国土交通省がダムのことをもっと知ってもらうために、平成19年からダム訪問者に無料で配布しているダムカードをご存知でしょうか?そういうものの存在は知っていても、実物を見たことがあるという方は少数かもしれません。ですが、よく調べてみるとダムってとっても魅力的なんです!今回は中部地方でダム見学に最適なダムとダムカードを、7つ厳選してご紹介します!
その大きさも日本トップクラス!貯水量日本一は前述のとおり、堤体の高さは富山の黒部ダムに次ぐ全国第2位!灌水面積は全国第3位となっています。山間を切り開いて現れる巨大な人工建造物は、見る者を圧倒する迫力がありますし、突き詰められた機能美には感動すら覚えます。
徳川ダムでは、普段見ることができないダムの中を一般に開放する「ダム見学会」なども開催しているそう(平成28年は8月1日のみ)です。見学会ではダムの中を自由に出入りができるそう!10時~15時までだそうですが、案内は随時行っているそうなので当日に管理事務所の受付に問い合わせてみて下さい。TEL 0585-52-2910 問い合わせはこちらまで☆
現代においても現役で稼働しているダムですが、完成から60年を経てさすがに老朽化が進み、いずれは使用されなくなるダムとのことです。見学できる今のうちにぜひとも訪れて歴史に触れていただきたいと思います。ダムのような生活基盤に密着した建築物は、いくら歴史的な遺産でも保存は難しいですからね。
丸山ダムに関する説明や操作室。監査廊(ダム内部)の見学もすることができるんです♪見学希望の人は事前に申し込みが必要。展示室・ダム周辺は予約無しで自由に見学してよいそうです。ダムカードは
窓口へ申し出れば貰うことができます。(土日祝日もOK)土日祝日や夜間はインターホンで対応するとのことなので、夜遅くなってしまっても大丈夫ですね☆
ロックフィルの堤体には、まばらに草が生え、ダム全体を緑色の雰囲気に染め上げています。晴れの日は青空との対比で素晴らしい景観になりますよ。また隣接して資料館や公園が整備されていますので、レジャーとして訪れるにも最適なダムと言えます。
味噌川ダムではシーズンや期間限定で様々なイベントを開催しています。カヌー体験や自転車学生選手権・鉢盛山登山・やぶはら高原ハーフマラソン大会・源流夏祭り・サマーキャンプ in KISOGAWA・にっしん産業祭りなど・・・1年を通して色々なイベントを楽しむことができるんです♪イベントの日時や詳細はこちらからチェックできます。http://www.water.go.jp/chubu/misogawa/05ibent/index.html
日本の高度経済成長期の電力不足を解消する目的で建設され、1953年に着工してから完成までわずか3年!1956年には完成したダムです。この規模の土木工事から考えると驚異的なスピードと言え、開発に際しては、アメリカから最新型の重機が輸入され、戦後日本の土木史に残る1大事業であったようです。
美しい景観を見ることができる佐久間湖は、国から天竜奥三河国定公園に指定されています。年平均14億kWhという発電量の佐久間ダムは、国内の一般水力発電所としては最大級の大きさを誇る!佐久間湖畔にある佐久間電力館の屋上からは、湖が一望できて多くの人々が訪れるほど有名なんです。フェスタさくまなどのイベントもあり、特産品などの出店が並び芋堀神楽を見ることができますよ♪木工教室などの参加型イベントもあるのでチェックしてみて下さいね☆
昔、コンクリートがまだ高価であった時に生み出された工法で、堤体内部に中空を設けることでコンクリートの節約、輸送コストの低減、安定性の増大など様々な利点を生み出します。しかしながら、複雑な構造となるため、人件費が増える点や工期が伸びる点、そもそもコンクリートの価格が下がった点などデメリットが目立つようになり、ここ数十年新たに建設はされていません。
畑薙第一ダムは赤石岳などの南アルプスへの登山口にもなっているんです。静岡駅からダムまでバスが通っていて3時間30分ほどで到着することができるそうです。南アルプスへ登山する際は畑薙第一ダムを見学してから行くのもいいかもしれませんね。他にも畑薙第一ダムは、鹿肉が美味しいダム・・・とも言われていてダムカードの配布場所「白樺荘」の食堂で食べることができる鹿肉が絶品なんだそうです!鹿肉コロッケなどもあるのでぜひご賞味あれ☆
