http://www.ashinari.com/
この夏の旅行は、特急やくもで山陰へ!2歳児連れの家族旅行で、車でも飛行機でもなく、なぜ列車?!…答えは、そこにロマンがあるから! 山陽方面と山陰方面、実は列車でのアクセスがあまり良くないのです。そこを敢えて行くことに意義がある☆ 今回は伯備線の列車旅を中心にご紹介します。1.子連れ旅の準備をしよう!(2歳児編)
また小さなお子さんを連れての旅は荷物も交通手段も段取り良く考えておかないと大変な目に合いますね。自分で歩きたいが疲れたり眠くなると抱っことなる2歳。移動時間も飽きさせない工夫が必要になりますね。
旅行中の玩具は…
かさばらないものを数種類、用意します。実際に持って行って、役に立ったのは以下の玩具。
・シール&シールブック ※百均でも売っています
・塗り絵、お絵描きセット。 小さいもので十分。
・ミニカー or 指人形
子供が好きな方どちらかで十分。親が一緒に遊べるように、2つは用意しておくと良いです。
・お気に入りの絵本。
※玩具を用意するだけでなく、列車の中では親が一緒に遊んでやった方が静かに過ごせます。 玩具が用意できない場合は、手遊びをいくつか覚えておくといいです。「ありさんトコトコーどこに行こうかな?○ちゃんのお鼻に到着!」と指をトコトコ動かしてみせるだけでも結構、喜びますよ(^^)
お気に入りのおもちゃをぜひ一つ追加してください。普段お子さんがこれがあれば何時間も遊んでるわと言うものがあればそれです!また100均のシールブックをあげたように、100円ショップは安く役に立ちそうなものがたくさん。色紙なども絵をかいたり折ったり、貼ったりなんとでもできますよ。100なら惜しみなく使えますし。
列車の中の退屈しのぎに!子供向けの知育アプリ
・YouTube
しまじろう、トーマス、アンパンマンなど、子供受けするアニメも見放題!音声なくてもOKです。
・ぶーぶーいっぱい(Gorigon Factory)
わき出てくる車を画面タッチで消すだけ。簡単でかつ、子供かなり夢中になります!
・電車が動く!走るお絵描き(Atech.Inc)
画面をなぞると線路ができて、色々な電車がその上を走ります。単純ですが、大人も一緒に楽しく遊べます。
映像を見て気分が悪くならないかなと気になる方は音楽を流してみてもいいのでわ。お好きな音楽をはじめから入れておくのもその時に探してみるのもいいですね。知育アプリはほんとに小さなお子さんから使えるように工夫されたものも沢山ですよ。
夏場の子連れ旅行にいるのはコレ!必要なもの一覧
旅先では、大人の物は忘れても何とかなりますが、幼児用はホテルなどでも用意していないことが多いです。トラブルなく旅行できるよう、準備しておきましょう。
・服、インナー、オムツ、おしりふき
服は1、2枚多め+肌寒いときの薄手のパーカーなど、インナーは1日あたり2枚。余る程度でちょうど良いです。 また、普段はオムツがとれていても、2歳程度の子は、旅行ではオムツの方が安心。トイレが都合よくあるとは限らないので。
・スキンローション(あせも予防用)、ミニタオル 、日焼け止め
夏の旅行は、暑い中、屋外で過ごすことが多く汗をかきやすので、ローションを塗ったり小まめにふいたりして、あせも対策を。タオルがなければ、お尻拭きを使ってもOK。
また日焼け止めも、夏の旅行では必須です。幼児は肌がデリケートなので、遊園地や海水浴ほか、屋外に長時間いる場合には2~3時間おきに塗りなおします。
・虫除けスプレー、ムヒベビー
デング熱やマダニ感染症など、虫を媒介とした病気が心配される昨今。虫除けスプレーは忘れずに携帯します。虫の多い場所に行く直前と夕方に使うのが良いと思います。ムヒベビーは虫刺され・痒み・あせもに効くので持っていくと便利です。
・子供用の消毒薬、ベビー用爪切り、体温計、保険証
軽い怪我から熱が出たとき、具合が悪くなった時まで対応できるようにしておきましょう。 爪切りも、いる時にないとかなり困ります(^^;
・スプーン、フォーク、取り分け用カッター、食事用エプロン、ウェットティッシュ
食事の時に必要な食器。用意してくれるレストランも多いですが、駅弁を食べる時などの為にも、あると便利です。
・おやつ、幼児用飲み物
旅先では栄養が不足しがちです。おやつやジュースは栄養を補う観点から選びましょう。
▲今回の旅行で用意したおやつはこちら。 のり、子供用ソーセージ、野菜ビスケット、ドライフルーツ、幼児用野菜ジュース。うちの子は野菜嫌いなので、野菜分多めにしました。ミカンも割と日持ちするのでgood!
