岐阜県南部に位置する多治見市は、市内に由緒ある窯元などが多く、美濃焼の里としてしられていますね。名古屋にもちかいことからベットタウンとしてしられていて、名古屋市から観光に訪ねるのにとても便利な場所にあります。窯元巡りや、市内にある名所・史跡をたずねながら、オリジナル陶器をつくってみたり、銘菓をお土産にしてみませんか?おススメの15選です。
美濃焼で有名な多治見市。市内には由緒ある窯元やギャラリーがたくさんあります。そんな多治見市のお土産は…? 陶磁器の他にもいろいろありますよ!
三千盛 (みちさかり)
安政年間の創業以来、からくちの銘酒として愛用されている「三千盛」。昭和30年代、甘口の酒が主流となる中、当時の店主・水野高吉が苦労を重ねてすっきりとしたからくちの酒を作り上げました。今では「三千盛でなければダメだ」というファンも多いそうです。
毎年 11月と3月には酒蔵で「感謝祭」が行われ、試飲、コンサート、酒蔵開放などがありますのでお見逃しなく! 年末には、翌年の干支の絵柄を入れた贈答品「美濃陶酔(みのとうすい)」が発売され、人気を集めています。
■ 基本情報
- ・名称: 株式会社 三千盛
- ・住所: 岐阜県多治見市笠原町2919
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 11月~2月 日曜・祝日/3月~10月 土・日曜・祝日
- ・電話番号: 0572-43-3181
- ・公式サイトURL: http://www.michisakari.com/index.html
かくとくり
市之倉町の陶磁器の器に、銘酒「三千盛」の大吟醸酒を詰めたコラボ商品。蓋には大垣の木枡を使用、赤・黒・白からなるモダンなデザインで、飲み終わった後も徳利や花瓶として使えます。第9回国際陶磁器展 美濃 ファクトリーデザイン部門で銅賞を受賞しました。
とっくりは美濃焼(多治見産)、中身は「三千盛」と、多治見の逸品がぎゅっと詰まったお土産です。桧の香りがする升で飲むお酒は格別だとか。色も赤・白・黒とあるので紅白で組み合わせてお祝いに、白と黒を組み合わせてシックな贈り物にと、お洒落にキメて下さいね!
■ 基本情報
- ・名称: 株式会社 三千盛
- ・住所: 岐阜県多治見市笠原町2919
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日: 11月~2月 日曜・祝日/3月~10月 土・日曜・祝日
- ・電話番号: 0572-43-3181
- ・公式サイトURL: http://www.michisakari.com/index.html
禅味水月麩
多治見市にある禅寺「虎渓山永保寺」の精進料理からヒントを得て作られた生麩。こだわりの手作り生麩を使い、一週間かけてじっくりと煮込むのだそうです。甘辛いその味はあさりのしぐれ煮に近いですが、食感は生麩ならではのもの。麩は植物性たんぱく質豊富でヘルシーな食材です。毎日の食卓にどうぞ!
ご飯にかけたり、おにぎりにしたり、お茶漬けや酒の肴にも合うそうです。食感はコリコリとてまるで貝のよう。麩がこんなに美味しくなるのかと驚きます。精進料理として貝の代わりに出されたものなのでしょうか? この新しい食感を是非お試しください。
■ 基本情報
- ・名称: ㈱武内商店
- ・住所: 多治見市大正町3-16
- ・電話番号: 0572-22-0326
- ・取扱店: 多治見市PRセンター (たじみ創造館1F)、多治見駅観光案内所 (JR多治見駅2F)
多治見あられ
元祖多治見土産として知られている多治見あられ。いろいろな味があり、ごま、海老、生姜の定番に加えて、新作のゆず七味も登場も登場しました。うるち米を粉にしてせいろで蒸し、2日間寝かせて醤油にからめ、再び乾燥させ…と複雑な工程の中でじっくりと焼き上げられらあられは、パリパリッとした美味しさです。
食べ始めたら止まらない味…。定番の醤油味が人気だそうですが、生姜やゆず味も一味違った美味しさが感じられます。是非お試し下さい。昔からあるあられで、懐かしいと買い求める人も多いとか。ギフトセットもいろいろありますよ。
■ 基本情報
- ・名称: 村瀬商店
- ・住所: 多治見市宝町4-135
- ・営業時間: 11時~19時
- ・定休日: 日曜・第2土曜
- ・電話番号:0572-22-1520
- ・取扱店: 多治見市PRセンター (たじみ創造館1F)、多治見駅観光案内所 (JR多治見駅2F)
うながっぱスイーツ
多治見市のマスコットキャラクターは「うながっぱ」にちなんで、いろいろなスイーツが作られています。「うながっぱのおくち」は、うながっぱの黄色い口をイメージにしたスイーツで、ふわっとした生地に餡が包まれています。どら焼きの「うながっぱどら」、抹茶と黄な粉味がある「「うながっぱ美濃初衣」など、いろいろありますよ!