大門ダムと塩川ダムは、距離が近いこともあって管理も同じ場所で行われています。また塩川ダムはダム湖の遮水にロックフィル形式を採用しており、こちらも注目したいポイントです。また水量調整のゲートがないため、一定の水位を越えると自然に水が流れていくようになっています。このような形を「穴あきダム」と言うんだとか。なんとなく恐ろしげな響きですね。
塩川ダムは自転車での通行も可能だそうです。ダムには展示室などもあるので、塩川ダムに行く際は展示室もゆっくり見ることをオススメします。開館は9時~16時までで、年中無休・入場料は無料です。展示室の見学・案内は事前に申し込みをしなければならないそうなのでホームページを確認して下さいね。http://www.dsk.co.jp/sight/sakuma_denryoku.html
先に紹介した佐久間ダムのダム湖「佐久間湖」とこちらの新豊根ダムのダム湖「みどり湖」は、お互いに水を行き来させることで発電をする揚水発電を行っています。そのことからも2つのダムは直線距離では大きく離れていないのですが、実際に行き来しようとすると、大きく遠回りをしなければならないため車でも2時間程かかります。ご予定の際は注意しましょうね。
新豊根ダムの周りは山・また山だらけですが、中にある村にあるお店に本格ドイツのパンが食べられる「ベッケライ・ミンデン」があるそうです。本場ドイツのパンを食べた人も認めるという本格的な味は、わざわざ遠方から買いに来る人もたくさんいるそう♪ミンデンで買った絶品パンをかじりながらダム見物・・・これって良くないですか?
いかがだったでしょうか?ダムの魅力はなんといっても自然と人工建造物が一体となっていること。巨大なコンクリートダムともっと大きな自然が一体になっている姿を見ると、大きな感動が沸き立ちます。その思い出としてダムカードを集めてみると、また違った旅行を楽しめるかもしれませんよ♪
1.岐阜県 徳山ダム
私のおすすめ度:★★★★★
http://amb.main.jp/post42.html
日本一の貯水量を誇る岐阜県の徳山ダムは、木曽川水系の揖斐川(いびがわ)に2007年に完成した新しいダムです。まだ新しいこともあって非常に綺麗で、周囲の風景と合わせて息を呑むほどの美しさです。ロックフィルダムという岩石や土砂を積み上げて作るタイプのダムで、自然の景観ともマッチします。その大きさも日本トップクラス!貯水量日本一は前述のとおり、堤体の高さは富山の黒部ダムに次ぐ全国第2位!灌水面積は全国第3位となっています。山間を切り開いて現れる巨大な人工建造物は、見る者を圧倒する迫力がありますし、突き詰められた機能美には感動すら覚えます。
ダムカード
http://withnews.jp/article/f0140630000qq000000000000000W00n0401qq000010192A
徳山ダムのダムカードVer2.0です。徳山ダムは新しいダムなので、ダムカード配布開始時期にはまだ建設中でした。そのため建設中の写真を使ったVer1.0のカードもあり、こちらはもう手に入らないため、かなりの希少価値をもったカードとして取引されています。徳川ダムでは、普段見ることができないダムの中を一般に開放する「ダム見学会」なども開催しているそう(平成28年は8月1日のみ)です。見学会ではダムの中を自由に出入りができるそう!10時~15時までだそうですが、案内は随時行っているそうなので当日に管理事務所の受付に問い合わせてみて下さい。TEL 0585-52-2910 問い合わせはこちらまで☆
■ 基本情報
- ・ダム名: 徳山ダム
- ・住所: 岐阜県揖斐郡揖斐川町東杉原
- ・ダムカード配布場所: 徳山ダム管理所、日本昭和音楽村管理事務所
- ・ダムカード配布時期: 9:00~17:00(土日祝日を含む)
- ※日本昭和音楽村の休館日はホームページにてご確認下さい。
- ・ダム型式: ロックフィルダム
- ・水系名/河川名: 木曽川水系/揖斐川
- ・堤高/堤頂長: 161.0m/427.1m
- ・用途: 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/工業用水/発電
- ・公式サイトURL: 徳山ダム管理所 http://www.water.go.jp/chubu/tokuyama/
- 日本昭和音楽村 http://www.city.ogaki.lg.jp/0000002104.html
2.岐阜県 丸山ダム
