ちょうど神奈川県と東京都の県境にある町田市。よく耳にする地名だけど、実際は神奈川県なのか東京都なのかはっきりしてほしい!という人が多いのではないでしょうか。今回はそんな町田市についてご紹介します。知られざる名スポットや、どんな街なのかがこれを読めば丸分かりです!
東京23区のように東京都の中でも有名で人が集まる都市とは違い、町田市は少し外れの場所にあります。具体的な場所を見ていきましょう。
そんな町田市は東京側は八王子市と多摩市に、神奈川県側は横浜市、川崎市、相模原市、大和市に囲まれています。こうしてみると神奈川県側の方に囲まれていますね。 町田市は東京都の南側にありますが、実は東京側から行くことが出来ません。町田市へ行くには、たとえ東京側からでも神奈川県を通る必要があります。東京都に属しているのに不思議ですよね。これは一体なぜなんでしょうか?
町田市は東京都側との間に丘陵があり、これがあるので交通の便が不便という問題があります。そのため八王子市に行くにも相模派らを経由します。
地図にも当たり前のように記載されているので、神奈川県民も町田市を自分の県だと思ってしまうそうです。確かにこれだけ間違えたら、神奈川県だと思ってしまいそうです。
町田市へ行くには大きく鉄道と車という2種類のアクセス方法があります。東京や渋谷、神奈川県の横浜など意外と短時間で行くことができる便利な街です。では具体的にどのようなアクセス方法があるのか見ていきましょう。
これらの道があるので、交通の便が良くなり町田市全体が発展していきました。東名高速道路のインターチェンジの名前も「横浜町田I.C.」となっています。
新宿から進むと町田駅は玉川学園前の一駅先、相模大野駅の一駅後です。この相模大野駅で乗り換えると江の島まで行くことが出来ます。
先ほどの新宿と比べると、神奈川県の大動脈の横浜までは20分という短時間で到着します。これなら町田市民も神奈川県に親近感を持ってしまうかもしれませんね。
町田市の中でも北部に行く時にはこの京王相模原線に乗って「多摩境駅」で下車します。またこの多摩境駅は東京都と神奈川県の境目にあるということから名前が付けられました。この電鉄の中では一番新しい駅となります。終点の橋本駅で乗り換えて町田駅に行くことが出来ます。
この電鉄は渋谷駅から中央林間駅までを結びます。渋谷は副都心として栄えてきましたが、途中で双子玉川や青葉台など閑静な住宅地を抜けていきます。そのため子育て世代やビジネスマンなど多くの人たちが使用しています。
その中でも特に人気のショッピングモールを中心にご紹介します。町田市へ行ってショッピングがしたくなるかも!
ショッピングモールなども人気ですが、商店街ではこうした若者向きのお店から昔ながらの乾物屋なども軒を連ねており、休日を中心に賑わっています。
町田駅に直結しているショッピングはもちろんグルメやパンケーキなどのカフェも充実しています。地上10階まである大型施設です。
東京都内でも初となる大型アウトレット施設で、大きく4つのエリアに分かれています。ホームライフガーデンエリア・オアシススクエアエリア・フレッシュベリーマーケット・アウトレットショップスです。特にフレッシュベリーマーケットでは、焼き立てパンや新鮮な食材が手に入ります。
そんな町田市を題材とした作品にはどのような物があるのでしょうか?誰もが一度は耳にしたことがある作品もありますよ。
ストーリーは便利屋の経営者とその友人の話しで、俳優の英太と松田龍平が演じたことで話題を呼びました。実際に町田市という名前は出ません。空想の東京都南西部最大の街が舞台となっていますが、実際に町田でも呼ばれるような建物の愛称が出てきます。
多くは多摩市の実在の建物や神社が出てきますが、動物注意の看板や道などは多摩市の町田市図師町付近がモデルとなっています。町田市の中にも人間に混じって狸が化けているかもしれませんよ。
お子さんから高齢の方まで、家族でも友人とでも楽しめるスポットです。遊び疲れたら駅前の商業施設のカフェでゆっくり過ごすのも良いですね。
1987年に開館して以来多くの人が訪れています。また企画展も年に7~8回行われるので、いつ行っても新しい作品に出会えます。
お子さんだけではなく、大人までその可愛さに癒されそうですね。毎月のようにイベントが行われているので、イベントに合わせてお出かけするのもおすすめです。
町田市の観光の中心を担っています。施設はゆったりとしており、小野路産の地粉100%のうどんなど小野路の食材を使ったメニューをいただけます。
濃いピンクが印象的な町田ダリア園や、白と緑の素朴な花が咲く町田えびね苑など花のみどころが多い七国山です。周辺を散策しながらいろいろな花を鑑賞したいですね。
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1.どこにある?町田市は神奈川県?!東京都?!
