宮城はこんな所です。知っておきたい23個のこと

東北の宮城県は、比較的大きな都市もまとまっており、冬にはスキー、夏にはハイキングや登山も楽しめます。海に面しているので海産物もおいしくいただけるという魅力いっぱいのスポットです。今回はそんな宮城の魅力についてまとめてみました！

宮城とはどんなところ？

宮城県といえば仙台市、太平洋に面していることもあり海産物もたくさん手に入る場所です。冬には雪もたくさん降る地域ですが、昔ながらの雰囲気が残る場所や新しいデザインを取り入れた建物も混在する街が多いです。新幹線もあるので訪れるのは簡単です。

東北大震災のあとは被害も多く受けましたが、今ではかなり復興が進んできているようです。ぜひスキー観光なども楽しみながら訪れてみてください。

宮城の位置

宮城県は、福島県の北、山形県の東側に位置する県です。仙台市は宮城県の大体中心にあり、交通拠点としても栄えています。青森や山形に行く際にも仙台を経由することが多く、交通機関だけでなく、ショッピングモールやレストランもたくさんあります。

奥羽山脈が宮城にあり、東北大学などでも有名です。古墳時代から歴史がある地域でもあるため、歴史散策や宮城の神社巡りを楽しむのも良さそうですね。

東京から宮城へのアクセス

東京から宮城へ行くには東北新幹線や東北本線を利用するのが一番便利です。旅行で訪れる場合には、高速バスを選んで夜、寝ている間に現地にたどり着けるようにすると時間を節約できます。宮城県内はバスやタクシーで移動するのがよいでしょう。

雪が多く降っている時には運転をしてもらったほうが旅行が安全に楽しめます。夏場でも観光タクシーや地域循環のバスを上手に活用して旅行を満喫してください。

宮城の観光スポット

宮城県でのんびりと散策旅行したい方は、松島や美術館、博物館などを巡るのがおすすめです。太平洋に面している松島は特に観光名所としても有名です。ここでは宮城県をのんびり巡るのにおすすめのスポットをまとめました。

松島

松島湾に面したスポットは、赤色の綺麗な橋やお寺めぐりが楽しめて、日の出や日の入りを眺められる絶好のスポットでもあります。200以上の小さな島も松島地域内にあり、釣りを楽しんだり、市街地で散策を楽しむのも魅力的ですね。

松島の景色は日本三景にも登録されており、温泉旅館などから海を眺めながらゆったりするのもおすすめです。松島は宮城観光で欠かせないスポットですよね。

松島四大観

島がたくさんある松島湾を眺められる絶好のスポットが４つあります。富山（麗観）、多聞山（偉観）、大高森（壮観）、扇谷（幽観）の4つがその見どころなのですが、どれも歴史がありこの4つを巡るだけでもかなり充実した旅が堪能できます。

松島湾には260近い小島があり、それらを臨む景色は非常に思い出に残ります。宮城観光の目玉でもあるため、ツアーを利用してみても良さそうですね。

瑞巌寺

松島観光と言ったらこちらの瑞巌寺。国宝にも指定されており、本堂障壁画の企画展などもあって見所満載です。松島湾に近い場所にあるため、観光で訪れるのも便利です。季節によって時間は変わりますが、基本的に午前8時から午後3時半の間に訪れれば1年中訪問できます。

毎週木曜日には写経会が行われているので、精神を落ち着かせて集中する時間にいかがでしょうか。観光の際にもこの木曜日を合わせてみるとよいでしょう。納経料1000円で体験できます。

大崎八幡宮

平安時代、坂上田村麿のいた時代から由来ある八幡宮で、菊紋が目立つ装飾です。安土桃山時代の遺構として唯一の八幡宮と言われており、歴史的な価値は非常に重要です。一つの時代の証を現代に残すスポットなので、松島観光ではこの八幡宮も欠かせません。

1年を通して行われる行事の数も多く、祈願をする方も非常に多いです。6月には半年間の穢を祓う儀式も行われるので、ぜひ自身の興味のある行事が行われる時期に訪れてみてください。

多賀城

多賀市にある多賀城は、8世紀頃に建てられていたと言われており、宮城の長い歴史を理解する上で欠かせない存在です。仙台市の北東にあり、松島からのアクセスも容易です。今ではその多賀城の史跡が残っているだけですが、のんびりと散策するのにちょうどよい場所で気持ち良い環境です。

陸奥の国の国府や鎮守府が置かれていた歴史もあり、この地域が大きな都市として栄えていたことが分かるスポットでもあります。歴史を感じられる充実した旅ができるでしょう。

東北歴史博物館

東北の歴史を集めた歴史的な博物館で、古文書や古来の生活の様子も学ぶことができます。体験コーナーや企画展などもあり、親子一緒でも楽しめるような場所です。今の時代には目新しい物もあり、子どもにとっては特に新しい発見にもなるでしょう。

資料をインターネットからもチェックできるため、小中学生の社会の学習で活用されることもあります。地域では社会科見学などで誰もが一度は訪れる場所なのでぜひ観光で体験してみてください。

宮城県美術館

ルートヴィヒコレクションやピカソ展といった企画展も行われる美術館です。ミュージアムショップやレストランもあり、ツアーで訪れてみても楽しめそうですね。学生は基本的に無料で利用できるのでとてもお得です。社会科見学で訪れる方も多いです。

施設は緑も多く広い敷地があり、お散歩にはちょうどよい環境が整っています。夏のほうが気持ちよく訪問できるので、デートなどで訪れてみても良さそうですね。

蔵王国定公園

宮城県と山形県の堺にある国定公園も見どころの一つです。ここだけのブナ林や高山植物などが見られるので、国内でも貴重なスポット。冬に行くのは寒すぎるので、真夏の避暑地感覚で訪れてみてください。8月くらいが一番最適な時期です。