子どもとの旅はいつも家じゅうの日用品を集めて回って鞄に詰めているような気がしますね。でも備えあれば憂いなしです!体調が悪くなったときに観光地近くの病院でかかることはできますが、保険証がないと全額負担です。しかも後から保険証をもってその病院で払い戻ししてもらう必要が出てきます。もう一度その為だけでは行きたくないですね。
2.いよいよ旅行スタート!今回の行程は…
旅行出発点は西明石駅。ここから新幹線で約40分、岡山まで向かいます。我が家では今回も500系プラレールカーを利用しました(プラレールカーは、2015年8月30日で終了です…残念)。
やはり子供は喜びます。が、おかげで1日目が移動だけになり、観光があまりゆっくりできなくなってしまいました。実際にはもう少し早めに出発して、1日目に出雲大社へ行った方が良いと思います。
こちらはプラレールカーの指定席券提示でもらえるオリジナルプラレール。大人1人につき子供2名分までもらえます。
この旅行プランの行程(我が家の場合)
◇ 1日目
- 西明石 11:56分発 こだま741号(プラレールカー)→43分→岡山
- 岡山 13:05分発 やくも13号 →161分→ 玉造温泉 15:46(宿泊)
◇ 2日目
- 出雲大社・周辺観光
- 松江市内観光
- 宍道湖遊覧船→雨の為中止
◇ 3日目
- 足立美術館観光
- 米子(ランチ、散策)
- 帰路
理想の行程はこうです!
◇ 1日目
- 西明石 08:45発ひかり493号 →32分→岡山
- 岡山 10:05発やくも7号(出雲市行)→180分→出雲市13:05
- 出雲大社・周辺観光
- 出雲市 17:52分発 山陰本線(岡山行)→33分→玉造温泉(宿泊)
◇ 2日目
- 玉造温泉周辺観光 午前中
- 松江市内観光 午後
- 宍道湖遊覧船 夕方
◇3日目
- 足立美術館・周辺観光
- 帰路
列車好きの子供には夢のような行程ですよね。いろんな電車に乗れて、列車のおもちゃももらえる♪これなら長時間の移動も大丈夫ですね。しかもこのプラレールカーは車両がプラレールをひいた遊び場になったところが!夢中になって遊びだしたら止まりませんね。
3.岡山駅に到着。待ち時間で駅弁を買おう!気になる駅弁3選
西明石から新幹線で約40分、岡山駅に到着!ここから特急やくもに乗り換えます。待ち時間が結構あるので、列車の旅の楽しみ、駅弁を買いましょう♪ 岡山で買いたい駅弁といえば、これ!
