Tighten up!
湯河原町は神奈川県の南西部の町で、湯河原温泉があることで有名な町です。東海道が通り、古くから宿場町として栄えた湯河原町は、過去に多くの文豪や画家などが逗留し、この地で多くの作品を生み出しました。そんな歴史と文化豊かな湯河原町には、風光明媚な観光スポットも盛り沢山!今回は湯河原町でカップルがデートするのに最適な観光スポットをご紹介いたします。楽しい思い出を作っちゃいましょう♪
1.万葉公園
私のおすすめ度:★★★★★
http://kuriharano.exblog.jp/12398007/
湯河原温泉の中心部、川沿いに細長く整備された万葉公園です。園内には遊歩道が整備され、秋には見事な紅葉が楽しめます。また、文豪 国木田独歩の碑や、国内最大級の広さを持つ足湯「独歩の湯」などがあり、カップルのみならずリフレッシュには最適な公園となっています。通常足湯の施設と言うと、無料で通りすがりに入れる所が多いのですが、こちらの足湯は有料の施設です。それもそのはず、なんと効能別に9つもの足湯が用意されているんです!足湯には珍しいこの大規模施設。湯河原町まで来たら一度は立ち寄らないと損ですよ!
足湯のほか、万葉時代の建築物を模したという万葉亭や『武蔵野』『忘れえぬ人々』などで知られる国木田独歩の碑、湯河原温泉を謳った万葉集の中の一首を刻んだ歌碑などが建てられていますので、是非ご覧になってください。
追加情報
むかし、駿河の国(静岡県)の山奥で老いたタヌキがエサをさがしていたところ、猟師の放った矢が深く刺さり、大怪我を負ってしまったそう。命からがら湯河原の渓谷までたどり着き、湧き出てくる湯で傷口を洗っていると、たちまち傷が癒えたそう。タヌキはこのことに感謝し、人々に温泉を広めたと言われています。
■ 基本情報
- ・名称: 万葉公園
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704
- ・営業時間: (万葉公園足湯施設独歩の湯)10:00~18:00
- ・定休日: (万葉公園足湯施設独歩の湯)毎月最終日が定休(最終日が祝日の場合は前日)
- ・電話番号: (湯河原観光会館)0465-62-3761
- ・料金: (万葉公園足湯施設独歩の湯)大人300円/小中学生200円
- ・公式サイトURL: http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/guide/manyo-park.html
2.ガラス工房 玻璃
私のおすすめ度:★★★★☆
http://hari.pepo.jp/
ガラス小物の販売や、ガラス小物作りの体験が楽しめる工房、ガラス工房 玻璃をご紹介します。なんといっても体験教室。こちらは予算や時間に合わせてガラス小物の製作が体験できます。制作する小物に合わせて1500円~3800円ほどの料金で、また時間も30分で出来るものから3時間程度まで幅広くコースが設定されています。体験には予約が必要ですから事前に電話で確認しておくことを忘れないようにしましょう!また体験教室に参加しなくても、可愛いガラス小物が販売されています。店主の作ったギャラリーにもなっていますので、眺めてるだけでも十分に楽しめると思いますよ♪
数あるジャンルのガラス作品の中でも、こちらの工房ではステンドガラスを主に取り扱っておられます。上記のような体験教室に加え、月2回もしくは4回開催される一般教室も開校されていますので、ぜひ参加してみてくださいね。
追加情報
こちらの工房は、自然豊かな幕山公園の入り口近くにあります。幕山公園は1年を通して様々な花が楽しめる美しい公園です。ガラス小物の購入がてら散策してみるのも良いですね♪また、この公園で特に必見なのがクスノキの純林です。「かながわの美林50選」のひとつに選定されているスポットで、明治時代の終わりごろに植えられたと言われています。美しいクスノキに癒やされてみてください。
■ 基本情報
- ・名称: ガラス工房 玻璃
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋855−2
- ・営業時間: 13:00~17:00(体験の予約がある場合は10:00~)
- ・定休日: 日曜日、月曜日
- ・電話番号: 0465-64-0802
- ・料金: ・ステンドグラス (オーナメント)1500円 (小物入れ)2000円 (鏡)3500円 (お休みランプ)3800円 ・バーナーワーク (とんぼ玉)1800円
- ・公式サイトURL: http://hari.pepo.jp/index.htm
3.MAZDA スカイラウンジ
私のおすすめ度:★★★★★
http://find-travel.jp/article/2110
湯河原と箱根の中ほどにあります、MAZDAスカイラウンジをご紹介します!見事な絶景を楽しめるこちらのラウンジは、山道を登っていかなければならないため、アクセスは少々不便ですが、それを補って余りあるほどの絶景を楽しむことが出来ます!山の上から見下ろす箱根の山々と芦ノ湖の湖面、そして向こう側にそびえる巨大な富士山はまさに雄大の一言!天気が良ければそれらの景色を一望出来ますし、標高が高く寒い時には中へ入りましょう。室内でドリンクを飲みながら景色を楽しむことが出来ますので、会話が弾むことは間違いありませんよ!