私のおすすめ度:★★★★☆
http://amenochiniji.at.webry.info/201506/article_1.html
同じ岐阜県の木曽川にある丸山ダムですが、こちらの完成は1955年とかなり前。洪水調整と発電を目的とし、日本の近代化に貢献したと言われる、歴史と伝統があるダムです。細部にまで施された丸みを帯びたデザインに時代を感じる事ができますね。現代においても現役で稼働しているダムですが、完成から60年を経てさすがに老朽化が進み、いずれは使用されなくなるダムとのことです。見学できる今のうちにぜひとも訪れて歴史に触れていただきたいと思います。ダムのような生活基盤に密着した建築物は、いくら歴史的な遺産でも保存は難しいですからね。
ダムカード
http://amenochiniji.at.webry.info/201506/article_1.html
丸山ダムのダムカードです。ローラーゲートの丸みを帯びたデザインと桜のコラボレーションが見事!丸山ダムに関する説明や操作室。監査廊(ダム内部)の見学もすることができるんです♪見学希望の人は事前に申し込みが必要。展示室・ダム周辺は予約無しで自由に見学してよいそうです。ダムカードは
窓口へ申し出れば貰うことができます。(土日祝日もOK)土日祝日や夜間はインターホンで対応するとのことなので、夜遅くなってしまっても大丈夫ですね☆
■ 基本情報
- ・ダム名: 丸山ダム
- ・住所: 岐阜県加茂郡八百津町字安渡
- ・ダムカード配布場所: 丸山ダム管理所
- ・ダムカード配布時期: 8:30~17:15(平日)
- 9:00~17:00(土日祝日)
- ※休日は管理所玄関のインターホンを押して下さい。
- ・ダム型式: 重力式コンクリートダム
- ・水系名/河川名: 木曽川水系/木曽川
- ・堤高/堤頂長: 98.2m/260.0m
- ・用途: 洪水調節、農地防災/発電
- ・公式サイトURL: http://www.cbr.mlit.go.jp/maruyama/
3.長野県 味噌川ダム
私のおすすめ度:★★★☆☆
http://dammaster.fc2web.com/nagano/1035.html
木曽川の最上流部に位置している味噌川ダムは、1996年に完成したセンターコア型ロックフィル形式のダムです。多目的ダムとしては日本で最も標高の高い1130mに位置しています。上流部であるため、周囲に人家は少なく、そのためか水も自然も綺麗なまま残されています。ロックフィルの堤体には、まばらに草が生え、ダム全体を緑色の雰囲気に染め上げています。晴れの日は青空との対比で素晴らしい景観になりますよ。また隣接して資料館や公園が整備されていますので、レジャーとして訪れるにも最適なダムと言えます。
ダムカード
http://www.pcpulab.mydns.jp/main/misogawadam.htm
味噌川ダムのダムカード。手前を白く流れる水と、草がまばらに生えたロックフィルの対比が綺麗です。味噌川ダムではシーズンや期間限定で様々なイベントを開催しています。カヌー体験や自転車学生選手権・鉢盛山登山・やぶはら高原ハーフマラソン大会・源流夏祭り・サマーキャンプ in KISOGAWA・にっしん産業祭りなど・・・1年を通して色々なイベントを楽しむことができるんです♪イベントの日時や詳細はこちらからチェックできます。http://www.water.go.jp/chubu/misogawa/05ibent/index.html
■ 基本情報
- ・ダム名: 味噌川ダム
- ・住所: 長野県木曽郡木祖村小木曽
- ・ダムカード配布場所: 味噌川ダム管理所
- ・ダムカード配布時期: 9:00~17:00(土日祝日を含む)
- ・ダム型式: センターコア型ロックフィルダム
- ・水系名/河川名: 木曽川水系/木曽川
- ・堤高/堤頂長: 140.0m/447.0m
- ・用途: 洪水調節、農地防災/不特定用水、河川維持用水/上水道用水/工業用水/発電
- ・公式サイトURL: http://www.water.go.jp/chubu/misogawa/
4.静岡県 佐久間ダム
私のおすすめ度:★★★★★
http://blogs.yahoo.co.jp/toei_hos3311/7998887.html
