宿場町として江戸時代の姿をそのままに残す名所、「大内宿」。1年を通し多くの観光客が訪れる人気スポットですが、雪が積もる冬は一層美しいのです!30軒以上の茅葺き屋根の家が立ち並ぶ、風光明媚なその魅力をご紹介します。
気分は江戸時代!
福島県南会津の旧会津西街道両側にある茅葺屋根が美しい民家がが連なっている大内宿。年間を通して100万人以上の観光客が足を運ぶ、福島観光の定番スポットです。まるで江戸時代に迷い込んだような風景が素晴しい! 民家が残っているだけでなく、民宿や蕎麦屋、お土産屋などのお店もありますよ。
名だたる武将たちも来てました!
http://traveldreamscapes.blogspot.jp/2013/07/japan-fukushima.html
400年以上前、日光から会津城下へ繋がる運搬路として重要だった〝会津西街道〟。その宿場町として栄えたのが大内宿です。あの伊達正宗や、豊臣秀吉が通行した記録もあるんですよ!明治以降は主要道路から外れてしまいましたが、そのおかげで当時の面影をそのまま残しています。 当時を再現した「町並み展示館」
大内宿を進んだ先にある本陣跡地には「町並み展示館」があり、江戸当時の様子を伺い知ることができます。一年中薪が燃やされており、風情がたっぷり。民具や甲冑も展示されていて、見応え抜群です。■基本情報
- ・名称:町並み展示館
- ・住所:福島県南会津郡下郷町大字大内字山本8番地
- ・開館時間: 午前9時~午後4時30分
- ・休館日: 12月29日~翌年1月3日
- ・電話番号: 0241-68-2657
- ・料金: 大人250円、子ども150円
- ・関連URL:http://town.shimogo.fukushima.jp/category/culture_tourism/culture/town_exhibitio…
冬の大内宿は、一層美しい!
冬になり集落に雪が降り積もると、風景は一変。雪化粧した街並みがとても美しく、幻想的な世界へと変わります。冬ということもあり営業しているお店は減りますが、それでもこの景色は見る価値があります。
2月には雪まつりも!
http://blog.goo.ne.jp/ja0aaq/e/2d0affac974c90662f70220e224f81a0
毎年2月に行われる「雪まつり」では、雪灯籠に照らされた神秘的な世界を堪能できます。特筆すべきは、雪まつりのハイライト「御神火戴火」。下帯姿の男衆が、松明を持って走り回ります! http://www.tabirai.net/bus/column/0000224.aspx
これはもちろん我慢くらべなんかではなく(笑)、祭壇から頂いた御神火を雪灯籠にともすため。力強く、あたたかい光景です。 夜からが「本番」!
http://aizutetsudo.sblo.jp/article/43357665.html
会津・大内宿の雪まつりを訪れた。冬の情緒あふれる宿場町に、花火が舞い上がる #冬の暖かな灯を求めて2015 pic.twitter.com/jcqe3yaXJG
— さすたび (@sasutabi) 2015, 2月 16
2016年の「雪まつり」は、2月13日(土)・14日(日)に開催!昼夜で違う顔を見せる幻想の世界を体験しにいきましょう♪
ネギそば食べなきゃ!
http://d.hatena.ne.jp/XL883IRON/20120908/1347108961
おや?お箸は……
全長約1キロの大内宿には、お店も多く立ち並んでいます。中でも有名なのが、この「ネギそば」!『あれ、お箸が見当たらないけど?』と思いましたね?実は、このネギこそがお箸。ネギでそばをすくって食べるんです。な、なんて豪快なの…!お箸は頼まないと出てきませんのでご留意ください!美味しいからといって、ネギのかじり過ぎには注意です。そばが食べれなくなってしまうので(笑)、ペースを考えながら食べましょうね。
大内宿名物ねぎそば、お箸を使わず全てネギのみで完食! pic.twitter.com/A2JA6t0wqn
— charolais7 (@charolais7) 2015, 8月 17
ネギそばを食べて長寿祈願!
この独特の食文化「ネギそば」は、『ネギのように細くネギのように長く、白いネギのように白髪が生えるまで生きる』という願いを込めて添えるようになったそう。縁起が良いですね♪普通盛りですごい量ある。見た目のインパクト凄い (@ 大内宿 三澤屋茶屋 – @oouchijyuku in 南会津郡, 福島県) https://t.co/IQjlNpgG7w pic.twitter.com/vzAaEMiNeC
— tk (@tkfmkkc) 2016, 1月 11
専用バス「猿游号」で行こう
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:International_Harvester_S-1700_001.JPG
4月1日~11月30日まで、湯野上温泉駅前〜大内宿間を毎日5便を運行している「猿游号(さるゆうごう)」。もちろん自家用車の駐車場もありますが、こんなにレトロで可愛いバスなら、これに乗る目的の旅も素敵ですね♡ ■ 基本情報
- ・名称: 猿游号
- ・運行期間:平成28年4月1日 ~ 平成28年11月30日の毎日
- ・料金:【1日フリー券】大人1000円 こども500円
- ・公式サイトURL: http://london-taxi.jp/t_saruyugo/
いざ、江戸時代へ!
快晴の大内宿。素敵でした。 pic.twitter.com/7DqKxZrqsB
— うおり (@wally332) 2016, 1月 26
会津藩が参勤交代で立ち寄った宿場
— れもん0608 Yosikazu (@ba60608) 2015, 11月 25
大内宿
暖かい時期と違い、寒さにより
空気が澄んで、遠方まで見えるので景色が
綺麗ですね〜(((o(*゚▽゚*)o)))
軒を連ねてるのは宿屋 土産屋 蕎麦屋などです。 pic.twitter.com/boDoasl8sw
江戸時代へタイムスリップ!大内宿を散策 pic.twitter.com/FdqwglhARr
— Lino (@verymango) 2015, 10月 24
■ 基本情報
- ・名称: 大内宿(おおうちじゅく)
- ・住所: 福島県南会津郡下郷町大字大内字山本
- ・アクセス: 湯野上温泉駅から車・バスで約10分
- ・電話番号: 0241-68-2657(大内宿町並み展示館)
- ・公式サイトURL: http://ouchi-juku.com
美味しい食事や絶景、一年を通して楽しめる大内宿。江戸時代の人も、こんな生活を送っていたのかな?と考えながら散策するのも楽しいですね♪
素材提供:トリップアドバイザー