360度の大パノラマを楽しめる湯河原屈指の絶景スポットです。芦ノ湖や富士山のみならず、海側では初島・大島・三浦半島・房総半島を一望することができますよ。この風景を眺めながらお食事を頂くこともできちゃいます。
クチコミ情報
今日の箱根は、いい天気! MAZDAスカイラウンジから絶景~。 pic.twitter.com/6j27v7HO6h
— うりぼ (@uribou_rider) 2015, 10月 12
■ 基本情報
- ・名称: MAZDAターンパイク箱根-MAZDAスカイラウンジ
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋955
- ・営業時間: 5:30~22:30 (最終入場時間 22:00)
- ・定休日: なし
- ・公式サイトURL: http://www.htpl.co.jp/
4.西村京太郎記念館
私のおすすめ度:★★★☆☆
日本の推理小説界の大家であり、トラベルミステリーの第1人者でもある西村京太郎の記念館です。西村京太郎のミステリー小説は、いくつもドラマ等で映像化されていますので、小説を読んだことはなくても、名前くらいは聞き覚えがあるのではないでしょうか?500冊以上にもなる著作の数々を始め、時刻表トリックよろしく館内に設置された鉄道ジオラマ。作者の直筆の生原稿や秘蔵のコレクションなど、しっかりと作りこまれた記念館になっています。また館内には鉄道ジオラマの周辺で事件が起こったような跡があるなど、遊び心も満載です。小説やミステリーが好きな二人なら、訪れてみるときっと良い思い出になりますよ♪
西村京太郎氏は1970年代以降に肝臓障害や尿路結石を患い、さらには脳梗塞を発症させてしまいました。左半身の一部が麻痺し、病気療養のためにこの湯河原へと転居しました。その際、この記念館を摂理されたそうです。
追加情報
作者が湯河原に移住したことから作られたこの記念館、すぐ近くには作者の自宅もあるそうで、基本的に毎週日曜日に記念館を訪れ、サイン会を開いているのだとか。ファンにはたまらないイベントですね!ただし、このサイン会は取材などで本人不在の場合は行われませんのでご注意くださいね。また、ファンクラブもあるそうで、会員になると、西村京太郎氏が好きだという炭焼きコーヒーが飲めたり、サイン入りマグカップをもらえますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 西村京太郎記念館
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上46-62
- ・営業時間: 9:00~16:30(入館は16:00まで)
- ・定休日: 水曜日(休日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月4日)
- ・電話番号: 0465-63-1599
- ・料金:大人500円/大・高・中学生300円/小学生100円
- ・公式サイトURL: http://www.hana2009.com/sight_yugawara_nishimura.html
5.不動滝
私のおすすめ度:★★★☆☆
千歳川の上流にある、落差15mの不動滝です。湯河原温泉の大滝ホテルの敷地内に懸かっているので、こちらに宿泊すると観光にも便利ですよ。落差15mと高さはそれほどでもありませんが、水量は豊富で湯河原の景勝地として親しまれています。周囲には竹が生い茂っており、滝の左側には身代り稲荷、右側には出世大黒尊が祀られています。また滝のすぐ近くには、これまた風情のある茶屋があり、休憩も可能です。緑溢れる山々に囲まれて流れる滝と、雰囲気を盛り上げるような稲荷と大黒尊天、まさにパワースポットといった雰囲気ですよ♪
湯河原温泉から奥湯河原へ向かう道中、大通り沿いに位置していますので、気軽に立ち寄りやすいですよ。またあまり目立った看板もないため、穴場スポットとなっています。時間がある方にはぜひオススメします。
クチコミ情報
湯河原の不動滝に行ったよー。 pic.twitter.com/YM2mTxt38f
— まっちぐっど (@matchgood) 2015, 9月 12
■ 基本情報
- ・名称: 不動滝
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上750
- ・電話番号: (大滝ホテル)0465-62-7111
- ・公式サイトURL: (大滝ホテル)http://www.ootaki-hotel.com/
6.かぼちゃ美術館
私のおすすめ度:★★★★☆
水玉模様と網模様をモチーフにした幻想的な絵画で知られる前衛芸術家「草間彌生」の作品のうち、かぼちゃに関する作品が展示されている美術館です。人気作品である「黄色いかぼちゃ」の常設展示のほか、ハロウィン祭り等、季節に合わせたイベントも開催されています。草間彌生の作品は、原色に水玉模様と非常にスピリチュアルな作風を持つものが多く、それ故に感性を強く刺激します。人によっては作品を見ていると疲れてしまうかもしれません。そんな時は併設されているかぼちゃカフェに立ち寄りましょう!ドリンクやプリンなど、美味しいかぼちゃスイーツが出迎えてくれます♪
1950年代から2003年のものを中心に、約100点もの草間彌生作品が展示されています。「前衛の女王」の異名の通り、とにかく見たこともないような個性的なデザインばかり。ちなみに、半券を保管しておき、次回来館するときに提示すると入館料が半額になりますよ。
クチコミ情報
湯河原の住宅地の中にひょこっと、かぼちゃ美術館というところへ。館長さん含めシュールで私好みなとこでした。 pic.twitter.com/C7xUeQXH7b
— kisa (@kisa_kaki_kaki) 2015, 5月 31
■ 基本情報
- ・名称: かぼちゃ美術館
- ・住所: 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上97-2
- ・営業時間: 9:30~17:00
- ・定休日: 火曜日(祝日の場合は翌日)/カフェ 火・水曜日
- ・電話番号: 0465-63-7210
- ・料金: 一般1000円/高校生以下500円
- ・公式サイトURL: http://www.cabocha.org/index.htm
7.幕山公園
幕山公園は標高626mある幕山にある高園です。幕山は湯河原梅林という全国でも有名なものがあります。湯河原梅林はとても綺麗で、見ているだけで心が和んでいきます。カップルで行くといいムードになることでしょう。2月〜3月はイベントが!
