北陸新幹線開通に湧く石川県。七尾市は金沢から特急で1時間弱の場所にあり、能登半島の中心部になります。「氷室の鎌祭り」は、江泊町日室の諏訪神社で行われる風鎮祭(かぜしずめまつり)で、神社神域のタブノキに雄鎌と雌鎌の二つの鎌を打ち込むことから、そう言われています。七尾市には他にもいろいろな祭りや神事があるので紹介します。
夜には奉燈に灯がともり幻想的の雰囲気の中、花火があがります。
7月から9月に行われる代表的なお祭りを紹介しましたが、1年をかけてさまざまなお祭りが行われます。七尾市へお出かけの際、参考にしてみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー
1.能登島向田火祭り
http://www.wakura.or.jp/sightseeing/event/item68/
伊夜比咩神社のお祭りで、県の重要無形民族文化財に指定されています。7月の最終土曜日に開催されます。日本三大火祭りの一つで、高さ30mもの大松明に手松明を投げ火をつけ、大松明は火柱になって燃えさかり、燃えつきた松明の倒れた方向によってその年の豊漁、豊作を占います。越後の伊夜比古神(男神)と伊夜比咩神(女神)が逢瀬を楽しむ祭り。
男衆が伊夜比咩神社から神輿と大小7基の奉燈(キリコ)を崎山お旅所まで担ぎだします。そして、火のついた手松明を振り回しながら走りまわり、大松明へ火をつけます。http://lifesharing.jp/travel/japan/post-3168/
2.石崎奉燈祭
http://www.nanaoh.net/c80.html
漁師の町である石崎町、石崎八幡神社のお祭りで、毎年8月第一土曜日に行われます。約100人もの海の男達が高さ13〜15m、重さ2tの大奉燈を担ぎ上げ、漁師町の狭い路地を担ぎ回します。掛け声は「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」
http://urusitouho-araki.com/archives/2007-08.html
3.お熊甲祭
http://www.nanaoh.net/p592.html
久間加夫都阿良加志比古(くまがぶとあらかしひこ)神社の大祭で毎年9月20日に行われます。国指定重要無形民族文化財です。町内の各集落の末社からくり出した神輿が猿田彦の先導で本社に参入します。鉦と太鼓のリズムに合わせて踊る姿がユーモラス
すべての神輿が参入すると「奉幣式」が始まり、各末社の猿田彦が乱舞します。http://www.nanaoh.net/c81.html
4.塩津かがり火恋祭り
http://s.webry.info/sp/82853407.at.webry.info/201105/article_19.html
毎年7月最終土曜日に塩津海水浴場周辺で行われるお祭りです。山側の日両神社、海側の唐津神社の氏神が年に一度、海上で逢瀬を楽しみます。道しるべが幻想的
キリコ(奉燈)と神輿をのせて海上を回ります。夜は火のついた蓮の葉約2000枚が海に流され道しるべになります。5.新宮納涼祭
七尾市中島町藤瀬の藤津比古神社のお祭りで、8月14日の夕刻から行われます。大小10基ほどの奉燈が農村を練り回ります。ゆらゆらと揺れるロウソクならではの魅力
他の祭りの奉燈の電源はバッティリが主流になっていますが、新宮納涼祭では昔ながらのロウソクが奉燈を照らします。7月から9月に行われる代表的なお祭りを紹介しましたが、1年をかけてさまざまなお祭りが行われます。七尾市へお出かけの際、参考にしてみてはいかがでしょうか。
素材提供:トリップアドバイザー