これまで「旅」といえば、どこかへ出かけることが目的で、列車は移動のための手段でしかありませんでした。しかし、今注目されているのは、列車に乗ること自体が旅の目的になる「列車旅」です。
本格的なグルメや現代アート、足湯など、旅のメインとなるような趣向をこらした列車旅がいっぱい!今回は、東日本で楽しめる列車旅をご紹介します。
「東北エモーション」で絶品ランチ
列車の中にすてきなレストラン
車内にオープンキッチンがあり、できたての料理が食べられる東北レストラン鉄道。三陸の海が広がる青森の八戸~岩手の久慈をむすぶ、約2時間の列車旅です。窓からの眺めがいいところに差し掛かるとアナウンスが流れ、ゆっくり走行してくれるという嬉しい演出も!
シェフのつくりたて料理を列車で満喫
列車の中はまるでレストラン。年に2回メニューを監修する担当シェフが入れ替わり、四季ごとのオリジナルメニューが食べられるのも東北エモーションのこだわりです。
季節ごとに乗っても、違った味を楽しめるのがおもしろいですね!八戸発ではランチ、久慈発ではデザートビュッフェが楽しめます。
美しい景色とグルメが大好きな人に、オススメしたい列車旅です!
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「現美新幹線」でアートな旅
乗る前からワクワクが止まらない
ひときわ個性を放つ列車旅といえば、「現美新幹線」。その名のとおり、列車の外側も内側も、アート作品で包まれた新幹線です。越後湯沢〜新潟をむすぶ、約1時間の芸術旅。外観には写真家・蜷川実花さんの作品がプリントされており、列車に乗る前から感性をビシビシ刺激されちゃいます! 乗り込む前の写真撮影をお忘れなく。
まるで美術館のような列車
「現美新幹線」は、いわば世界で最も速い美術館。各車両には、注目のアーティストがこの列車のために制作したアート作品が展示されています。車内カフェでは、地元素材にこだわったスイーツと燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーがオススメ! 芸術の旅を心ゆくまで堪能しましょう!
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足湯に癒される「とれいゆ つばさ」
列車の中でほっこりリラックス
福島〜山形の新庄をむすぶ列車旅。なんとこの「とれいゆ つばさ」では、車窓からの景色を眺めながら足湯に浸かれるんです!和モダンな車内でのんびり足湯を楽しんだあとは、畳の湯上がりラウンジでほっこり♪
お座敷指定席を取れば、ゆったりとした畳座席で特別な和の旅を楽しめます。
畳にすわって地元の味を楽しもう
他の列車旅との違いは、なんといってもオープンな「湯上りラウンジ」でくつろげるというところ。列車の中で足が伸ばせるのはうれしいですね。
バーカウンターで山形の地酒やフルーツジュースを飲んだり、山形の食材をふんだんに使ったオリジナルのお弁当を食べたり……列車に乗りながら、和の雰囲気でのんびり癒やされましょう!
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海をひとりじめ!「伊豆クレイル」
列車に乗ってリゾート気分を満喫
神奈川の小田原〜静岡の伊豆急下田をむすぶ、約2時間半の列車旅。各シートには大きな窓があり、まさに絶景をひとりじめできます。
デートならカウンター席、気心知れた友人たちと楽しむなら広いコンパートメント席がオススメ!どちらも海に面しているので、旅の話が弾みそうですね。
伊豆の食材を使用したランチを食べながら、海辺の景色を眺めるぜいたくなひとときを楽しんじゃいましょう!
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ほろ酔いで生演奏を聞く「越乃Shu*Kura」
「越乃Shu*Kura」は、観る・聴く・味わうが同時に楽しめる、新潟県内を走るご当地列車です。車窓からの景色を楽しみ、新潟の地酒を飲みながら、ジャズなどの生演奏に酔う……そんなほろ酔い旅♪5種類のお酒がそろった利き酒コーナーもあるので、日本酒好きにはたまりませんね!
越乃 Shu*Kuraの詳細はこちら
「えきねっと」で列車旅をチェック
どれもこれも個性的な旅ばかりで、思い出づくりにピッタリな列車旅。注目度急上昇中で、2カ月先まで予約がいっぱいなツアーもあるほどです。
びゅうトラベルサービスが運営するWebサイト「えきねっと JR東日本国内ツアー」には、今回紹介したほかにも列車旅のプランが満載。豊富なラインナップから、興味を惹かれる列車旅をチョイスしてください。今までとはひとあじ違う、旅の楽しみ方がきっと見つかりますよ!
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