台湾は九份だけじゃない！天燈上げもできる新観光スポット「十份」って知ってる？

人気の旅行先のひとつ、台湾。最近はローカルな場所に出かける日本人観光客が増えています。その中でも、九份という人気のスポットの近くにある「十份」という街に新しく注目が集まっています。ここはちょっと変わった台湾の新たな一面が発見できる、注目のエリアなんですよ！

「九份」もイイけど「十份」もイイ！

九份というと、『千と千尋の神隠し』の雰囲気そっくりだと人気のスポット。台湾らしい夜景もとてもきれいですからね。しかし、そこからバスで行ける「十份」も面白い観光地として今注目が集まっています。ローカルな体験ができる、他とは違う十份老街の魅力をご紹介したいと思います。

路面店ならぬ「線路面店」!?

十份駅には、台北駅から電車で向かいますが、その風景がまず驚きです。線路のすぐ両脇にお店があるのです。東南アジアでもたまに見かける光景ですが、日本に住んでいると安全面を考えるとあり得ないことですよね。この、ややアバウトなところがいいのです。

いつでも出来る！「天燈上げ」

コムローイ（ランタン祭）と呼ばれ、台湾やタイ、日本の一部でも見られる天燈ですが、普通は打ち上げの時期がありますよね。でも、ここ十份老街では天燈上げ体験が年中できるんです。

天燈にはいろいろな色があり、それぞれの色が願い事に対応しているそうです。中には１色どころか、４色の天燈もあり、欲張りな人に人気のようです。

紙製なので、天燈に願い事を筆と墨で書いて、油が染み込んだ紙銭を燃料にして熱気球のように飛ばすのです。いつでもできるということですが、やはり夜にやりたいですよね。

「十份大瀑布」も迫力満点！

十份駅から歩いて15分ぐらいの散歩気分で到着するのが、「台湾のナイヤガラの滝」と呼ばれている「十份大瀑布」です。記念撮影をしたければ、「観瀑台Ⅰ」がお勧め。最高のアングルで滝と自分の姿を撮影することができるでしょう。

基本情報

十份老街は、ちょっと変わった台湾を体験したい方にお勧めです。また、九份からもバスで１時間ほどなので、台北の観光に飽きた方や観光地のはしごをしたい人も楽しめる地域ですね。