub.seesaa.net/article/214023294.html
熊野大花火大会の最大の見どころは、フィナーレを飾る「鬼ヶ城大仕掛け」!鬼ヶ城の岩場や洞窟に直接花火を置き、仕掛け花火として披露。扇状に開いた花火は芸術作品とでも呼びたいほどの美しさと感動、迫力とスリルを思う存分味わうことができます。その体感震度は、なんと震度7にも匹敵すると言われているほど!あなたも自分の目と体で、ぜひ体感してみることをオススメします!
海上自爆と岩上自爆は轟音が響き渡る
https://www.youtube.com/watch?v=y4k9hFXXsSU
全速力で走る2隻の船から、火のついた花火玉を次々と海へ投げ入れ、海上で半円形の花を咲かせる「海上自爆」もスリル満点!海の上ならではの効果を最大限に利用した、珍しい花火です。火の粉をまき散らしながら、船を追いかける形で開いてゆく花火。観客の目の前を通り過ぎる様は、見ごたえ抜群!その美しさと力強さは、花火師の命がけの仕事の上に成り立っているのですね。
三尺玉は水上で直径約600mの花火に♪
http://photorider.blog53.fc2.com/blog-entry-179.html
400mの沖合いに浮かべた鉄骨製のイカダに、重さ250kgの三尺玉を設置して爆発させる「三尺玉海上自爆」。いかつい名前とは裏腹に、扇形の花火の直径は600mにもなり、その美しさは観る者を虜にしてしまうに違いありません…迫力を楽しむなら間近で観覧!
■ 基本情報
- ・名称: 熊野大花火大会
- ・開催場所: 三重県熊野市木本町~井戸町 七里御浜海岸
- ・アクセス: JR紀勢本線「熊野市駅」から徒歩5分
- ・開催時期 :8月17日
- ・開催時間: 19時10分~21時30分 ※雨天などの場合は延期
- ・電話番号: 0597-89-0100(熊野市観光協会)
- ・公式サイトURL: http://www.kumano-kankou.info/kumano-fireworks/
いかがでしたか?大阪や名古屋からのアクセスも向上し、行きやすくなった熊野大花火大会。毎年、相当な混雑をみせているようです。遠方から訪れる方は早めにホテルをとってくださいね。花火大会を支えた陰の立役者でもあり国の名勝天然記念物でもある、鬼ヶ城を訪れてみてはいかがでしょう?