Dick Thomas Johnson
町田市と聞くと神奈川県なのか東京都なのか、それらの県民や都民の中にも曖昧に覚えている人もいるちょっとだけ悲しい市です。そんな紛らわしい町田市は、その場所や地形などに理由がありました。ではどのような理由でしょうか?東京23区のように東京都の中でも有名で人が集まる都市とは違い、町田市は少し外れの場所にあります。具体的な場所を見ていきましょう。
2.地図を見てみよう!町田市は神奈川県に囲まれているが東京都。
地図を見ると分かりますが、町田市は東京都から半島のように突き出て神奈川県の中に入り込んでいます。日本で唯一3つの政令指定都市に囲まれている市町村です。また東京都の市町村の中では2番目の人口を誇っています。そんな町田市は東京側は八王子市と多摩市に、神奈川県側は横浜市、川崎市、相模原市、大和市に囲まれています。こうしてみると神奈川県側の方に囲まれていますね。
3.東京都で隣接している多摩市や八王子市とは丘陵で隔てられている!
町田市は東京都側との間に丘陵があり、これがあるので交通の便が不便という問題があります。そのため八王子市に行くにも相模派らを経由します。
4.神奈川県地図には大抵載っていて神奈川県民にも親しみがある?!
神奈川県の北側に入り込んでいる町田市ですが、東京都であるはずなのに必ず神奈川県の地図に載っています。また郵便物に神奈川県町田市と書いても届くという話や、東京都は町田市を除くと記載されているが神奈川県は町田市を含むという記載が多いと言われています。地図にも当たり前のように記載されているので、神奈川県民も町田市を自分の県だと思ってしまうそうです。確かにこれだけ間違えたら、神奈川県だと思ってしまいそうです。
5.町田市から東京都に行くためには必ず神奈川を通る!町田アクセス情報
PooWho
町田市は東京都ですが、東京側から向かう時にも必ず神奈川県を経由します。そんな町田市のアクセス方法をご紹介します。町田市へ行くには大きく鉄道と車という2種類のアクセス方法があります。東京や渋谷、神奈川県の横浜など意外と短時間で行くことができる便利な街です。では具体的にどのようなアクセス方法があるのか見ていきましょう。
6.国道246号・東名高速道路と国道16号(横浜線)が交差し南北、東西に発展
東京都と愛知県名古屋を結ぶ東名高速道路が、わずかに鶴間付近を通ります。この鶴間付近は国道16号や国道246号、また保土ヶ谷バイパスや主要道の町田街道と交差したりつながっています。これらを通ることで東京や神奈川から町田市へ行くことが出来ます。これらの道があるので、交通の便が良くなり町田市全体が発展していきました。東名高速道路のインターチェンジの名前も「横浜町田I.C.」となっています。
7.神奈川県の動脈、小田急線で新宿から町田駅まで急行で40分弱!
小田急電鉄は町田市の中東部を走る電車です。新宿までは快速急行で31分で到着します。ビジネスマンが多くなっています。新宿まで30分程なのでサラリーマンを中心に多くの人が利用しているのも納得です。小田急線は新宿から小田原まで通っており、特に神奈川県内のアクセスには最適です。新宿から進むと町田駅は玉川学園前の一駅先、相模大野駅の一駅後です。この相模大野駅で乗り換えると江の島まで行くことが出来ます。
8.横浜にも近い!JR横浜線で町田駅から新横浜まで約20分!
