京料理を堪能したい人必見！老舗「伊勢長」の魅力

京懐石といえば、美しい色彩と、旬の食材の美味しさ、伝統の味を想像します。京都にはそんな京懐石を堪能できるお店が数多くあります。そこで今回は、長い京都の歴史の中、300年続いてきた老舗京料理店「伊勢長」にスポットを当てて紹介します。由緒ある伝統の味を守り続けてきた、その姿をご覧ください。

１．伊勢長とは？

伊勢長は、1700年初めに創業して依頼、290年余りの歴史を繋いできました。四季折々の京懐石は伝統の味を守りつつ、見ても美しく、食べては感動を与えるお料理です。
店舗は京都の本店と、東京千代田区の帝国ホテルに店を構えてありましたが、本店は2015年7月を持って閉店しました。どっしりと構えた日本建築の建物は、政財界で活躍した田中源太郎氏の邸宅として使われており、端整な和室は結納などにも使われていました。

２. 伊勢長の魅力

正徳5年（1715年）から続く歴史が伊勢長の魅力であり、信頼であると言えます。その伝統の京懐石は、BSテレビでも取り上げられたことがあり、祇園祭りの時期に作られる”鱧祭り”とも呼ばれる「鱧寿司」や「鱧の吸い物」が紹介されました。現在、帝国ホテル店では、四季折々の旬の食材を通してその味を堪能する事が出来ます。

３．伊勢長のお勧めポイント

伝統の味を感じる

春は筍、夏は鱧、秋は松茸、冬は京野菜と四季を味わう京懐石が用意されています。この他にも、天麩羅、刺身などのお膳、宝箱弁当などのランチも人気です。一つ一つ丁寧に吟味した食材の味が堪能できること間違いなしです。

数寄屋造りの老舗を感じる

京料理の老舗として290年余りの歴史を刻んできた本店は、数寄屋造りのどっしりと、重みのある日本建築の店舗です。鞍馬石を配置した日本庭園は四季の自然を感じる事が出来ます。老舗の威風堂々とした空間の中に、女将のほんわかとした笑みが、なんとも魅力的だと感じせます。

帝国ホテルの優越感を感じる

帝国ホテルタワー地下1階の「伊勢長」は大理石をふんだんに使った、高級感あるお店です。豪華な室内はもちろん、調度品にも目を奪われます。掘り炬燵の個室が３室、やテーブル個室が４室、それにカウンター席が用意されています。特別な一日に利用したい空間です。

４．口コミ

５．詳細

いかがだったでしょうか。京都のお料理は旅行の際に口にする事は合っても、本館的な伝統ある京料理を口にする機会はそうあることではありません。ちょっと余裕のある時は、たまには背伸びをして食事してみるのも良いかもしれません。