うながっぱは、市の名物「うなぎ」と「河童」を組み合せたキャラクターだそうです。「うながっぱの忘れ物」はうながっぱの頭のお皿をモチーフにしているそうで、面白いですね! 季節ごとに異なった味が楽しめます。「うながっぱ饅頭」「うながっぱ最中」と、うながっぱスイーツはまだまだ続きます!
■ 基本情報
- ・名称: うながっぱスイーツ
- いろいろなお店で販売されています。下記のサイトをご参照下さい。
- ・公式サイトURL: http://www.tajimi-pr.jp/sweets/sweets.htm (多治見市観光協会)
6.美濃陶酔
http://www.kankou-gifu.jp/kr/portfolio/food/7505/
美濃焼とお酒のコラボ。素敵な器でお酒を呑むとより美味しくいただけますね。徳利はもとより、洋食器もある美濃の陶器。どんな感じのコラボがあるのかそれは訪ねてのお楽しみ。
えとをあしらった美濃焼の酒器と地酒がセットの「美濃陶酔」はお歳暮用として人気を集めている。
— 岐阜綴 (@gifu_666) 2013年12月12日
酒器に「午」絵付け : #岐阜 :読売新聞 http://t.co/vsWLevrPug
基本情報
- ・名称:美濃陶酔 市之倉さかづき美術館内
- ・住所:多治見市市之倉町6-31-1
- ・アクセス:JR中央本線 名古屋駅より 快速で約36分「多治見」下車、東鉄バス「下半田川」行で約15分「市之倉」下車、徒歩3分
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:火曜・年末年始
- ・電話番号:0572-24-5911
- ・公式サイトURL:http://www.sakazuki.or.jp/
7.禅味合掌ゆば
多治見市の特産品のゆばです。味は三種類で、黒七味、しょうゆ、ゆずごまなど味があり、食べた人によるとまるでポテトチップスのようだとか。パリッとした食感がたまらない。
作っているのは武内商店で、販売は、たじみ創造館やたじみ観光案内所などでうられているそうです。
禅味合掌ゆば<ゆばせんべい>(3袋入り)【駅伝_東_北_甲】【楽ギフ_包装】 楽天市場 http://t.co/DwRzH4topn たじみやげ 価格840円
— umakamondesu (@umakamondesu) 2014年11月1日
基本情報
- ・名称:多治見市PRセンター (たじみ創造館1F)多治見駅観光案内所 (JR多治見駅2F)
8.お手のせさかづき最中
http://blog.livedoor.jp/umproyamashita/archives/50319862.html
市之倉さかづき美術館で販売しているお土産として最適な最中です。
http://blog.livedoor.jp/umproyamashita/archives/50319862.html
食べ方が独特なので、ぜひ自分でもたべてみたいところ。もらった人もきっと食べ方が面白いのではなしのたねにはつきませんね。美術館を訪ねた後に、売店を覗くことを忘れずに!
