沖縄県八重山郡竹富町に属する黒島。島の形がハートに似ていることから、ハートアイランドとも呼ばれることがあります。また日本としては珍しく南十字星やカノープスを観測できることがあります。この黒島の観光ポイントを5つ紹介します。
正式な名称は、「特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所」。石西礁湖のウミガメ類やサンゴの研究等を行っています。
ウミガメやハブやヤシガニなど海の動物と触れ合うことができます。生物飼育室ばかりではなく、ウミガメの剥製やイルカの骨格などの生物標本を見ることのできる資料展示室もあります。夏休みや大型連休には放流のイベントもありますので、ぜひ黒島研究所のHPをチェックしてみて下さい。
水族館と博物館を融合させたような施設になっており、島内でも非常に人気の高いスポットです。上記のほか、約1000点にものぼるサンゴの標本が展示されており、国内屈指のコレクション数なのだそう。夏休み期間には「ウミガメ勉強会」も開催されますので、ぜひ参加してみてください。
交通案内
黒島研究所のある黒島には、石垣島の離島桟橋から高速船がでています。高速船の時刻は船会社にお問い合わせください。石垣空港からの黒島研究所までの、所要時間は概ね以下のとおりです。
・新石垣空港~離島桟橋までは、タクシー30分、バス60分
・離島桟橋~黒島港までは、高速船で約30分
・黒島港~黒島研究所まで、徒歩40分、自転車20分
伊古桟橋(いこさんばし)は、沖縄県八重山郡竹富町字黒島地先にある桟橋で、全長354メートル。かつては船着場として島の人々の生活を支えてきましたが、現在は桟橋としては使用されていません。平成17(2005)年に、竹富島の「西桟橋」とともに国の登録有形文化財に新たに登録されました。
伊古桟橋は朝と夜、干潮と満潮のときではまったく異なる顔を見せ、人を楽しませてくれます。下の写真のように、この伊古桟橋から南十字星を観測できることも。
1924年(大正13年)に木造の桟橋が建設されたのが始まりで、後に台風で破壊されてしまったため、1935年(昭和10年)に現在のコンクリート製の桟橋が再建されました。この橋の周辺には数多くの種類の蝶が姿を表わすそう。
透明度が抜群で、天国のように美しい海岸ですが、同時に危険もあります。まずは濡れた岩場が滑りやすいこと。そして潮が満ちたため、気がついたときには海の中に取り残されているなんてことも。相手が自然であることを意識し、足元や潮の干潮には十分気をつけましょう。
また、干潮になるとサンゴ礁たちが姿を現し、まるで橋のようなワタンジ(道状のサンゴ礁)ができるため、リーフ(外海の手前)まで歩いて行くことが出来るんですよ。その内側にはクマノミなどが泳いでおり、非常に綺麗なんです。
やや分かりにくい場所にあり、トイレやシャワーなどの施設もないですが、その分静かで人気がなく、あたかもプライベートビーチにいるかのような思いができます。風景の美しさと合わせ、日頃のストレスを忘れ、のんびりとするには最適の場所かもしれません。
こちらの海も非常に透明度が高く、サンゴが多いためシュノーケリングスポットとして非常に人気があります。さらに、夕方になるとヤドカリたちが砂浜から一斉に海に戻っていくシーンを見ることも出来るんですよ。
トイレも含め、なにもないように見えますが、ありきたりの施設よりもさらに素晴らしいものが見られます。それは黒島のすべてです。もともと平たい土地の多い島ゆえ、黒島の学校や郵便局といった建物はもちろん、広大な牧草地、海の向こうの島々まで360℃見渡すことができます。絶景!
それほど高い展望台ではありませんが、「日本の道100選」にも選ばれたという道と、その周辺に広がるのどかな風景に心が癒やされること間違いありません。展望台の頂上にはタイルで描かれた八重島諸島のがありますよ。
八重島にはそれぞれ同様の遠見台があり、火や煙を使って島から島へと合図を送っていたそうです。その合図で、石垣島の琉球府まで情報を伝えていただなんてすごいですね!
