仙川駅の利用者数が増えた！？知っておきたい仙川駅の基礎知識5個

2010年の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や「ゲゲゲの鬼太郎」、水木しげる氏にゆかりあるスポットで、調布全体が一躍有名になりましたが、もともと仙川から成城学園前駅の高級住宅街巡りなど雰囲気の良いのにも定評のある町です。

１．　仙川駅とは？

駅名の由来は駅の北側にある仙川から。2001年に快速停車駅になって以降それを機に駅南側が再開発され、新しい商業施設などが登場しました。駅の北には、フランスで誕生したシャルトル聖パウロ修道女会が日本に設立した 由緒ある白百合女子大学。

南には、小澤征爾をはじめ多数の著名な演奏家を輩出した少数精鋭の名門桐朋学園があることから、素敵なガッツのある若い年代層の姿の多い街ではありましたが、更に拍車をかけて町は独特のムードを漂わせながら発展してきています。

２．　乗り入れる路線 ・時刻表

乗り入れる路線は京王電鉄京王線です。新宿までは約20分。調布までは各停で17分くらい。急行乗り換えると7,8分で到着します。
仙川駅平日土日祝 上り（新宿・都営線本八幡方面）下り（京王八王子・橋本・高尾山口方面）時刻表

３．　1日の駅利用者数

2001年に快速が停車して以降、ベッドタウン最寄り駅としての利用者や駅周辺の学校通学者などにより、人数が増え続けています。駅周辺の商業地区は古くからの個人商店も根強い人気がありますが、スーパーマーケットは近隣エリア有数の規模でもあり、他の地域からの買い物客も含めて大勢押し寄せています。

一日平均乗降人員は、1955年（昭和30年）には 11,392人、1975年（昭和50年）には 41,101人、
2000年（平成12年）には 59,279人。2013年（平成25年）には、75,055人と倍増してきました。

４．　周辺観光スポット

深大寺

日本三大だるま市の1つ「深大寺だるま市」で知られているお寺です。深大寺の名は、深沙（じんじゃ）大王という水神に由来しています。さて「ゲゲゲの鬼太郎」についてですが、人や妖怪だけでなく、鳥や動物や虫たち、地球上に住む すべての生き物との共存が自然の中で表現されるそんな「水木ワールド」を水木氏の第二の故郷でもある都内でも有数な緑豊かな深大寺で現しています。境内にある「鬼太郎茶屋」も有名。＜東京都調布市深大寺元町五丁目15番地1＞

安藤ストリート

1990年に都市計画道路沿いに次々と建設された安藤忠雄さんの建築が話題を呼んでいます。地権者が集合住宅を中心とした建物の設計を安藤さんに依頼したのをきっかけに、通り沿いには打ち放しコンクリートとガラスの建物が整然と並ぶことになりました。統一感のある街並みが評価され街並みは仙川の観光スポットになっています。＜東京都調布市仙川町1丁目25－1辺り＞

武者小路実篤記念館

仙川で最も有名な観光スポットと言えば作家の「武者小路実篤」の記念館といってもいいかもしれません。 明治から昭和にかけて、文学、美術、他幅広い分野で活躍した武者小路実篤は、70歳の時に調布市仙川に移り住み、90歳で亡くなるまでの約20年間をこの地で過ごしました。

死後、邸宅と数々の貴重な資料が調布市へ寄贈され、昭和60年に記念館が開館されました。武者小路実篤といえば白樺派というくらいしか知らない人も多くなっているでしょうが、当時の歴史をひもとき現代と比較したりするのも貴重な経験になるかもしれませんね。 ＜調布市若葉町1－8－30＞

５．　基本情報