日本で一番餃子に詳しい女性ミュージシャンと言えばこの方!玉城ちはるさんが『餃子女子』というタイトルの本を今年発売し、新聞やWEBでも話題を集めています。
今回はその玉城さんに、東京都内ならこの店!というオススメの餃子店を語って頂きました。見たら絶対食べたくなる、「餃子テロ」なコメント満載です!
「焼き餃子はキャベツがベースとなったアッサリした肉餡。いくらでも食べられそう!」
目黒駅前からほど近い『鎮海楼』では、焼き、水、蒸し、揚げの4種類の餃子が楽しめます。ここは目黒周辺の友人と「美味しいもの食べたいね」という話になると集まるお店です。
焼き餃子の皮のパリッと感が秀逸!刻んだ野菜を手絞りをして作りたての皮で包み、一度蒸し器で蒸してから多めの油で焼くんだそうです。焼き餃子1つで、蒸した皮のむっちり感と焼いたパリッと感が一緒に味わえるのがうれしい。あっさりしていて何個でもいけちゃいます。
店内の雰囲気はアジアの街中にあるような趣で、まるで香港映画のウォン・カーワイ作品の中みたいですよね。ビールやワインとともに頂けるので、友人とワイワイ餃子会を開くのにぴったりなんです。
「大好きな餃子の前では、ついつい笑顔になってしまう」
「ぷりぷりの海老とニラがアクセントになっている水餃子と、揚げたての皮が堪らない揚げ餃子」
「大きな皮で包んで、カリッと焼いた焼き餃子はまるでおやきみたい」
中華好きならこの店を知らない人はいないのではないでしょうか?中華東北地方料理のお店として有名な『味坊』は、餃子も美味しいんです。
人気店なので平日でも夜は大混雑します。もし夜に来店するなら、予約しておきましょう。
1日に300個以上売れるというラム肉の焼き餃子は、皮は大きくカリッと焼き上がり、まるでおやきのような食感。ひと口食べるとラム肉の香りが鼻を抜けていきます。豚肉より羊は、肉自体がさっぱりしていて、ヘルシーなので、餃子を食べたくなったダイエット中の女子におすすめです。
「しっかりこねられた皮は、もちもちでとても弾力がある。」
水餃子は、本場中国の女性たちが皮から仕込んでいます。厚めのモチッとした食感です。餡は、ラム肉、ネギ、トマト、ショウガで、この組み合わせは、ほかのお店では見たことがありません。このお店は、ラム肉料理が全部美味しいので、餃子と合わせてほかの料理も食べてみてください。
「冷えたワインと美味しい餃子をおしゃれな店内で味わう」
ここは女性一人客でも全然OK! 店内もおしゃれなので、ランチでサクッとでもいいし、ディナーでワインと一緒にというのもすごくおすすめです。私も、以前この近くの桜上水に住んでいたので、カウンターでワインと餃子を楽しんでいる女性をよく見かけていました。
餃子の餡は、豚と牛の合いびき肉を使い、キャベツと長ネギ、わけぎが入っています。ニンニクは使っていません。餃子をパリッとさせないために、焦げ目をつけてから水を入れるという独特の焼き方をしているため、餃子はふっくら。肉の美味しさと野菜の甘さと香り、シャキシャキとした食感がクセになります。
「焼き色がきれいでふっくらしたオリジナル餃子」
「四川風ごまだれ水餃子は、つるんとした食感で美味。花椒の刺激と香りがいい」
「丸くてうす~い羽根がきれいな華餃子。いろんなタレを試してみて」
パリパリの羽つきの焼き餃子の名店です。食べると、餡に練りこんだ鶏や豚の骨を煮込んでつくったスープがあふれ出してきます。きくらげの歯ざわりも、いい感じ。
水餃子はつるんとした薄い皮で、数種類の香辛料が入ったスパイシーなタレがかかった四川風麻辣水餃子。餡には豚以外に豆腐や松茸も入っていて、とても柔らかい。口に入れると、いろいろな食感を楽しめます。タレのピリッとした山椒の辛さがなかなかクセになります。
「四川風麻辣水餃子は、何度も来たくなるほど、スパイシーなタレがクセになる」
美味しい餃子をつくっているのは、ハルピン出身のとっても美人な奥様。季節に応じて、スパイスや餃子の具材も替えているそうです。ダンディーな旦那さまと仲良く作業されている姿は、まるで映画のワンシーンのようでした。
パリパリ、ビリビリが癖になってしまい、また何度も足を運びたくなる店です。
「どの餃子もコクがあって、美味しい。ビールとの相性も抜群」
神保町ってなぜかカレーと餃子のお店が多いんです。そんな神保町で昭和33年から長く愛されている老舗がこちら。
「餃子は皮が大事だ!」と日ごろから私が言っているのを覚えていたシンガーソングライターの大石由梨香さんが「ちはるの好きな水餃子だと思う」とすすめてくれたのがスープ餃子。塩味の鶏ガラスープに、もち肌の餃子が浮いています。口にすると、確かにパーフェクトなもちもち具合。皮を見せてもらったら、すごくよく伸びる、弾力のある皮でした。
「餃子を包んでいるのは、美人女将。毎日、手作業で餃子を包んでいるそうです」
ほかにも魅力的な餃子がたくさん。海老ニラ餃子はぷりぷりのエビがまるまる入ってるし、ねぎ味噌餃子のこぼれるほどてんこ盛りのねぎもうれしい!餃子好きなら全部試したくなりますよ。
「ワンタンは麺料理。だから、皮のツルツルっとした食感も楽しんでほしい」
こちらで紹介するのは、餃子じゃなくて「海老茹でワンタン」。でも、沖縄出身の私は、このお店をど~しても紹介したいのです!