町田市の南西や西部を通っているのがJR横浜駅です。東京の八王子市から神奈川県の横浜市までをつないでいます。八王子市から町田市へ行くには同じ東京都内でも、神奈川県の相模原駅を経由して向かうことになります。やはり神奈川県を経由する必要があるようです。先ほどの新宿と比べると、神奈川県の大動脈の横浜までは20分という短時間で到着します。これなら町田市民も神奈川県に親近感を持ってしまうかもしれませんね。
9.多摩ニュータウン町田エリアの住民の足となる京王相模原線
町田市の北西部を通っているのが京王相模原線です。この鉄道の名前の通り、主に神奈川県を通っている鉄道です。町田市の中でも北部に行く時にはこの京王相模原線に乗って「多摩境駅」で下車します。またこの多摩境駅は東京都と神奈川県の境目にあるということから名前が付けられました。この電鉄の中では一番新しい駅となります。終点の橋本駅で乗り換えて町田駅に行くことが出来ます。
10.閑静な住宅街を通り抜け渋谷へ約40分で直通!東急田園都市線
町田市の中でも神奈川県側の南部を走っているのが東急田園都市線です。JR横浜線から長津田駅で乗り換えて、この東急田園都市線で渋谷まで約40分程で到着します。この電鉄は渋谷駅から中央林間駅までを結びます。渋谷は副都心として栄えてきましたが、途中で双子玉川や青葉台など閑静な住宅地を抜けていきます。そのため子育て世代やビジネスマンなど多くの人たちが使用しています。
11.市内、近辺に大学や短大、高校が多く駅前が商業施設激戦区!
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町田駅は東京や横浜など大都市へのアクセスが良いということもあり、駅前には8つのショッピングモールやデパートが立ち並んでいます。また商店街には見逃せないグルメや、若い人から高齢者まで幅広い年齢層にも対応したファッションショップがあります。その中でも特に人気のショッピングモールを中心にご紹介します。町田市へ行ってショッピングがしたくなるかも!
12.西の秋葉原、西の渋谷という呼称も!?
町田市は南多摩地域や相模原市にとっての商業地の中心地でもあります。大学や高校、短大などの多くの学校施設があるので、そうした若い人達が中心となり活気ある地域です。109やゲームやアニメのショップもあることから「西の秋葉原」や「西の渋谷」とも呼ばれています。ショッピングモールなども人気ですが、商店街ではこうした若者向きのお店から昔ながらの乾物屋なども軒を連ねており、休日を中心に賑わっています。
13.ルミネ、小田急百貨店、109、ミーナ町田など駅前商業施設が林立!
町田市の特に駅前には多くの商業施設があります。駅からすぐのルミネ町田や毎週催し物がある小田急百貨店、カルチャーも兼ねたみーナ町田に若者に絶大な人気がある109などがあります。それぞれ特色や対象の年齢層が違うので、休日には老若男女問わず多くの人で駅前が賑わっています。町田駅に直結しているショッピングはもちろんグルメやパンケーキなどのカフェも充実しています。地上10階まである大型施設です。
14.東急田園都市線南町田駅前はアウトレット「グランベリーモール」
南町田駅前にはグランベリーモールがあります。これは町田市を代表する商業施設で、都内はもちろん神奈川県を中心とした県外からのお客さんも多く訪れます。東京都内でも初となる大型アウトレット施設で、大きく4つのエリアに分かれています。ホームライフガーデンエリア・オアシススクエアエリア・フレッシュベリーマーケット・アウトレットショップスです。特にフレッシュベリーマーケットでは、焼き立てパンや新鮮な食材が手に入ります。
15.町田市に造詣が深い作品
持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)
町田市は東京都郊外のベッドタウンとして発展してきました。閑静な住宅地から、賑わいを見せる駅前など多くの姿を見せてくれます。横浜からや東京からのアクセスが良いこともあり、映画などの撮影現場や舞台ともなっています。そんな町田市を題材とした作品にはどのような物があるのでしょうか?誰もが一度は耳にしたことがある作品もありますよ。
16.作者も住んでいるという『まほろ駅前多田便利軒』(小説・映画)
この映画は三浦しをんが書いた日本の小説です。作者も実際に町田市に住んでいるということで、町田市の情景が度々出てきます。ストーリーは便利屋の経営者とその友人の話しで、俳優の英太と松田龍平が演じたことで話題を呼びました。実際に町田市という名前は出ません。空想の東京都南西部最大の街が舞台となっていますが、実際に町田でも呼ばれるような建物の愛称が出てきます。
17.平成たぬき合戦ぽんぽこの舞台は町田市も含む多摩ニュータウン!
