東京都美術館では、世界の名画を楽しんだり、現代作家の作品に親しむことが出来ます。
また作家や作品をめぐって繰り広げられる様々なコミュニケーションの活動に参加できる場でもあります。
「美の殿堂」東京美術館を設計した岡田信一郎は、様式建築の名手と謳われる建築家です。設計時、日本初の本格的なギャラリーという新しい建築課題に取り組んでいました。その一つが採光・・・主階の絵画等列室では、展示用の壁を確保する為「天窓」を使用して自然光を使った空間を作り上げます。彫刻陳列室も当初は司法の壁に沿って装飾的な列柱を建てる計画でしたが、作品を邪魔する列柱を取り外してほしいとの彫刻家たちの意向をくみ岡田が修正して完成したそうです。
現在の建物は昭和50年9月に施工しました。設計は株式会社前川國男建築設計事務所によるものです。日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男は公共建築の設計では広場やロビー、レストランを重視しています。 エントランスホールを含むメインフロアは地下1階に設定され、機能ごとにブロック化された公募展示棟、企画展示棟、文化活動棟に取り巻かれたエスプラナードから、地下1階の広場へ求心的に導くよう計画されました。この配置は外部空間を外せず、しかも公園とつながりを求め、なおかつ館内導線をわかりやすくするよう意図されたものです。
新館は、建物の機能として●常設・企画機能●新作発表機能●文化活動機能の3つを盛り込んでいたそうです。敷地条件も、15mの高さ制限・公園法の関係などで建築面積は旧館以下にしなければならなかったそう。しかし、実際は旧館の倍近い面積を確保しなければならず必然的に地下も利用することになっていったそうです。外部環境の疎外をできるだけ避ける為に敷地周辺に形成する「銀杏」「椎」「けやき」などを疎外させないように配置していったのが現在の美術館になります。
選抜公募団体の「ベストセレクション展」や「新鋭美術家展」
②自主企画展 「生きるための家」展のような造形表現を広くとらえた展覧会
「福田美蘭展」のような現代作家展
障害のある方の美術展
③アート
アートを通して人々のつながりを育むアート・コミュニケーション活動にも力を入れており、すべての人に開かれた「アートへの入口」を目指しています。
展覧会を出展する、子供が訪れる、芸術家の卵が産まれる、鑑賞を「体験」としてより深める場所になるよう様々な体験プログラムが用意されています。
他にも、東京都美術館では映画やテレビドラマ・雑誌などの撮影について一定の条件のもとで撮影を許可しているそうです。今までも建物は色々な雑誌やドラマで使用されたようですよ☆「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」もあり、そちらでは都内の美術館を中心とした展示会などの情報を得ることができるようになっています。美術館情報を収集するための検索端末が設置されているので、美術館巡りなどが好きな人はぜひこちらへ行ってみてはいかがでしょうか。
美術館では「とびらボード」を使ったイベントも行っています。こちらは子供向けのワークショップで、「とびらボードでGO!」がある日は子供が描いた絵をポストカードにしてプレゼントしてくれるんです♪イベントでは、展示室にある本物の絵を見ながらボードに絵を描きます。描き終わったらポストカードに印刷!もらったポストカードは隣にある塗り絵ブースで色を塗って完成♡これは子供達、かなり真剣ですよ・・・集中力も半端ないです。
9つのミュージアムとは「上野の森美術館」「国立西洋美術館」「東京都美術館」「東京国立博物館」「恩賜上野動物園」「国立国会図書館国際子供図書館」「国立科学博物館」「東京藝術大学」「東京文化会館」のことをで、あいうえのは上野で体験するミュージアム体験を豊かな冒険の始まりとなる環境を生み出す「ラーニング・デザイン・プロジェクト」なのです。参加者は対象年齢も小学生~高校生までと幅広く、障害のある子供や海外にいる子供・授業で参加する子供など、様々です。
また作家や作品をめぐって繰り広げられる様々なコミュニケーションの活動に参加できる場でもあります。
東京美術館の建築について
旧館の建築について
大正15年5月1日に開館しました。 建築家岡田信一郎の設計で四方の入口に列柱を配したヨーロッパ古典主義の建築です。 列柱を仰ぎ見るように階段を上がり、正面入り口から広間をまっすぐ進むと彫刻室に下りる階段に出ます。吹き抜けで天井が高く、光に満ちた明るい空間。それをぐるりと取り囲むように地階に工芸陳列室、事務室や食堂、主階に絵画陳列室がありました。「美の殿堂」東京美術館を設計した岡田信一郎は、様式建築の名手と謳われる建築家です。設計時、日本初の本格的なギャラリーという新しい建築課題に取り組んでいました。その一つが採光・・・主階の絵画等列室では、展示用の壁を確保する為「天窓」を使用して自然光を使った空間を作り上げます。彫刻陳列室も当初は司法の壁に沿って装飾的な列柱を建てる計画でしたが、作品を邪魔する列柱を取り外してほしいとの彫刻家たちの意向をくみ岡田が修正して完成したそうです。
新館の建築について
新館は、建物の機能として●常設・企画機能●新作発表機能●文化活動機能の3つを盛り込んでいたそうです。敷地条件も、15mの高さ制限・公園法の関係などで建築面積は旧館以下にしなければならなかったそう。しかし、実際は旧館の倍近い面積を確保しなければならず必然的に地下も利用することになっていったそうです。外部環境の疎外をできるだけ避ける為に敷地周辺に形成する「銀杏」「椎」「けやき」などを疎外させないように配置していったのが現在の美術館になります。
