神護寺で静寂を楽しむ。京都の厄除け・開運スポットをご紹介！

神護寺は、京都市右京区高雄に位置する山岳寺。観光でにぎわう中心地から離れていることもあり、他の寺院と比べると訪れる人の数は少なく、境内は「静寂」に包まれています。駅からはバスで50分、下車してから徒歩20分と決して便利な立地とは言えません。参道が長く傾斜もあるため、歩いて上るのは大変。ですが、途中の道のりで石段や自然の美しさに触れることや、荘厳な御堂と景色の素晴らしさを目の当たりにすることは、何ものにも代えがたい経験になるのではないでしょうか？ 魅力について詳しくご紹介しますので、参考にしてください。

神護寺とは?

京都にある高野山真言宗の寺院、その歴史は、天長元年（824年）まで遡ります。
愛宕山山系の高野山中腹にある山岳寺院で、紅葉の名所で、国宝の鐘があります。
山岳寺院だけあり、高雄橋から長い参道を、時間をかけてゆっくりと歩いてゆく、大変静かな寺院です。
空海（弘法大師）が、東寺や高野山の経営以前に一時住した（809年から14年間）寺で、最澄も法華経の講義をしたといわれる、仏教史上、大変重要な寺院です。

神護寺の魅力

本尊には、「無病息災」のご利益がある国宝の薬師如来像があり、平安・鎌倉時代の仏像・絵画・書跡・彫刻が多く保存されています。
特に、五大虚空蔵菩薩像は、貞観時代（866年から）の彫刻で、真言密教の芸術といわれています。
また、紅葉の名所としても、大変魅力があります。高台にあるため、眼下に広がる一面の紅葉は絶景です。
国宝の梵鐘（日本三名鐘のひとつ）も、みどころがあります。

神護寺の見どころ・お勧め

 日本三名鐘のひとつ「梵鐘」（国宝）　　高さ1.47m　口径80.3cm　銅製の鐘です。「三絶の鐘」と呼ばれています。鐘身に鋳出された銘文は、橘広相が序詞をつくり、菅原是善が銘を選び、藤原敏行が書いています。

瓦投げで厄除け　　厄除け祈願として瓦を投げます。地蔵院前から眼下に広がる渓谷にむかって投げます。（2枚で100円）

紅葉のライトアップ　　境内も、渓谷も、そして参道の道のりも、どこからでも、ゆっくりと紅葉を楽しめるようなっています。ライトアップは通年紅葉が始まる11月から1ヶ月ほど開催されます。

参加者の声

車で訪れるほうが便利です。

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神護寺は、四季折々の自然が織りなす美しい風景が魅力。とくに紅葉が有名で、昔から京都の名所として知られ「高雄」」「槇尾（まきお）」「栂尾（とがのお）」は、三尾と呼ばれます。ライトアップもされるため、カエデの赤や黄色が幻想的で、その景色をひと目見ようと多くの人が訪れます。秋に比べると、あまり注目されていませんが、実は他の季節もステキなんですよ。春の「しだれ桜」やゴールデンウィーク頃の「新緑」。むしろ観光客の少ないこの時期を好む方もいるのではないでしょうか？都会の喧騒から離れて、静かに時間を過ごしたいときにオススメです。ぜひ足を運んでくださいね。