お菓子？お酒？千葉県松戸市の人気なお土産まとめ

東京のベッドタウンとして発展してきた松戸市は、千葉県内で3番目に人口の多い都市です。近代的な松戸市ですが、徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜の弟昭武が後半生を過ごした戸定邸や、現在も唯一現存している農民渡船「矢切の渡し」などの観光地もあります。そんな松戸市ならではのお土産をご紹介します。

八矢庵　矢切どら焼き

松戸市下矢切にある八矢庵の看板商品、矢切どら焼きは、郷土芸能の矢切囃子に使われている銅鑼をイメージしてつくられたお菓子です。厳選素材の赤小豆で丹念に作った自慢のつぶあんが、長生産の卵で焼き上げた生地に挟まれています。大きな一粒栗入り、つぶあんの2種類があります。

ふわふわでほんのり甘い皮に、しっとりとした餡が良く合って非常に美味しいどら焼きです。3種詰め合わせや他の和菓子との詰め合わせもありますので、お土産に喜ばれるのではないでしょうか。また、事前に申込めば「ありがとう」や「祝」などの焼き印を押してくれますのでシチュエーションに合わせてぜひ！

峰月　矢切の渡し舟

「矢切の渡し」という歌でも有名な矢切の渡し舟は、現在も松戸市の矢切から江戸川を渡り葛飾柴又までを往復している現役の渡し舟。峰月の矢切の渡し舟は、その渡し舟を形どった最中です。職人さんが丁寧に手づくりしている最中は、つぶあん・白あん・ごまあんの3種類が選べます。

つぶあんはじっくり煮込んだ大納言と、お餅のように伸びの良いギュウヒが入っています。白あんには栗の甘露煮が入っていて、食感がとても良いです。ごまあんは香ばしい胡麻の香りがたまりません！3種類とも甲乙つけがたい美味しさですので、お土産には詰め合わせをオススメします。

ポニー　梨ゼリー

松戸は二十世紀梨発祥の地です。現在でもあちらこちらに梨畑があり、季節になると露店や梨直売ののぼりが立ち並びます。そんな千葉県名産の和梨を使用したお菓子を作っているのがお菓子とパンの店「ポニー」です。梨が入ったブランデーケーキやサブレ、ゼリーなどは持ち帰りの出来る人気のお土産品です。

特にオススメしたいのが梨ゼリー。梨をモチーフにした個包装も可愛いです。ゼリーは、ぷるぷるという食感を残しつつ、ギリギリまで柔らかく仕上げてあります。中に入っている梨のシャキシャキとした食感とのバランスがとても良く、爽やかな梨の甘さとブランデーの香りが素晴らしい逸品です。

日本酒＆焼酎　戸定邸

JR松戸駅の南側にある戸定邸は、徳川慶喜の弟昭武が後半生を過ごした場所です。この文化財と松戸の歴史を後世に伝えるべく立ち上がった松戸物語プロジェクトチーム。彼らにより、戸定邸の名を冠にした純米吟醸酒と本格焼酎が誕生しました。

純米吟醸は純米ならではの幅のある味わいが特徴です。また、本格焼酎は軽くエレガントな風味を大切にした麦焼酎と芋らしさを出しながらすっきりとした飲み口の芋焼酎の2種類があります。いずれも徳川昭武と縁の深い会津松平家と親交のある蔵元の人気酒造が製造しています。

中華蕎麦とみ田

松戸市にある中華蕎麦とみ田には、行列が絶えることのない人気つけめん店です。国産小麦のみを使用した自家製麺と、手間暇かけて煮込んだ特能スープ。並んでも食べたいとみ田のつけ麺が、お土産として持ち帰りできるなんて魅力的だと思いませんか？

全粒粉使用の茶褐色の極太麺は、小麦の香りがします。そして濃厚な豚骨魚介のつけダレは「日本一」も納得の美味しさです。メンマやチャーシューなどの具も入っているので、お店の味をお家で楽しめるのは嬉しいですね。お土産のみでしたら並ばなくても購入できるので、直接お店へ入ってOKです。