東京都美術館の役割
①現代作家が作品を発表する公募展選抜公募団体の「ベストセレクション展」や「新鋭美術家展」
②自主企画展 「生きるための家」展のような造形表現を広くとらえた展覧会
「福田美蘭展」のような現代作家展
障害のある方の美術展
③アート
アートを通して人々のつながりを育むアート・コミュニケーション活動にも力を入れており、すべての人に開かれた「アートへの入口」を目指しています。
展覧会を出展する、子供が訪れる、芸術家の卵が産まれる、鑑賞を「体験」としてより深める場所になるよう様々な体験プログラムが用意されています。
他にも、東京都美術館では映画やテレビドラマ・雑誌などの撮影について一定の条件のもとで撮影を許可しているそうです。今までも建物は色々な雑誌やドラマで使用されたようですよ☆「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」もあり、そちらでは都内の美術館を中心とした展示会などの情報を得ることができるようになっています。美術館情報を収集するための検索端末が設置されているので、美術館巡りなどが好きな人はぜひこちらへ行ってみてはいかがでしょうか。
東京都美術館の見どころ「アート・コミュニケーションプログラムとは?」
アートを媒介として、人々のつながりを育む活動をしています。 美術館が作品を鑑賞する場にとどまらず、鑑賞を「体験」として、より深める場所になるように、様々なプログラムを実施しています。とびらボード
東京都美術館の特別展では、中学生までのこどもたちに磁気式お絵かきボード「とびらボード」を貸し出しています。 とびらボードは、消したり書いたり自由自在。展示室内で気に入った作品をじっくり観察して、スケッチにチャレンジできます!美術館では「とびらボード」を使ったイベントも行っています。こちらは子供向けのワークショップで、「とびらボードでGO!」がある日は子供が描いた絵をポストカードにしてプレゼントしてくれるんです♪イベントでは、展示室にある本物の絵を見ながらボードに絵を描きます。描き終わったらポストカードに印刷!もらったポストカードは隣にある塗り絵ブースで色を塗って完成♡これは子供達、かなり真剣ですよ・・・集中力も半端ないです。
ミュージアムスタート あいうえの
上野公園に集まる9つの文化施設が連携し、子共たちの「ミュージアム・デビュー」を応援するプログラムです。 子供と大人がフラットに学びあえる環境を創造します。 見る・聞く・話などの体験を通じて、子供たちにミュージアムの楽しさを伝えることを目的とします。9つのミュージアムとは「上野の森美術館」「国立西洋美術館」「東京都美術館」「東京国立博物館」「恩賜上野動物園」「国立国会図書館国際子供図書館」「国立科学博物館」「東京藝術大学」「東京文化会館」のことをで、あいうえのは上野で体験するミュージアム体験を豊かな冒険の始まりとなる環境を生み出す「ラーニング・デザイン・プロジェクト」なのです。参加者は対象年齢も小学生~高校生までと幅広く、障害のある子供や海外にいる子供・授業で参加する子供など、様々です。
参加者の声
“私も大英博物館展を見て来ました。GW中は待ち時間20分~30分!”
英国の博物館も見て来ましたが、団体旅行ではほんのちょっとと言う感じ。なのでどんなものが置いてあるのか見て来ました。まあ~見ておいてイイものでした。私的には、金製品に興味津津!展示方法にも色々考えられたパネルが設置されていました。5.22までですので・・・・。祭日には入場に待ち時間が有るかも。時間にはゆとりを持って出かけて下さい。入口近くにチェスの置物と一緒に写真が取れる所あり、注意! ショップにも製品がゴロゴロ!入場半券で「鳥獣戯画展」の割引あり。
英国の博物館も見て来ましたが、団体旅行ではほんのちょっとと言う感じ。なのでどんなものが置いてあるのか見て来ました。まあ~見ておいてイイものでした。私的には、金製品に興味津津!展示方法にも色々考えられたパネルが設置されていました。5.22までですので・・・・。祭日には入場に待ち時間が有るかも。時間にはゆとりを持って出かけて下さい。入口近くにチェスの置物と一緒に写真が取れる所あり、注意! ショップにも製品がゴロゴロ!入場半券で「鳥獣戯画展」の割引あり。
“大英博物館展に行きました”
ここはシニア料金が設定されてお得な料金で鑑賞できます。いつも特徴のある展示をしますから楽しみにして鑑賞にいきます。国立博物館と同じ上野公園にありますので私はいつも見る事にしています。解説も興味を引くように丁寧になされており、読んでみるとうなずけることが多いです。ショップも展示に会わせてのグッズ販売と、過去の展示のグッズも販売しています。
ここはシニア料金が設定されてお得な料金で鑑賞できます。いつも特徴のある展示をしますから楽しみにして鑑賞にいきます。国立博物館と同じ上野公園にありますので私はいつも見る事にしています。解説も興味を引くように丁寧になされており、読んでみるとうなずけることが多いです。ショップも展示に会わせてのグッズ販売と、過去の展示のグッズも販売しています。
■ 基本情報
- ・名称:東京都美術館
- ・住所:東京都台東区上野公園8-36
- ・アクセス:JR上野駅「公園口」より徒歩7分
- 東京メトロ銀座線・日々谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分
- ・営業時間:9:30~17:30
- ・定休日:毎月第1、3月曜日
- ・電話番号:03-3823-6921
- ・料金:※入館料は無料です。観覧料は展覧会ごとに異なります。 ・公式サイトURL: http://www.tobikan.jp/