電車の旅らしい楽しむ方を子供たちにもさせてあげられますね。目移りするようなかわいいパッケージの物や地元の食材をふんだんに使ったもの等様々。お子さんと一緒に休憩がてら電車から降りて気分転換にもいいですね。
桃太郎の祭ずし
http://yawatsuki.exblog.jp/i9/5/
岡山の駅弁代表格。昔からある、桃の容器に入った豪華なちらし寿司です。酢飯の上には、ままかり、鰆、海老、しいたけなどなど、海と山の幸が盛り沢山。重箱入りの「ご贈答用祭ずし」も気になります! 岡山といったら桃太郎ですよね!具だくさんで桃の形のお弁当箱が目を引きます。瀬戸内で採れた海の幸と備前で採れた山の幸がほんとにおいしい一品。お米は岡山で採れたもので少し甘口なのが特徴です。空のお弁当箱も再利用できそうな可愛い形の駅弁です。
倉敷小町 (1080円・税込)
http://www.miyoshino.com/obento/ekiben.html
倉敷の名物をたっぷり味わえるお弁当。倉敷の街並みである「白壁なまこ壁」を模した容器はなんとなく嬉しくなる二段重。上段には鰆の白醤油焼きなどのおかずが詰められ、下段は下津井名物のたこめしです。デニムの箸袋は「日本産ジーンズ発祥の地」児島の職人が手作りしたもの。記念に持ち帰りたい♪倉敷らしさを味わえるお弁当で、鶏肉のゆず味噌焼や酢の物、付け合せの貝類もとってもいい味です。見ても、食べてもまた最後のデニムのお箸ケースなども岡山らしさが十分に出ているお弁当ですね。量は2段ですが少し少ない目です。
ハローキティのおべんとう (1000円・税込)
弁護士法人オールワン法律会計事務所ブログ
桃から生まれたキティちゃん☆なパッケージは可愛さ満開!ソース味のごはんの中にエビがごろごろ入ったえびめし、唐揚げやミートボールなど、おかずの取り合わせも、なんだか遠足みたいで楽しい♪子供が喜びそうなお弁当です。 ■ 基本情報
- ・名称:ミヨシノJR岡山駅構内売店
- ・住所: 〒700-0024 岡山県岡山市北区駅元町1-1
- ・営業時間: 新幹線改札内コンコース(3番・4番線下)6:30~20:00 / 新幹線下りホーム売店 8:00~20:00 / 新幹線上りホーム売店 5:45~21:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 086-231-3235
- ・料金: 桃太郎の祭ずし 1000円(税込)など
- ・公式サイトURL: http://www.miyoshino.com/
ついでながら、この旅行では帰りの夕食も岡山になりました。時間が1時間ほどなので、手近な 「餃子の王将 岡山駅前店」(外部サイトへ)へ。餃子の王将では、この夏(2015年)、都道府県ごとに考案した「ご当地麺」が各地域限定で食べられるのです。
岡山は、「白桃とフルーツトマトの冷麺」(650円・税抜)。 白桃になんだかスパイスかかっててフルーツトマトとマリアージュしているという、なんとも不思議な冷麺でした。これなら、暑くて食欲ないときもイケます。
キティのお弁当箱は桃太郎で岡山らしさとかわいらしさがコラボしたとびきり目を引くデザイン!女の子はこれしか目に入らないでしょうね。せっかくの電車旅、お気に入りの駅弁を買っていい思い出のたびにしたいですね。
4.特急やくもに乗車!山陽から山陰へ、2時間40分の列車旅
岡山で新幹線を降り、特急やくもに乗車。なんだか懐かしい感じのする列車です。岡山から出発して山陽本線を約11分、倉敷駅に到着。
倉敷駅からはいよいよ伯備線に入ります。何だかワクワク。写真とるのも忘れて車窓の景色を眺めます。しばらくいくと、総社駅。このあたりは雪舟生誕の地で、雪舟が涙を足の指につけてネズミの絵を描いたという逸話のある井山宝福寺も車窓から見ることができます。
http://ktori.cocolog-nifty.com/tori/2010/11/
▲井山宝福寺。紅葉で有名なお寺らしいです。
総社駅の次は豪渓駅。豪渓駅から新見駅までは高梁川を眺めつつの旅です。
山陽方面に暮らしていると、伯備線の「川に沿って」走る感覚が珍しいのです。しかし、このあたりから筆者は乗り物酔いに…(爆)。「ゆったりやくも」の愛称がある快適な車内のはずなんですが…伯備線は、結構ゆれます。乗り物に弱い方はご注意を。
交通新聞社のサイト「トレたび」によると、高梁川を眺めつつ走ったあとは、備中高梁駅の手前あたりで前方に山城の備中松山城が見えるらしいです。天守は国の重要文化財。
http://blogs.yahoo.co.jp/xix_artemis_xix/7304351.html
▲近くで見るとこんなお城。そういえば、ちらっと見えたような気も…次に行くときは要チェック!