ちなみに、以前は登ることが出来たそうですが、現在は崩落の恐れがあるため禁止されていますので、ご注意くださいね。また、プズマリは八重山にいくつか点在しており、「黒島展望台」はこのプズマリを基に建てられているそうです。
特に何かがあるわけではないので、観光客も少ない穴場スポットになります♪
集落から離れた広大な牧草地にポツリと佇む灯台です。昭和47年(1972年)に初点灯されました。小ぶりな灯台ですが、白亜の姿が周囲の豊かな緑とその背後に広がる澄んだ海に映え、非常に美しい風景を作り出しています。
毎年2月下旬には「黒島牛まつり」が開催され、高級和牛を安く味わうことができます。祭りの時期には、多くの観光客が来るんだとか♪
黒島の人口は約210人ほどだそうですが、これに対して牛の数はなんと約2800頭にもなるのだそう。人口の10倍以上の牛が暮らしているため、島内のいたるところで野原でのんびり過ごす牛の姿を見ることが出来るんです。
自転車のレンタルは、港や各民宿でレンタルをすることができるので、宿泊施設に事前に問い合わせてみてくださいね!
黒島の自然を感じながら移動することができる上、レンタカーよりも格段にリーズナブルであり、さらには車ではアクセスし辛い場所にも行けるため、体力のある方にはぜひオススメですよ。 熱中症対策などご注意ください。
レンタカーは、島内に1件だけしかお店がありません。レンタルをしたい場合は早めに問い合わせるようにしましょう!
もし車がレンタルできなくても、自転車があるので安心してくださいね。
「自転車での移動は体力的にキツイ」という方にはこちらがオススメです。ですが、車両数がたった3台しかありませんので、確実にレンタルできるよう事前に段取りを組んでおきましょう。また、レンタサイクルのほか、観光バスもあるようです。
夜にはラフテイや馬刺しなどの1品ものに、ビールや島酒が用意されています。沖縄ならではのお酒を楽しみながら、のんびりご飯を食べるのがおすすめですよ!
パンやケーキはテイクアウトができるので、サイクリングのついでに立ち寄って浜辺で食べるのもいいかもしれません。おすすめメニューは「牛そば」で、黒島の牛肉をすき焼き風に煮込んでいて絶品ですよ♪
マンゴーやアセロラなどのジュースもあるので、サイクリング中の一休憩に立ち寄ってみてくださいね。
素材提供:トリップアドバイザー
1.黒島研究所
ウミガメやハブやヤシガニなど海の動物と触れ合うことができます。生物飼育室ばかりではなく、ウミガメの剥製やイルカの骨格などの生物標本を見ることのできる資料展示室もあります。夏休みや大型連休には放流のイベントもありますので、ぜひ黒島研究所のHPをチェックしてみて下さい。
水族館と博物館を融合させたような施設になっており、島内でも非常に人気の高いスポットです。上記のほか、約1000点にものぼるサンゴの標本が展示されており、国内屈指のコレクション数なのだそう。夏休み期間には「ウミガメ勉強会」も開催されますので、ぜひ参加してみてください。
■ 基本情報
・名称:特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所
・住所:〒907-1311 沖縄県八重山郡竹富町字黒島136
・開館時間:午前9時~午後6時・定休日:年中無休(研究や島の行事により休館することがあります)
・電話番号:0980-85-4341(FAX兼用)
・Mail : [email protected]
・料金:500円・研究目的に限り宿泊ができます。必ず予約をしてください。施設使用料一日1500円
・公式サイトURL:http://www.kuroshima.org/index.html
黒島研究所のある黒島には、石垣島の離島桟橋から高速船がでています。高速船の時刻は船会社にお問い合わせください。石垣空港からの黒島研究所までの、所要時間は概ね以下のとおりです。
・新石垣空港~離島桟橋までは、タクシー30分、バス60分
・離島桟橋~黒島港までは、高速船で約30分
・黒島港~黒島研究所まで、徒歩40分、自転車20分
2.伊古桟橋
伊古桟橋は朝と夜、干潮と満潮のときではまったく異なる顔を見せ、人を楽しませてくれます。下の写真のように、この伊古桟橋から南十字星を観測できることも。
1924年(大正13年)に木造の桟橋が建設されたのが始まりで、後に台風で破壊されてしまったため、1935年(昭和10年)に現在のコンクリート製の桟橋が再建されました。この橋の周辺には数多くの種類の蝶が姿を表わすそう。
