yoppy
日本国内でも比較的有名な観光地でもある長崎眼鏡橋ですが、その詳細や周辺のスポットに関しては地元の人以外はあまり知らないかと思われます。そこで今回は眼鏡橋を中心にその一帯を探訪したいと思います。新たな発見があれば幸いと思います。長崎眼鏡橋の概要
長崎はいち早くキリスト教が布教された土地でもあり、禁教の時代にはキリシタン狩りと共に唐文化が多く導入され、仏寺が建てられていきます。興福寺の「黙子如定禅師」により架設したこの眼鏡橋は日本初のアーチ式石橋!!今では珍しくないアーチ橋ですが、当時は非常に珍しく長崎市民が毎日のように訪れ多くの人がここで川の流れを楽しんだそうです。
今では様々な場所で見られるアーチ橋ですが、実はこの長崎眼鏡橋が日本で初めてのアーチ橋だったということは皆さんご存じでしたか?日本で初めてということもあり、当時の人が「この橋は一体どうなっているんだ!?」と驚いている様子が目に浮かびますね。
長崎眼鏡橋の魅力は?
概要で長崎眼鏡橋の歴史的価値はある程度理解できましたが、その他の魅力についても探っていきましょう。ここまでで様々な歴史的な背景を見て参りましたが、最近では珍しくなくなってしまったアーチ橋を見て「どこが魅力的なの?」と思う方もいるかもしれません。しかし実はこの長崎眼鏡橋、様々な魅力が隠されているのです!
夜はメガネになる???
夜は水面に映り、綺麗な眼鏡型になるそうですが・・・・川面に映った影が「メガネ」に見えることから、眼鏡橋と名つけられたのは有名な話で、『日本橋』『錦帯橋』と並んだ日本三名橋。昼は愛らしい丸い眼鏡ですが、夜になるとサングラスのような相貌となり話題を呼んでいます。昼間は光の加減で眼鏡に見えたり見えなかったりするので、タイミング次第・・・ということでしょうね。袋橋方面からは綺麗な眼鏡に見えますが魚市橋方面からは橋の形しか見えないので注意!!
たしかにこの長崎眼鏡橋が水面に映ることによって、橋の下の形が反射し、眼鏡のような形に見えますよね!しかしやはり夜でも暗くなってしまうと見えづらくなってしまいますので、晴れた日の夜、月の光に照らされた日が見やすいでしょう。
長崎メモ⑭:夜のランタンフェスティバル@眼鏡橋 pic.twitter.com/Va42nQ6DjM
— はぐ@~2007.1.16 (@mashahug811) 2016, 2月 14
Tomの一人旅~気のむくまま、足のむくまま~
近くに中華街、イルミネーションも綺麗
日本三大中華街の一つ長崎中華街は、唐船専用の倉庫を建てる為の新地だったそうですが今では美味しい中華を堪能できる場所として観光客が訪れます。幕末から明治にかけては唐人屋敷が廃止されたことも、この地区に中国人が住み着き料理の盛んな中華街としての歴史を作ったと考えて良いのではないでしょうか。眼鏡橋からは徒歩15分程度なので、こちらにも立ち寄りたいですね。
近くにある中華街は、幕末から明治時代にかけての歴史的な背景が影響しているかもしれないのですね。そう考えるとこの辺りは歴史の宝庫とも言えるかもしれませんね!そして控えめなイルミネーションがまた歴史的な背景のある町に合っています。
昼間の賑やかさからは想像出来ないくらいがらんとした中華街も良い
長崎っていい街だね