http://blogs.yahoo.co.jp/kogarasitorazirou19751015/41411622.html
▲伯耆溝口駅~岸本駅のあたりは、晴れていれば、雄大な大山が見え隠れ。
http://blog.livedoor.jp/un_journal-chapitre_deux/archives/51801808.html
▲伯耆大山駅~岸本駅のあたりには、米子平野が広がります。
http://blogs.yahoo.co.jp/rinran_papa/10388482.html
▲松江駅から宍道駅までは、宍道湖を望みながらの旅です。宍道駅を過ぎると、まもなく玉造温泉駅です。
のどかな田園風景や川の横を走ると、岡山に来たぞと感じますね。大人はこの自然豊かな景色に見入っていることができますが、2歳のお子さんには無理でしょうね。そんな時はそれまでにたくさん遊ばせておいてこの辺でお昼寝もいいですね。
5.ついに到着!玉造温泉駅
はるばる列車の旅を終え、「勾玉の里 玉造温泉」に到着!。そう、ここは古代に勾玉や玉の産地だったから「玉造」というのです。温泉だけじゃなかった…現地に来て気付きました(^^;
のどかな雰囲気の、玉造温泉駅ホーム。
2012年にきれいになった駅舎はのどかな雰囲気に合う作りになっています。駅周辺は住宅街で昔からの大きな家が立場並ぶ風景です。駅から少し歩くとバス停はありますが、タクシーで温泉街に行かれた方が無難です。
気になるスポット…いずもまがたまの里 伝承館
玉造温泉駅からはホテルへ直行!だけど途中に気になる看板が。「いずもまがたまの里 伝承館で宝石探し体験」調べてみると、ここには世界最大の勾玉があって、触ってもいいらしい。宝探し体験では、30分800円(小学生以下500円)で砂利のなかから天然石を探し、持ち帰ってもいいらしい。
そのほか、天然石のはり絵体験や勾玉作り体験、アクセサリー体験など様々な体験が!また、宍道湖を望む展望レストランで松江らーめん(680円)も食べられ、ショップも充実しているもよう。こんど島根に旅行するなら行ってみたいスポットでした。
■ 基本情報
- ・名称: いずもまがたまの里 伝承館
- ・住所: 〒699-0202 島根県松江市玉湯町湯町1755-1
- ・アクセス:JR玉造温泉駅よりタクシーで約5分(無料送迎あり)
- ・営業時間:8時~17時30分
- ・定休日: 年中無休
- ・電話番号: 0852-62-2288
- ・料金: 体験800円~(入館料無料)
- ・公式サイトURL: http://www.magatama-sato.com/
気になるスポット…玉造温泉ゆ~ゆ
http://www.jalan.net/kankou/spt_32306cc3360048333/
玉造温泉に泊まらなくても、日帰り入浴ができる施設「玉造温泉ゆーゆ」。大浴場、露天風呂、打たせ湯、サウナと410円で温泉気分を満喫!「日本最古の美肌の湯」がリーズナブルな料金で気軽に楽しめます。毎日上演の「どじょうすくい安来節ショー」も気になる!■ 基本情報
- ・名称: 玉造温泉ゆ~ゆ
- ・住所: 〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造255番地99-0201
- ・アクセス: JR玉造温泉駅より車で5分/松江・玉造I.Cから車で5分
- ・営業時間: 10時~20時(入浴最終受付21:20)※日曜、正月、GW、お盆期間は5時~7時30分も営業
- ・定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
- ・電話番号: 0852-62-1000
- ・料金: 中学生以上410円 3歳以上200円
- ・公式サイトURL: http://www.tama-yuuyu.com/
→(2)日本庭園とあたたかいサービスに癒される!玉造温泉・佳翠苑 皆美に泊まる
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