ピクニック感覚でもいけますが、軽登山をするつもりであれば夏でも装備はしっかり固めていきましょう。高山にしか生活していない動植物を見られる貴重なチャンスです。

宮城の郷土料理

食材も海山のものがそろう宮城県は、郷土料理も非常においしく種類も多いです。レストランやホテルで味わうこともあるので、じっくりと地元の味を楽しんでみてください。仙台駅や松島周辺のレストランでも気軽に味わえます。

仙台味噌

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、ほかの味噌と比べて腐ってダメにならなかったと言われている信頼ある味噌が、仙台味噌です。この味噌作りの体験ができたり、仙台味噌でできた味噌汁を味わったり出来るのも宮城観光の醍醐味ですね。ホテルなどでも味わえることが多いです。

自宅用に仙台味噌を買っても良いですが、おみやげにもかなり喜ばれます。風味もよく、海鮮でも野菜でも合う味噌汁が作れるので、自宅でもじっくり味わってください。

はらこ飯

はらこ飯は脂ののった鮭といくらが一緒に乗っている丼もののご飯で、親子丼の魚版のような食べ物です。かなりくせになる風味で非常においしく、お寿司感覚で食べられるのも嬉しいポイントです。朝ごはんには少し胃もたれしそうですが、お昼などガッツリ食べたい時には嬉しい味です。

宮城の特産と言われていますが、家庭でも真似して見ると良いでしょう。いくらと鮭があればできるので、本場の味を覚えて普段元気をつけたい時に是非試してみてください。

ほっき飯

宮城県沿岸でたくさん取れるほっき貝を贅沢にのせたほっき飯も宮城の食材としておすすめです。はらこ飯と合わせて楽しめるお店が多いので、ぜひチャレンジしたいですね。コリコリした食感もなかなか癖になるので、旅行の際にはぜひ味わいたいです。

ほっきだけで食べるとそれほど美味しくないと言われていますが、ご飯と一緒に好みでお醤油もかけながら食べたり、わさび醤油をかけて食べても味わえます。ぜひおいしい食べ方を探してみてください。

ホヤ料理

見た目がかなりグロいとも言われるホヤ貝は、きちんと調理されているとくせになる食感があって、ハマる人も多いです。宮城の近海ではホヤもとれるので、他の地域で食べるよりは安くたくさん食べられます。海鮮市場などでもぜひチャレンジしてみてください。

専門店で味わっても良いですが、ホテルや旅館でも体験できる場合があります。海鮮料理のビュッフェがあればとくに期待できそうですね。まだ食べたこと無い方はぜひ味わってみてください。

仙台牛タン

宮城でぜひ食べたい食材と言ったら、仙台の牛たんです。宮城の名産とも言われているので、少し金額が高くても味わいたいところですね。ホテルのバイキングやビュッフェで食べられる場合も多いので、旅館やホテルのお食事で一緒に味わえるかどうかも確かめましょう。

牛たんだけ食べるとなると3000円から5000円かかってかなりの出費になりそうです。お手頃なものよりは高級な牛タンが食べられるホテルや旅館のセットプランを活用したほうがお得です。

ずんだ餅

東北の特産物としても有名なのが、ずんだ餅ですよね。独特の甘みはお茶菓子に最適で、喫茶店などでも食べられます。ずんだ餅の専門店もあるようなので、見かけたら是非味わいましょう。「ずんだ餅本舗」や「北上京だんご本舗」がおすすめのお店です。

枝豆を使った和菓子で、甘みもありますが健康食の一つとしても好まれます。外国人の観光客にも喜ばれるので、おみやげに買って帰るのも良さそうですね。

お土産に！宮城の伝統工芸品

宮城観光のおみやげにはやはりその地の伝統工芸品が喜ばれます。価格はそれなりに高いですが、お手頃な食器や湯のみも比較的多いため、道の駅や仙台駅などでもチェックしてみてください。宮城でチェックして欲しい伝統工芸品をいくつかあげてみました。

鳴子漆器

1624年頃に生み出されたと言われている漆器で、全国的にも有名です。トチノキやケヤキの素材を使用した物も多いようで、木目と優しい質感が日常をより上品にしてくれます。お食事で使うのも良いですが、お客様向けに出して使いたくなるようなきれいなものばかりです。

茶菓子入れに最適なサイズのお皿や湯のみがおみやげに最適です。鳴子漆器で作られた動物モチーフの飾りもかわいらしくておすすめ。ぜひ工夫してお買いものを楽しんでください。

雄勝硯

書道を嗜む方ならば誰もが憧れる石巻の硯は日本の9割の硯を作っていると言われるほど硯づくりが盛んでした。今でも硯づくりは続けられていますが、書道人口の減少もあり、かなり衰退しているようです。心を落ち着かせてくれる書道のための名器をぜひひとつでも所有したいですね。

非常に高価なものからお手頃な価格の硯までそろっているので、できれば専門店で吟味したいですね。硯一つでも書の雰囲気は大きく変わるので、じっくりと選別してみましょう。

宮城伝統こけし

1300年前から作られてきたこけし。宮城では5種類ものこけしが作られているようです。鳴子こけし・遠刈田こけし・弥治郎こけし・作並こけし・肘折こけしというものがあり、それぞれに込められている思いが異なるようです。

県内にあるこけしの製造所などを見学できるツアーもあるので、ぜひチェックしてみてください。子どものお守りやおもちゃ代わりにもできるので、かわいい色合いのものやデザインの良い物をじっくり吟味して購入しましょう。

IN 宮城県仙台市 観光した〜

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