華僑のお父さんと沖縄県民のお母さんを持つオーナーの子どものころの食卓は、中華料理と沖縄料理、そしてドイツワイン。そんなオーナーのお店だから、ワインは常時180種類以上。でも、「テーブルワインをワイワイと飲んでほしい」という方針からお値段はお手頃です。
ワンタンは、豚の粗びき肉、白菜、干し椎茸などの餡が、薄い皮にはち切れんばかりに入っています。これを特性のタレにからめて食べると、ごまやラー油などの香りや辛味が口に広がります。ここでしか味わえない、沖縄と中華が融合した味を、ぜひ味わってください。
「中華と沖縄の料理の融合をワインで味わおう」
「話し上手なオーナー目当ての常連さんも多いとか」
【東京カレンダーの関連記事】
今回はその玉城さんに、東京都内ならこの店!というオススメの餃子店を語って頂きました。見たら絶対食べたくなる、「餃子テロ」なコメント満載です!
あっさり焼き餃子は何個でもペロリ!『鎮海楼』
「焼き餃子はキャベツがベースとなったアッサリした肉餡。いくらでも食べられそう!」
目黒駅前からほど近い『鎮海楼』では、焼き、水、蒸し、揚げの4種類の餃子が楽しめます。ここは目黒周辺の友人と「美味しいもの食べたいね」という話になると集まるお店です。
焼き餃子の皮のパリッと感が秀逸!刻んだ野菜を手絞りをして作りたての皮で包み、一度蒸し器で蒸してから多めの油で焼くんだそうです。焼き餃子1つで、蒸した皮のむっちり感と焼いたパリッと感が一緒に味わえるのがうれしい。あっさりしていて何個でもいけちゃいます。
店内の雰囲気はアジアの街中にあるような趣で、まるで香港映画のウォン・カーワイ作品の中みたいですよね。ビールやワインとともに頂けるので、友人とワイワイ餃子会を開くのにぴったりなんです。
「大好きな餃子の前では、ついつい笑顔になってしまう」
「ぷりぷりの海老とニラがアクセントになっている水餃子と、揚げたての皮が堪らない揚げ餃子」
旨味たっぷり!変わり種なラムの餃子『味坊』
「大きな皮で包んで、カリッと焼いた焼き餃子はまるでおやきみたい」
中華好きならこの店を知らない人はいないのではないでしょうか?中華東北地方料理のお店として有名な『味坊』は、餃子も美味しいんです。
人気店なので平日でも夜は大混雑します。もし夜に来店するなら、予約しておきましょう。
1日に300個以上売れるというラム肉の焼き餃子は、皮は大きくカリッと焼き上がり、まるでおやきのような食感。ひと口食べるとラム肉の香りが鼻を抜けていきます。豚肉より羊は、肉自体がさっぱりしていて、ヘルシーなので、餃子を食べたくなったダイエット中の女子におすすめです。
「しっかりこねられた皮は、もちもちでとても弾力がある。」
水餃子は、本場中国の女性たちが皮から仕込んでいます。厚めのモチッとした食感です。餡は、ラム肉、ネギ、トマト、ショウガで、この組み合わせは、ほかのお店では見たことがありません。このお店は、ラム肉料理が全部美味しいので、餃子と合わせてほかの料理も食べてみてください。
女性一人OK!ワインと餃子がベストマッチ『くるみ屋 dining』
「冷えたワインと美味しい餃子をおしゃれな店内で味わう」
ここは女性一人客でも全然OK! 店内もおしゃれなので、ランチでサクッとでもいいし、ディナーでワインと一緒にというのもすごくおすすめです。私も、以前この近くの桜上水に住んでいたので、カウンターでワインと餃子を楽しんでいる女性をよく見かけていました。
餃子の餡は、豚と牛の合いびき肉を使い、キャベツと長ネギ、わけぎが入っています。ニンニクは使っていません。餃子をパリッとさせないために、焦げ目をつけてから水を入れるという独特の焼き方をしているため、餃子はふっくら。肉の美味しさと野菜の甘さと香り、シャキシャキとした食感がクセになります。
