http://www.louvre.fr/en/louvre-abu-dhabi
ルーヴル美術館といえば、フランスに位置している世界的にも有名な美術館ですよね!作品の所蔵数も多く、価値のある名画や作品などが多く展示されているので、フランスに行ったらぜひルーヴル美術館に、と思う人も多いでしょう。その有名なルーヴル美術館が、アブダビに進出するという情報が入ってきました!アラブ初!世界的な美術館「ルーヴル・アブダビ」
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今回ご紹介するのは、アラブ首長国連邦とフランスとの間に交わされた約束によって、今まさに建設途中になっている「ルーヴル・アブダビ」という美術館です。この試みはアラブでも初めてのことだそうで、いつオープン予定かと注目が集まっています。この「ルーヴル・アブダビ」は、アブダビ沖のサディヤット島に今まさに建設されている美術館なんです。石油大国のUAEはとても奇抜な高層ビルがたくさん建っているイメージですよね。その国のアブダビ市内から橋を渡り数分の島に造られた政府が手掛ける観光スポットに、光と水の織りなす海に浮かぶ素敵な美術館を、フランスのリーブル美術館とタックを組んで今までにない美術館を作ろうとしています。ルーブル美術館とアブダビ首長国で交わした合意によって以後30年間「ルーヴル・アブダビ」はルーブルを冠に名乗ることを許されたそうです。
あの仏ルーヴル美術館が全面協力!
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そして皆さんももうお気づきだと思いますが、名前に「ルーヴル」という文字が入っています。そう、今回のこのプロジェクトは、フランスで有名なルーヴル美術館全面協力の元、行われるプロジェクトなんです!このプロジェクトを行うにあたって、フランスとも提携を結び、作品はフランスの国立美術館から貸し出されるというのです!さらに30年間、ルーヴルという名前が貸されるということで「ルーヴル・アブダビ」という名前が付いているのです。すごい大きなプロジェクトですよね!
そのプロジェクトには、この建築物の設計にもフランスの隠し味が効いているそうなんです。フランス人建築家であるジャン=ヌーヴェル氏が海に浮かぶ「ルーヴル・アブダビ」設計を担当しています。アブダビ首長国の財力とフランスからの美術館学のコラボレーションは今までにない全く新しい物を見せてくれるようです。「ルーヴル・アブダビ」で見られるであろう美術品は、フランスにあるルーブルを始めとしてポンピドゥーセンター美術館やヴェルサイユ宮殿、オルセー、ケ ブランラリー美術館などなど多くのコレクションがレンタルされる予定なんです。
なんといっても外観が芸術的
gabriel.jorby
そして注目したいのが、この芸術的な外観の素晴らしさです!この建物の設計は、フランスのジャン=ヌーヴェル氏という建築家の方が行ったようで、アラブの建築の形態から派生させた世界の街や美術館街を思わせるような造りになっているとのことです。UAEとフランスの2国間で2007年に「ルーヴル・アブダビ」の構想設計をはじめ、当初2012年完成オープンの予定でしたが今現在では2016年後半のオープン予定になっています。オアシスをモチーフにしているというこの建築物は、ヤシの木が周りを囲み白い枠を幾重にも重ねた巨大なドーム屋根からは光が筋状に降り注ぐ、まるで光のシャワーのようにとっても幻想的な館内になっているそうです。館内に水をめぐらせ置くことによってまさに砂漠のオアシスを再現しています。
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サディヤット島は建設ラッシュ!
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そしてこの「ルーヴル・アブダビ」が建築されることになっているサディヤット島は、この他にも様々な施設を建設予定で、今はまさに建設ラッシュの真っ只中だと言われているのです!アブダビの中心から橋を渡った所にある島は、サディヤット島と言い市の中心からたったの5分程で着きます。そしてアブダビ国際空港からは20分とアクセスは最高の場所になっていますね。今現在建設途中だったり建設予定が目白押しで、劇場や博物館、学校などすべてが世界的に有名な建築家が携わっているんです。文化に特化したサアディアット・アイランドは、まだまだ壮大なプロジェクトは進行中の国際観光地になっています。
ザイード ナショナル ミュージアム
こちらの美術館は、イギリスにあるブリティッシュ美術館と提携を交わした美術館です。こちらはアラブ首長国連邦の歴史の数々を展示する施設となる予定です。こちらの美術館の外観もハヤブサの羽根をイメージしたもので、とても芸術的な要素が盛り込まれております!巨大!ミュージアムとして2017年にオープン予定の『ザイード ナショナル ミュージアム』は、きらめくハヤブサの羽が地面から生えているように見えますね。まさにアートそのものです。UAEの首長のシェイク ザイード氏にまつわる展示やUAEの歴史を知ることが出来るそうです。この建物はイギリスの建築家のノーマン フォスター氏が手掛けたもので島全体が羽ばた生きながら空に飛んでいきそうな大迫力の建物になっています。
グッゲンハイム アブダビ
こちらは、アメリカとのコラボレーションになっています。芸術や文化が凝縮された大構想が進行中のアブダビ!ニューヨークにあるソロモン・R・グッゲンハイム美術館の分館として建設中の『グッゲンハイム アブダビ』は、カナダ出身のフランク・O・ゲーリー氏が設計し手掛ける建築物になります。自然にこだわって設計された建物の周りに砂漠を配し船での入館も出来る仕組みを構想しているそうなんです。円錐型の屋根無しデザインで中庭の熱せられた空気を逃がすという古くから使われているシステムを導入するそうですよ。
三度の延期…2016年中にオープン予定?
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■ 基本情報
- ・名称:ルーヴル・アブダビ( Louvre Abu Dhabi)
- ・公式サイトURL: http://www.louvre.fr/jp/ルーヴル・アブダビ
いかがでしたでしょうか。あのルーヴル美術館がアブダビに建設されるなんて素敵な話ですよね!ですが2度も延期されているこのプロジェクト、2016年中にオープンを果たすことができるのでしょうか…期待が高まりますね!