■ 基本情報
・名称:伊古桟橋(いこさんばし)
・住所:沖縄県八重山郡竹富町字黒島地先
・アクセス:
●黒島港→伊古桟橋(約2.2km)自転車/約11分(11km/h)
●東筋集落→伊古桟橋(約1km)自転車/約5分(11km/h)、徒歩20分
●仲本集落→伊古桟橋(約3km)自転車/約16分(11km/h)
・おすすめの時間:満潮のとき。潮見表で時間を調べておくと便利です。
・トイレなどの設備はありません。
3.仲本海岸
黒島でもっとも有名なビーチであり、その美しさは沖縄で一番という声も聞くほどです。シュノーケリングには格好の場所であり、同時に熱帯魚やサンゴなど沖縄の海の生き物たちがじかに観察できる、天然の博物館でもあります。透明度が抜群で、天国のように美しい海岸ですが、同時に危険もあります。まずは濡れた岩場が滑りやすいこと。そして潮が満ちたため、気がついたときには海の中に取り残されているなんてことも。相手が自然であることを意識し、足元や潮の干潮には十分気をつけましょう。
また、干潮になるとサンゴ礁たちが姿を現し、まるで橋のようなワタンジ(道状のサンゴ礁)ができるため、リーフ(外海の手前)まで歩いて行くことが出来るんですよ。その内側にはクマノミなどが泳いでおり、非常に綺麗なんです。
■ 基本情報
- アクセス
- ●黒島港→仲本海岸(約1.8km)
自転車/約9分(11km/h) - ●東筋集落→仲本海岸(約2.2km) 自転車/約12分(11km/h)
- ●仲本集落→仲本海岸(約500m) 自転車/約2分(11km/h)、徒歩約8分備
- ・屋根付の休憩所があり、シャワーとトイレもあります。
- ※シュノーケリング中の事故が増えています。ライフジャケットの着用をおすすめします。
4.西の浜
約2キロメートルにわたって白い砂浜とエメラルドグリーンの海が続いています。4月頃から10月頃にかけてウミガメが産卵のためにやってくることで知られています。やや分かりにくい場所にあり、トイレやシャワーなどの施設もないですが、その分静かで人気がなく、あたかもプライベートビーチにいるかのような思いができます。風景の美しさと合わせ、日頃のストレスを忘れ、のんびりとするには最適の場所かもしれません。
こちらの海も非常に透明度が高く、サンゴが多いためシュノーケリングスポットとして非常に人気があります。さらに、夕方になるとヤドカリたちが砂浜から一斉に海に戻っていくシーンを見ることも出来るんですよ。
■ 基本情報
- アクセス
- ●黒島港→西の浜(約800m)
自転車/約3分(11km/h) - ●東筋集落→西の浜(約3km) 自転車/約15分(11km/h)
- ●仲本集落→西の浜(約2.4km) 自転車/約12分(11km/h)
- ・シャワーやトイレなどはありません。
5.黒島展望台
黒島展望台は黒島港と東筋集落を結ぶ県道脇にある展望台です。高さは10メートルほど。トイレも含め、なにもないように見えますが、ありきたりの施設よりもさらに素晴らしいものが見られます。それは黒島のすべてです。もともと平たい土地の多い島ゆえ、黒島の学校や郵便局といった建物はもちろん、広大な牧草地、海の向こうの島々まで360℃見渡すことができます。絶景!
それほど高い展望台ではありませんが、「日本の道100選」にも選ばれたという道と、その周辺に広がるのどかな風景に心が癒やされること間違いありません。展望台の頂上にはタイルで描かれた八重島諸島のがありますよ。
■ 基本情報
- アクセス
- ●黒島港→黒島展望台(約1.7km)
自転車/約9分(11km/h)、徒歩/約32分 - ●東筋集落→黒島展望台(約800m) 自転車/約4分(11km/h)、徒歩/約14分
- ●仲本集落→黒島展望台(約1.2km) 自転車/約6分(11km/h)、徒歩/約22分
- ・トイレなどの設備はないです。
6.プズマリ
プズマリは、黒島で一番高い場所にある昔の遠見台です。宮里海岸の入り口にあり、琉球石灰岩が積み重ねられいます。琉球王国時代には、海上交通を監視する遠見台として利用されていました。八重島にはそれぞれ同様の遠見台があり、火や煙を使って島から島へと合図を送っていたそうです。その合図で、石垣島の琉球府まで情報を伝えていただなんてすごいですね!
