千葉県南房総市の観光スポット５選。1度は行ってみたいおすすめばかり

千葉県の南房総市は、千葉の南端にあり、三方を海に囲まれた温暖な気候が特徴の市です。そのため早くから花が咲き、南国ムードたっぷり！ここではぜひ訪れて欲しい自然や伝統などを感じられる南房総市のオススメ観光スポットをご紹介します。

野島崎灯台

南房総の最南端、野島崎にある白亜の灯台です。日本初の洋式灯台のひとつで、明治2年にフランス人ウェルニー技師により設計されました。現在の灯台は関東大震災後に再建されたもので、中に入って上ることができます。近くには散策路もあり、最南端の碑や、太平洋が一望できる岩場のベンチなどがあります。

訪れた際は、せっかくなので灯台に入ってみてください。中には詳しい説明や灯台レンズなどが展示されています。なにより、上から眺める景色は最高！一面に広がる太平洋、地球は丸いと実感できる景色です。ただ、上までは螺旋階段を上らなくてはならないので、足元には注意してくださいね。

白浜フラワーパーク

南房総の最南端にある白浜フラワーパークは、まるで南国にいるような気分にさせてくれる花でいっぱいの施設です。熱帯ドームはもちろん、花畑は冬でもポピーや金魚草の花摘みができるほど！無料の足湯や、手ぶらでOKなバーベキューなど、家族で、お友達同士でワイワイと楽しむことができます。

フラワーパークだけあって、やはりオススメは花摘みです。とにかく安い！季節にもよりますが、菜の花詰め放題で200円、ポピーは1本15円というのですから驚きです。状態の良いもの、好きな色を自分で選べるのも花摘みの魅力です。金魚草やストックを加えて、抱えるほどの花束を作ってみませんか？

和田浦「WA・O！」

現在、日本で数少ない捕鯨基地のある和田に2014年にできた道の駅です。鯨の町、というだけあって、色んな意味で鯨を満喫できる道の駅です。捕鯨の歴史がわかる資料室をはじめ、レストランでは鯨料理、もちろんお土産も鯨がたくさん！敷地内には日本に3体しか無い巨大なシロナガスクジラの骨格標本もあります。

様々な観点から問題にされがちな捕鯨ですが、ここでは歴史的な捕鯨の伝統を学んだり、郷土料理としての鯨料理がいただけます。特に人気なのは「鯨竜田揚げ給食（500円）」で、懐かしい！と思う人も多いのではないでしょうか。アルミのトレーに牛乳・スープ・コッペパンと竜田揚げ。見事に再現されています。

白間津花のパーキング

国道410号線に面した場所にあるパーキングは、ドライブしていると思わず車を停めてしまう人も多いのではないでしょうか。というのも、国道沿いの海側に一面の花畑が広がっているから。それは、寒い冬でも変わること無く、色とりどりの花々が咲いています。むしろ、冬から春までの営業がほとんどです。

パーキングから道を渡ったところに花畑があるのですが、自分で花摘みをしたり、小屋で売っている花束を購入することができます。花摘みは種類にもよりますが1本30円～100円程度と割安なので、気軽に楽しめます。お花畑の畝の間での写真撮影も記念の1枚になりますよ！

枇杷倶楽部

富浦町にある枇杷倶楽部は、全国道の駅グランプリで最優秀賞を受賞した道の駅です。旬の枇杷やいちご狩りのほか、房州うちわや枇杷の葉染めなど体験メニューが豊富な「楽しく遊べる」道の駅になっています。カフェレストランやお土産店も充実。ドライブコース必須のスポットです。

そんな枇杷倶楽部のオススメは、やはり枇杷狩りでしょう。5月はハウス、6月は路地ものが旬を迎える枇杷は、この時期にしかもぎたてを食べることができません。房州びわは皇室献上品になるほど肉厚で上品な甘さで知られています。ただし予約でいっぱいの日も多いので、お出かけ前には予約をお忘れなく！


南房総は年間を通して温暖で、避寒地として訪れる人も多い場所です。一年中花の咲く南房総、自然に囲まれてのんびりと旅をするのはいかがでしょうか？