長野県を源流に、愛知県を経て静岡へ流れる天竜川は、昔から洪水が多い「暴れ天竜」として有名であったため、今では多くのダムが作られています。そうした天竜川水系の治水工事業で中心となっているのがこの佐久間ダムです。日本の高度経済成長期の電力不足を解消する目的で建設され、1953年に着工してから完成までわずか3年!1956年には完成したダムです。この規模の土木工事から考えると驚異的なスピードと言え、開発に際しては、アメリカから最新型の重機が輸入され、戦後日本の土木史に残る1大事業であったようです。
ダムカード
http://d.hatena.ne.jp/Greenweekends/20140926/p1
佐久間ダムのダムカード。美しいダム湖の湖面と5門の巨大なローラーゲートの対比が迫力です。美しい景観を見ることができる佐久間湖は、国から天竜奥三河国定公園に指定されています。年平均14億kWhという発電量の佐久間ダムは、国内の一般水力発電所としては最大級の大きさを誇る!佐久間湖畔にある佐久間電力館の屋上からは、湖が一望できて多くの人々が訪れるほど有名なんです。フェスタさくまなどのイベントもあり、特産品などの出店が並び芋堀神楽を見ることができますよ♪木工教室などの参加型イベントもあるのでチェックしてみて下さいね☆
■ 基本情報
- ・ダム名: 佐久間ダム
- ・住所: 静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間
- ・ダムカード配布場所: 佐久間電力館
- ・ダムカード配布時期: 9:00~16:30
- ※毎週月曜日は休業(月曜日が祝日の場合は火曜日)
- ・ダム型式: 重力式コンクリートダム
- ・水系名/河川名: 天竜川水系/天竜川
- ・堤高/堤頂長: 155.5m/293.5m
- ・用途: 発電
- ・公式サイトURL: http://www.jpower.co.jp/damcard/sakuma.html
5.静岡県 畑薙第一ダム
私のおすすめ度:★★★☆☆
http://klx124.blog130.fc2.com/blog-entry-991.html
静岡県の大井川にある畑薙第一ダムは、中空重力式コンクリ-トダムと言われる形式では日本一の高さを誇るダムです。この中空重力式とは、コンクリート堤体内に空洞がある意外、見た目は重力式コンクリートとさほど違いはありません。昔、コンクリートがまだ高価であった時に生み出された工法で、堤体内部に中空を設けることでコンクリートの節約、輸送コストの低減、安定性の増大など様々な利点を生み出します。しかしながら、複雑な構造となるため、人件費が増える点や工期が伸びる点、そもそもコンクリートの価格が下がった点などデメリットが目立つようになり、ここ数十年新たに建設はされていません。
ダムカード
http://auction.rakuten.co.jp/item/11820344/a/10000020/
畑薙第一ダムのダムカード。見かけは普通のコンクリートダムですが、水路に減勢工(流れる水の勢いを弱める機工)が無いのが特徴の1つ。畑薙第一ダムは赤石岳などの南アルプスへの登山口にもなっているんです。静岡駅からダムまでバスが通っていて3時間30分ほどで到着することができるそうです。南アルプスへ登山する際は畑薙第一ダムを見学してから行くのもいいかもしれませんね。他にも畑薙第一ダムは、鹿肉が美味しいダム・・・とも言われていてダムカードの配布場所「白樺荘」の食堂で食べることができる鹿肉が絶品なんだそうです!鹿肉コロッケなどもあるのでぜひご賞味あれ☆
■ 基本情報
- ・ダム名: 畑薙第一ダム
- ・住所: 静岡県静岡市田代
- ・ダムカード配布場所: 静岡市・南アルプス赤石温泉 白樺荘
- ・ダムカード配布時期: 10:00~16:00
- ※毎週火曜日は休業(火曜日が祝日の場合は翌平日)
- ・ダム型式: 中空重力式コンクリ-トダム
- ・水系名/河川名: 大井川水系/大井川
- ・堤高/堤頂長: 125.0m/275.0m
- ・用途: 発電
- ・公式サイトURL: http://www.chuden.co.jp/ikawa-pr/
6.山梨県 塩川ダム
私のおすすめ度:★★★☆☆
http://c2g.ni-3.net/%E5%A1%A9%E5%B7%9D%E3%83%80%E3%83%A0/