ちなみに、以前は登ることが出来たそうですが、現在は崩落の恐れがあるため禁止されていますので、ご注意くださいね。また、プズマリは八重山にいくつか点在しており、「黒島展望台」はこのプズマリを基に建てられているそうです。
■ 基本情報
- ・名称: プズマリ
- ・アクセス:黒島港→プズマリ(約2km)自転車/約10分(11km/h)
- ・公式サイトURL: http://www.kurosima.net/k-puzmari.php
7.黒島灯台
黒島灯台は、島の最南端にある灯台です。何もない岩場に立つ小さな灯台で、中に入ることはできません。灯台の前には、美しいエメラルドグリーンの海が広がっていて、絶景を楽しむことができます。特に何かがあるわけではないので、観光客も少ない穴場スポットになります♪
集落から離れた広大な牧草地にポツリと佇む灯台です。昭和47年(1972年)に初点灯されました。小ぶりな灯台ですが、白亜の姿が周囲の豊かな緑とその背後に広がる澄んだ海に映え、非常に美しい風景を作り出しています。
■ 基本情報
- ・名称: 黒島灯台
- ・アクセス: 黒島港→黒島灯台(約4.5km)自転車/約25分(11km/h)
- ・公式サイトURL: http://www.kurosima.net/k-toudai.php
8.黒島の牛
黒島は非常に牧畜が盛んな島です。島のほとんどが牧場といっても過言ではないほどで、島を散策していると確実に牛を見かけます。高級ブランド黒毛和牛の一部は、子供のころこの島で過ごしているそうです。毎年2月下旬には「黒島牛まつり」が開催され、高級和牛を安く味わうことができます。祭りの時期には、多くの観光客が来るんだとか♪
黒島の人口は約210人ほどだそうですが、これに対して牛の数はなんと約2800頭にもなるのだそう。人口の10倍以上の牛が暮らしているため、島内のいたるところで野原でのんびり過ごす牛の姿を見ることが出来るんです。
観光のおともに!
レンタサイクル
路線バスやタクシーがないため、島の移動は基本的にレンタカーやレンタサイクルになります。黒島はそれほど起伏がないので、自転車でも苦労せずに島をまわることができます。自転車のレンタルは、港や各民宿でレンタルをすることができるので、宿泊施設に事前に問い合わせてみてくださいね!
黒島の自然を感じながら移動することができる上、レンタカーよりも格段にリーズナブルであり、さらには車ではアクセスし辛い場所にも行けるため、体力のある方にはぜひオススメですよ。 熱中症対策などご注意ください。
レンタカー
もし車がレンタルできなくても、自転車があるので安心してくださいね。
「自転車での移動は体力的にキツイ」という方にはこちらがオススメです。ですが、車両数がたった3台しかありませんので、確実にレンタルできるよう事前に段取りを組んでおきましょう。また、レンタサイクルのほか、観光バスもあるようです。
グルメも見逃せない!
9.味処 はとみ
味処 はとみは、お昼は食堂、夜は居酒屋として地元の人に親しまれているお店です。お昼は沖縄の家庭料理が用意されていて、ソーキそばやチャンプルーを食べることができます。夜にはラフテイや馬刺しなどの1品ものに、ビールや島酒が用意されています。沖縄ならではのお酒を楽しみながら、のんびりご飯を食べるのがおすすめですよ!
■ 基本情報
- ・名称: 味処 はとみ
- ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町字黒島1819
- ・アクセス:黒島港から2.5km 自転車で15分
- ・営業時間: 11:00~14:30、19:00~24:00(LO23:00)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0980-85-4265
- ・公式サイトURL: http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001466/
10.パームツリー
パームツリーは、横浜出身の店主が切り盛りしているカフェレストランです。八重島そばやビーフカレーなどの定番メニューはもちろんのこと、手作りパンや手作りケーキなどの用意されています。パンやケーキはテイクアウトができるので、サイクリングのついでに立ち寄って浜辺で食べるのもいいかもしれません。おすすめメニューは「牛そば」で、黒島の牛肉をすき焼き風に煮込んでいて絶品ですよ♪
■ 基本情報
- ・名称: パームツリー
- ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町字黒島47
- ・アクセス: 黒島港より自転車で10分
- ・営業時間: 10:30~21:00(LO20:30)
- ・定休日: 不定休
- ・電話番号: 0980-85-4395
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001526/
11.ハートらんど
ハートらんどは、黒島港ターミナルの目の前にあるカフェです。港で船を待っているときなどにかなり使い勝手がいいです。八重山そばや島みそそば、ポーク玉子といった沖縄メニューがそろっているので、とりあえず困ったときに行ってみると外れないです。マンゴーやアセロラなどのジュースもあるので、サイクリング中の一休憩に立ち寄ってみてくださいね。
■ 基本情報
- ・名称: ハートらんど
- ・住所: 沖縄県八重山郡竹富町黒島466
- ・営業時間: 11:00~18:00
- ・定休日: なし
- ・電話番号: 0980-85-4995
- ・参考サイトURL: http://tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001654/
素材提供:トリップアドバイザー