基本情報
- ・名称:お手のせさかづき最中 さかづき美術館
- ・住所:多治見市市之倉町6-30-1
- ・アクセス:JR中央本線 名古屋駅より 快速で約36分「多治見」下車、東鉄バス「下半田川」行で約15分「市之倉」下車、徒歩3分
- ・営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
- ・定休日:火曜日
- ・電話番号:0572-24-5911
- ・料金:一般 400円、大高生 200円、中学生以下無料
- ・公式サイトURL:http://www.sakazuki.or.jp/
9.春帰家
http://www.umezono-kasiho.jp/shop/products/detail.php?product_id=18
大正五五年創業の老舗中の老舗で、その技術とたしかな味を堪能してみませんか?甘いもの好きな女子だけでなく、上品な甘さなので、ちょっと甘いものはと懸念している人でも楽しめると思います。
賞味期限も1週間ある春帰家などはあっさりとして非常にたべやすいお菓子として人気です。そのほか、白あんと栗がはいってる珍しいお菓子もありますので、ぜひ賞味期限を確認してお土産として購入されてみてはいかが?
基本情報
- ・名称:和菓子処 梅園菓子舗
- ・住所:岐阜県多治見市新町1-2-6
- ・アクセス:JR多治見駅から徒歩10分
- ・営業時間:9:00-19:00
- ・定休日:毎週水曜日・第3木曜日
- ・電話番号:0572-22-1088
- ・公式サイトURL:http://www.umezono-kasiho.jp/shop/products/detail.php?product_id=3
10.東濃あめせんべい
たじみ創造館一階にあるPRセンターで購入可能な飴で抹茶とごま味があります。薄いせんべいのような形になっているのは、のどにつまらせないようにという優しい心遣いから。高齢者や小さなお子様にプレゼントしても安心ですね。やきものの織部をイメージしてつくられたそうです。飴なのに、せんべいというネーミングも優しい心遣いからとしれる素敵なお土産です。
- ・名称:多治見市PRセンターたじみ創造館1F
- ・住所:岐阜県多治見市本町5-9-1
- ・アクセス:多治見駅徒歩15分ほど
- ・営業時間:10:00~18:00
- ・定休日:第2、4水曜日(一部テナントは水曜日休業)
- ・電話番号:(0572)23-5444
- ・公式サイトURL:http://www.ob.aitai.ne.jp/~tajimipr/
11.陶乃窯 御菓子司 豊広 あんどう
http://misuzuo.blog34.fc2.com/blog-entry-486.html?sp
地元にちなんだ名前のお菓子があるこちらで、旅のおみやげとして多治見らしいものを選んでみてはいかが?
創業80年の老舗で、駅からも近くふらりと立ち寄って、食べ歩きにも適したおみ。大福が人気のみせでもあり、その種類の豊富さにびっくり。
基本情報
- ・名称:御菓子司 豊広 あんどう
- ・住所:岐阜県多治見市宮前町2丁目43番地
- ・アクセス:JR中央西線 多治見駅 徒歩5分
- ・営業時間:8:30〜19:00
- ・定休日:木曜日
- ・電話番号:0572-22-4672
- ぐるなび:http://r.gnavi.co.jp/28aeefjj0000/
12.幸兵衛窯(こうべいがま)
ミシュラングリーンガイドジャパンでも二つ星で消化しあれているこちらで人間国宝を見学し、ついでに作陶館で自分の好きな陶器を作ってみませんか。開窯200年という歴史があるこちらの土と釉薬をつかい、ろくろ、手びねり体験ができますよ。そのほか、この地域で有名なタイルを使ったタイルアートにも挑戦できるので、素敵なお土産になることもまちがいなし。
基本情報
- ・名称:幸兵衛窯作陶館
- ・住所:岐阜県多治見市市之倉町4-30-2
- ・アクセス:多治見駅より車で15分ほど
- ・営業時間:10:00~17:00(受付は15:30まで)
- ・定休日:火曜日(祝日の場合振替休館)、年末年始
- ・電話番号:0572-22-0509