湯河原梅林は毎年2月の上旬から3月の中旬になると、野菜や特産品の販売が行われます。臨時バスも運行します。毎年2月の上旬から3月の中旬が湯河原梅林一年で一番綺麗状態になるのです。なので、それにあわせてイベントが行われまるのです。
基本情報
- ・名称:幕山公園
- ・住所:神奈川県湯河原町鍛冶屋
- ・電話番号:0465-63-2111(湯河原町観光課)
- ・オススメの時期:2月〜3月
8.ゆとろ嵯峨沢の湯
ゆとろ嵯峨沢の湯は「こちょうの湯」と「ささはなの湯」という2つの浴場があります。こちょうの湯には岩風呂、洞窟の湯、打たせの湯、小滝の湯が、ささはなの湯には岩風呂、気泡の湯、大滝の湯がありそれぞれ特徴があります。この2つの浴場は、日替わりで男女の場所が変わります。どちらも特徴があるので、2日続けていっても楽しめます。
源泉が飲める!
この温泉は源泉を飲むコーナーがあります。温泉の質が高くないと源泉はのめないので、ここはかなりいい温泉なのです。基本情報
- ・名称:ゆとろ嵯峨沢の湯
- ・住所:神奈川県湯河原町吉浜1191
- ・営業時間:10~23時(受付は~22時)
- ・定休日:木曜(祝日の場合は営業、2・3・8月は無休)
- ・電話番号:0465-62-2688
- ・料金:2,000園前後
- ・公式サイトURL:http://www.yutoro.co.jp/
9.町立湯河原美術館
湯河原温泉街にある小さな美術館、町立湯河原美術館です。ここは赤レンガで造られており、他の建物とはちょっと違います。ここで展示されている美術作品は、湯河原に関係が深かった画家の作品が展示されています。関係が深い画家には、竹内栖鳳、安井曾太郎、伊東深水などがいます。広くとられたスペースでゆったりと鑑賞できます。
平松礼二館も併設している
湯河原に関係が深い画家の作品だけではなく、平松礼二館も併設しています。常に20以上の作品を楽しめます。基本情報
- ・名称:町立湯河原美術館
- ・住所:神奈川県湯河原町宮上623-1
- ・営業時間:9時~16時30分(入館は~16時)
- ・定休日:水曜(祝日の場合は開館)、臨時休館あり
- ・電話番号:0465-63-7788
- ・料金:大人600円、子供300円
- ・公式サイトURL:http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kyoiku/museum/
10.人間国宝美術館
ここは人間国宝美術館という名前の通り、人間国宝の作品を集めています。美術品として最高峰の作品である、十三代目今泉今右衛門の作品などが展示されています。高級な美に触れて欲しいという思いが出ています。とても芸術性が高い美術館なので、カップルの2人とも芸術の感動を味わえるでしょう。人間国宝は伊達ではありません。
人間国宝が作った茶碗で抹茶が飲める
ここの販売コーナーはなんと、人間国宝が作った茶碗で抹茶を味わえます。美に触れて欲しいという思いがあらわれています。基本情報
- ・名称:人間国宝美術館
- ・住所:神奈川県足柄下郡湯河原町中央3-16-1
- ・営業時間:9時30分~17時(最終入館~16時30分)
- ・定休日:無休
- ・電話番号:0465-62-2112
- ・料金:1000円
- ・公式サイトURL:http://www.nikobi.com/
いかがだったでしょうか?温泉地として名高い湯河原町ですが、温泉以外にも様々な魅力にあふれています。あなたもこれらのスポットを巡って、恋人や夫婦の仲を更に深めてみてはいかがでしょうか?どこもいい所なので是非行ってみて下さいね。