ジブリの高畑勲が監督した作品として、今でも根強い人気があります。子どもはもちろん、自然豊かな山が人間によって都市開発されていく姿は衝撃的でした。この作品の舞台は東京都の南多摩地域、特に多摩市や町田市を中心に描かれています。多くは多摩市の実在の建物や神社が出てきますが、動物注意の看板や道などは多摩市の町田市図師町付近がモデルとなっています。町田市の中にも人間に混じって狸が化けているかもしれませんよ。
18.町田市をよりディープに楽しめるスポット、散策
町田市には豊富な商業施設はあるけど、観光スポットが少ないイメージはありませんか?実は町田市には通な観光スポットが多数あります。ここに行けばもう町田市のことは全て分かるかもしれません。そんなおすすめのスポットをご紹介します。お子さんから高齢の方まで、家族でも友人とでも楽しめるスポットです。遊び疲れたら駅前の商業施設のカフェでゆっくり過ごすのも良いですね。
19.町田市立国際版画美術館
町田市にある版画専門の美術館です。ここでは世界でも珍しい版画専門の美術館として、その作品や版画に関わる資料の展示や研究をしています。コレクションの数は奈良時代のものから約19,000点という膨大な数です。ゆっくりと鑑賞したいですね。1987年に開館して以来多くの人が訪れています。また企画展も年に7~8回行われるので、いつ行っても新しい作品に出会えます。
■ 基本情報
- ・名称: 町田市立国際版画美術館
- ・住所: 東京都町田市原町田4丁目28-1
- ・アクセス: JR 横浜線町田駅(ターミナル口)より 徒歩約12分
- ・営業時間: 10:00~17:00(土日祝日は~17:30)
- ・定休日: 毎週月曜日(祝日および振り替え休日にあたった場合はその翌日),
12月28日~1月4日 - ・電話番号: 042-726-2771
- ・料金: 無料(企画展示は企画展による)
- ・所要時間: 1時間以上
- ・オススメの時期: 通年
- ・公式サイトURL: http://hanga-museum.jp/
20.ふれあいが楽しめる町田リス園
全国的に見ても珍しいリスの動物園です。離し飼いリス園では200mのフェンスの中に、約200匹のリスが住んでいます。ひまわりの種をあげることもできます。またふれあい広場ではモルモットやウサギに触れ合うことが出来ます。お子さんだけではなく、大人までその可愛さに癒されそうですね。毎月のようにイベントが行われているので、イベントに合わせてお出かけするのもおすすめです。
■ 基本情報
- ・名称: 町田リス園
- ・住所: 東京都町田市金井町733-1
- ・アクセス:小田急「町田駅」下車、北口からバスで「薬師池」下車すぐ
- ・営業時間: 10:00~16:00(4月~9月 日曜・祝日のみ 10:00~17:00)
- ・定休日: 毎週火曜日(祝日の場合は開園、翌平日休園)、6月・9月・12月/第一火曜日~金曜日
- ・電話番号: 042-734-1001
- ・料金: 大人400円、子供200円
- ・所要時間: 1時間
- ・公式サイトURL: http://www.machida-risuen.com/
21.江戸時代に宿場として賑わった小野路宿里山交流館
町田市は江戸時代に宿場町として栄えた小野路宿がありました。この地域は今でも多摩丘陵ののどかな風景が残っています。そんな宿場町で旗籠として使われていた「旧角屋」を改修して、小野路宿里山交流館として開館しました。町田市の観光の中心を担っています。施設はゆったりとしており、小野路産の地粉100%のうどんなど小野路の食材を使ったメニューをいただけます。
■ 基本情報
- ・名称:小野路宿里山交流館
- ・住所: 東京都町田市 小野路町888-1
- ・アクセス: 小田急線鶴川駅北口5番乗り場から小野路経由多摩センター行き、または町田バスセンター行きのバスで所要時間13分、「小野神社前」下車、徒歩2分
- ・営業時間: 9:00~17:00
- ・定休日:12/29~1/3
- ・電話番号: 042-860-4835
- ・料金: 無料
- ・所要時間: 30分以上
- ・オススメの時期: 通年
- ・参考サイトURL: http://www.city.machida.tokyo.jp/kanko/miru_aso/satoyamakoryukan/
22.七国山周辺の四季を感じる花めぐり
約128mの高さがある七国山周辺は七国山緑地保全地域に指定されています。ここを中心に町田リス園やふるさと農具館など歴史と自然が融合した施設も多数あります。ここから町田ぼたん園へ向かいます。ここには約300種類、1500株のぼたんが咲き誇っています。濃いピンクが印象的な町田ダリア園や、白と緑の素朴な花が咲く町田えびね苑など花のみどころが多い七国山です。周辺を散策しながらいろいろな花を鑑賞したいですね。
町田市はショッピングと観光の街
神奈川県に今にも融合されそうな町田市ですが、充実したショッピングモールやゆっくりと過ごせる観光スポットなど見どころがいっぱい!東京都も町田市を見直して、神奈川県に取られないようにしてほしいですね。素材提供:トリップアドバイザー