- ・料金:ろくろ体験コース:3,000円、下絵付けコース:1,500円+ 素焼きの器代 (700円~1,500円/個 程度)、モザイクタイルコース:1,500円、7代加藤幸兵衛直接指導:3,000円~
- ・公式サイトURL:http://www.koubei-gama.co.jp/
13.虎渓窯(こけいがま)
http://blogs.yahoo.co.jp/mt_matterhorn4478/41743715.html
虎渓山のそばで、自然とのハーモニーを考えて作られている美しい手作りの焼き物を見たり、体験できます。こちらには、日本陶磁器デザインコンクール入賞伝統工芸士や、蓑陶芸展で大賞を受賞した若尾さんによって色々と習えます。
作陶は、3240円から、で作品のおおきさなどによってかわってくるそうです。絵付け体験などもできますので、相談してみてくださいね。オリジナルの陶芸をお土産として作るの旅の良い思い出になりますね。
基本情報
- ・名称:虎渓窯(こけいがま)
- ・住所:507-0015 岐阜県多治見市住吉町2-29
- ・アクセス:JR多治見駅よりタクシーにて5分
- ・営業時間:午前9時~12時、午後1時~5時
- ・定休日:火曜日
- ・電話番号:(0572)22-0129
- ・公式サイトURL:http://kokeigama.jp/
14.こども陶器博物館
陶器の町としてしられる多治見でこども陶器博物館で行われている絵付を楽しんでみませんか?地下一階でスタッフが丁寧におしえてくれます。当日もちかえることができるものから、あとで送ってもらうものまでいろいろありますが、子連れで旅をしてオリジナルの陶器のお土産は旅をより楽しくしてくれますね。
日常的につかえる、はしおきをはじめ、茶わん、飾皿など色々用意されています。絵がにがてなひとは、好きなキャラクターの転写シールもあるので心配なし。
簡単にできるコースから本格的までそろっていますので、時間と子供のやる気にあわせて選んでみてね。きっと素敵なオリジナル土産ができますよ。
基本情報
- ・名称:こども陶器博物館
- ・住所:〒507-0071 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6-67(多治見美濃焼卸センター内)
- ・アクセス:JR中央線「多治見駅」下車北口バス停より 「桜ヶ丘行き」バス乗車 約15分 → 「美濃焼卸団地前」下車 徒歩5分
- ・営業時間:10:00~17:00
- ・定休日:毎週月曜・火曜休館※春休み・GW・夏休みの展示期間中は開館。
- ・電話番号:0572-27-8038
- ・料金:はしおき 300円~/茶碗・飾り皿 500円~/マグカップ 800円~
- ・公式サイトURL:http://museum.kanesho.co.jp/studio/index.html#studio_course
15.虎渓山永保寺 朱印と絵葉書
http://toshinaoru.exblog.jp/15365999/
パワースポットとしてしられるここはぜひ訪れたいところ。帰りにそのご利益をえるために、寺務所によるのを忘れずに。お土産として絵葉書や御朱印を購入されてみてはいかが?絵葉書だと、春夏秋冬がそろいますし、プロのカメラマンが一番よいポジションで庭園やお寺をとっています。自分あてに近くの郵便局から投函すると、記念になりますよ。郵便局では風景印というのがありますので、それを押してもらうとより記念になりますね。
風景印を扱っている多治見市の郵便局一覧
基本情報
- ・名称:虎渓山永保寺
- ・住所:〒507-0014 岐阜県多治見市 虎渓山町1丁目40
- ・アクセス:中央自動車多治見インターから車で5分ほど、電車の場合、名古屋から中央多治見線多治見駅下車徒歩30分ほど
- ・営業時間:開所時間 午前9時~午後4時
- ・電話番号:0572-22-0351
- ・料金:朱印300円、絵葉書400円
- ・公式サイトURL:http://www.kokei.or.jp/
多治見のお酒にあう器を購入したり、購入した銘菓にあう和・洋食器をお土産にと考えるだけでわくわくしてしまいそう。陶芸の街だけに飴にもそれが反映しているのも面白いですね。焼き物文化が根付いている素敵な街、多治見の旅の思い出になる一品を発見してくださいね。