「焼き色がきれいでふっくらしたオリジナル餃子」
「四川風ごまだれ水餃子は、つるんとした食感で美味。花椒の刺激と香りがいい」
パリパリ羽根つきが好きならここ!『餃子坊 豚八戒』
「丸くてうす~い羽根がきれいな華餃子。いろんなタレを試してみて」
パリパリの羽つきの焼き餃子の名店です。食べると、餡に練りこんだ鶏や豚の骨を煮込んでつくったスープがあふれ出してきます。きくらげの歯ざわりも、いい感じ。
水餃子はつるんとした薄い皮で、数種類の香辛料が入ったスパイシーなタレがかかった四川風麻辣水餃子。餡には豚以外に豆腐や松茸も入っていて、とても柔らかい。口に入れると、いろいろな食感を楽しめます。タレのピリッとした山椒の辛さがなかなかクセになります。
「四川風麻辣水餃子は、何度も来たくなるほど、スパイシーなタレがクセになる」
美味しい餃子をつくっているのは、ハルピン出身のとっても美人な奥様。季節に応じて、スパイスや餃子の具材も替えているそうです。ダンディーな旦那さまと仲良く作業されている姿は、まるで映画のワンシーンのようでした。
パリパリ、ビリビリが癖になってしまい、また何度も足を運びたくなる店です。
もっちもちの水餃子が堪らない『神田餃子屋』
「どの餃子もコクがあって、美味しい。ビールとの相性も抜群」
神保町ってなぜかカレーと餃子のお店が多いんです。そんな神保町で昭和33年から長く愛されている老舗がこちら。
「餃子は皮が大事だ!」と日ごろから私が言っているのを覚えていたシンガーソングライターの大石由梨香さんが「ちはるの好きな水餃子だと思う」とすすめてくれたのがスープ餃子。塩味の鶏ガラスープに、もち肌の餃子が浮いています。口にすると、確かにパーフェクトなもちもち具合。皮を見せてもらったら、すごくよく伸びる、弾力のある皮でした。
「餃子を包んでいるのは、美人女将。毎日、手作業で餃子を包んでいるそうです」
ほかにも魅力的な餃子がたくさん。海老ニラ餃子はぷりぷりのエビがまるまる入ってるし、ねぎ味噌餃子のこぼれるほどてんこ盛りのねぎもうれしい!餃子好きなら全部試したくなりますよ。
渋谷の深夜の救世主『琉球チャイニーズダイニングTAMA 渋谷店』
「ワンタンは麺料理。だから、皮のツルツルっとした食感も楽しんでほしい」
こちらで紹介するのは、餃子じゃなくて「海老茹でワンタン」。でも、沖縄出身の私は、このお店をど~しても紹介したいのです!
華僑のお父さんと沖縄県民のお母さんを持つオーナーの子どものころの食卓は、中華料理と沖縄料理、そしてドイツワイン。そんなオーナーのお店だから、ワインは常時180種類以上。でも、「テーブルワインをワイワイと飲んでほしい」という方針からお値段はお手頃です。
ワンタンは、豚の粗びき肉、白菜、干し椎茸などの餡が、薄い皮にはち切れんばかりに入っています。これを特性のタレにからめて食べると、ごまやラー油などの香りや辛味が口に広がります。ここでしか味わえない、沖縄と中華が融合した味を、ぜひ味わってください。
「中華と沖縄の料理の融合をワインで味わおう」
「話し上手なオーナー目当ての常連さんも多いとか」
玉城ちはるさんの著書『餃子女子』
玉城さんが取材ノートが積み上がるほどに現場に行き、記事にまとめた渾身の一冊。東京のみならず全国の餃子の美味しい店がこの1冊につまっている!
刊行:ラトルズ
定価:1200円(税別)
◆協力
スタイリング:chainus ワタナベカズエ
ヘアメイク:阿久津由美
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