山梨県を流れる富士川水系塩川に設置されている塩川ダムです。1997年完成のダムで、一般にダムというと想像されるような、重力式コンクリートダムと言われる形式のダムで、ゲートが付いていないのが最大の特徴となっています。また山を超えた先には大門ダムという別のダムもあるので、一緒に見学へ行けばダムカードが一気に2枚も手に入っちゃいますよ♪大門ダムと塩川ダムは、距離が近いこともあって管理も同じ場所で行われています。また塩川ダムはダム湖の遮水にロックフィル形式を採用しており、こちらも注目したいポイントです。また水量調整のゲートがないため、一定の水位を越えると自然に水が流れていくようになっています。このような形を「穴あきダム」と言うんだとか。なんとなく恐ろしげな響きですね。
ダムカード
http://noctambulant.blog45.fc2.com/blog-entry-333.html
塩川ダムのダムカード。ダム湖左岸のロックフィル遮水工の形状がはっきりと見て取れます。塩川ダムは自転車での通行も可能だそうです。ダムには展示室などもあるので、塩川ダムに行く際は展示室もゆっくり見ることをオススメします。開館は9時~16時までで、年中無休・入場料は無料です。展示室の見学・案内は事前に申し込みをしなければならないそうなのでホームページを確認して下さいね。http://www.dsk.co.jp/sight/sakuma_denryoku.html
■ 基本情報
- ・ダム名: 塩川ダム
- ・住所: 山梨県北杜市須玉町比志
- ・ダムカード配布場所: 大門・塩川ダム管理事務所 塩川ダム管理課
- ・ダムカード配布時期: 8:30~17:15(土日祝日を含む)
- ・ダム型式: 重力式コンクリートダム
- ・水系名/河川名: 富士川水系/塩川
- ・堤高/堤頂長: 79.0m/225.0m
- ・用途: 洪水調節、防災/不特定用水、灌漑用水、河川維持用水/上水道用水/発電
- ・公式サイトURL: https://www.pref.yamanashi.jp/dam-dmskkn/92021224905.html
7.愛知県 新豊根ダム
私のおすすめ度:★★★★☆
http://mar0921.seesaa.net/article/426005542.html
最後にご紹介するのは、愛知県にある新豊根ダムです。アーチ式コンクリートダムで、美しいカーブを描いた堤体が特徴です。またこのアーチ式、大多数は左右ほぼ対象のカーブを描くのですが、こちらは非対称放物線ドーム型という珍しい型式で、左右で異なる曲線を描いているのです。よくよく目を凝らしてみると、その違いも楽しめると思いますよ。先に紹介した佐久間ダムのダム湖「佐久間湖」とこちらの新豊根ダムのダム湖「みどり湖」は、お互いに水を行き来させることで発電をする揚水発電を行っています。そのことからも2つのダムは直線距離では大きく離れていないのですが、実際に行き来しようとすると、大きく遠回りをしなければならないため車でも2時間程かかります。ご予定の際は注意しましょうね。
ダムカード
http://blogs.yahoo.co.jp/haruhikawa/15338293.html
新豊根ダムのダムカード。水煙が放水の勢いを感じさせて、これぞダム!といった風情です。新豊根ダムの周りは山・また山だらけですが、中にある村にあるお店に本格ドイツのパンが食べられる「ベッケライ・ミンデン」があるそうです。本場ドイツのパンを食べた人も認めるという本格的な味は、わざわざ遠方から買いに来る人もたくさんいるそう♪ミンデンで買った絶品パンをかじりながらダム見物・・・これって良くないですか?
■ 基本情報
- ・ダム名: 新豊根ダム
- ・住所: 愛知県北設楽郡豊根村古真立
- ・ダムカード配布場所: 新豊根ダム操作室
- ・ダムカード配布時期: 8:30~17:15(土日祝日を含む)
- ・ダム型式: アーチ式コンクリートダム
- ・水系名/河川名: 天竜川水系/大入川
- ・堤高/堤頂長: 116.5m/331.0m
- ・用途: 洪水調節、農地防災/発電
- ・公式サイトURL: http://www.cbr.mlit.go.jp/hamamatsu/shintoyone/
いかがだったでしょうか?ダムの魅力はなんといっても自然と人工建造物が一体となっていること。巨大なコンクリートダムともっと大きな自然が一体になっている姿を見ると、大きな感動が沸き立ちます。その思い出としてダムカードを集めてみると、また違った旅行を楽しめるかもしれませんよ♪