ニュージーランド旅行でオーロラ鑑賞！出会えなくても満天の星♪オーロラについて

みなさん！オーロラがニュージーランドでも見られるって、ご存じですか？
英語でオーロラのことをノーザン・ライツとも呼ぶことから、私はてっきりカナダやアラスカ、フィンランドなどの北半球の国でしか見られないと思っていたのですが、実は日本からも近いオーストラリアやニュージーランドでも、オーロラが観測できるんです！今回は、ニュージーランドでのオーロラについて紹介します。

ニュージーランドで観るオーロラの魅力

オーロラが観れなくても、世界一の星空が堪能できる

オーロラはどんなにベストシーズンに行っても、頑張って何日も待っても、「必ず見れる」わけではありません。「せっかく行って観れなかったら残念だしな…」と思う方も多いと思います。でも、例えオーロラが出なくても、ニュージーランドの満天の星空を見れば、行ったことを後悔しないはず。ニュージーランドのテカポ湖は「世界一美しい星空」が見られる場所として有名で、星空観測のために訪れる人が年間を通じてたくさんいます。また、南半球を代表する南十字星など、日本とは違った南半球独特の星空を観察できるのも楽しいですね。

北のオーロラとは色が違う？

ニュージーランドのオーロラは、北米のオーロラでイメージする緑っぽい色ではなく、「低緯度オーロラ」と言う、赤やピンク、紫のものが多いそうです。何とも幻想的な色ですよね。

寒くない！

オーロラ観測というと、氷点下30度の極寒の中で耐え忍ぶイメージがありませんか？カナダやアラスカで観たい場合は確かにそうなるのですが、ニュージーランドの場合は氷点下になることは少なく、北米よりずっと気楽な気持ちで挑戦できます。長時間、野外で待つことになるであろうオーロラ観測で、この優しい気温はとってもありがたい！

1年を通じて観れる

夏は白夜になり夜が来ないアラスカやカナダの北の地域とは異なり、ニュージーランドには白夜はないので、1年を通じてオーロラを見れるチャンスがあります。ただ、夜が長い冬の方が、見れる確率は上がるとのこと。

ニュージーランドのオーロラについて

ベストシーズンは冬

南半球にあるニュージーランドは、6月～8月が冬のシーズン。この時期が最も夜が長いため、オーロラの観測率が高くなります。
冬の気温は、地域によって異なりますが10～15度くらいなので比較的温暖です。南部の山岳地域に行くと氷点下10°程になる場合もあります。

南西の方が観測できる確率が高い

ニュージーランドの中でも特に南西方面がオーロラ観測にはオススメとのこと。
星空で有名なテカポでもオーロラ観測記録はありますが、さらに南西に行ったクイーンズタウンの方が確率は上がります。そしてもちろん、周りに邪魔する光のなく、空がひらけている場所（山の上や湖など）の方が観測しやすくなります。

期待しすぎないこと

寒くない、日本から行きやすい、など魅力的なポイントばかりのニュージーランドのオーロラ観測ですが、注意すべきなのは「絶対観れるものではない」ということ。北米（カナダ・アラスカ）と比べても観測率は低いそうなので、オーロラを主目的にするより、大自然の中でのハイキングや星空観測をメインにし、「あわよくばオーロラも観れたらいいな」くらいの気持ちで訪れる方が良さそうです。

行った人の声

オーロラは必ず観れるわけではありませんが、観れた人も観れなかった人も、みんな大自然や星空を満喫し大満足のニュージーランドへの旅。現地のツアーなどもたくさんあるようなので、気軽に行ってみることができそうですね♪

基本情報

合わせて読みたい参考ページ

• やるときはやりまっせ！（クイーンズタウンでオーロラを撮影している方のブログ）
• Aurora Australis Forecast（南半球のオーロラ予報　※英語）

いかがでしたでしょうか。圧巻される大自然に、優しい人柄など、既に魅力いっぱいのニュージーランドですが、更にこんな意外な魅力があったなんて、驚きでした。 ぜひニュージーランドに行かれる際には、オーロラ観測にも挑戦してみてくださいね♪