日本で1,2を争う暑い町！多治見は暑い！熱い！アツイ！

2007年に日本で初めて最高気温40.9度を記録し、その後も毎年最高気温に注目が集まっている「日本一暑い町」とされる岐阜県多治見市。
なぜ多治見は暑いのか、多治見市には何があるのか、御紹介します。

１．暑さ日本一を競う多治見市とは？

岐阜県南部に位置する多治見市は、窯元や美術館など「芸術の町」として知られています。
愛知県名古屋市に近いことから、名古屋のベッドタウンとしても人気の土地です。

２．多治見市の暑さの原因

多治見市の暑さの原因としては、以下のことが考えられます。

フェーン現象

太平洋で温められた空気が、紀伊山脈を超えることによって多治見市に熱い空気を送り込んでいるのではないかと考えられます。

ヒートアイランド現象

名古屋に近い多治見市には、名古屋のビル群などから発せられる熱い空気が流れてきているのではないかと考えられます。
さらに多治見市は盆地であるため、熱い空気が逃げにくいという特徴があります。

３．暑さ以外の多治見の名物

美濃焼

多治見市や可児市など美濃地方に伝わる陶芸で、伝統的工芸品としても認められています。
中でも「うのはながき」と呼ばれるものは国宝指定物件にもなっています。
うなぎ 多治見で欠かせないグルメといえば「うなぎ」です。
古くは江戸時代から愛されてきたうなぎは、今でも多くの店が軒を連ねます。

たじみそ焼きそば

たじみそ焼きそばの特徴は、ソースにピリ辛味噌を使用していて上に半熟卵が乗っていることです。
辛さが苦手な人でも、卵のおかげでまろやかに食べることができます。
暑い夏に汗をかきながら食べるというのもおすすめですよ。
やくならマグカップも 多治見を舞台にしたフリーコミック。
多治見・名古屋・東京で配布されるほか、公式サイト（http://yakumo-tajimi.com/）でもダウンロードが可能です。

うながっぱ

多治見市のマスコットキャラクターです。
多治見市内のイベントを中心に活動しています。

４．暑さに負けず多治見を観光

本町オリベストリート オリベイズム＝自由で斬新な発想を取り入れて作られたのが本町オリベストリートです。
美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べ、多治見の商業の中心部として栄えた昭和初期当時の面影を残す蔵や古い商家を、美濃焼ショップやギャラリーに改装した新しいお店が集まります。

市之倉オリベストリート

市之倉町は古くから「盃」の生産が発展しており、多くの名工を輩出してきました。
そんな市之倉町の「さかづき美術館」を中心に、現在でも続いている約50の窯元や市之倉町ののどかな風景を「市之倉オリベストリート」と呼びます。

セラミックパークMINO

セラミックパークMINOは美術館やイベントホール、展望台などが集結している集合施設です。
展示ホールや会議場ではさまざまな催しがあり、現在は10周年イベントも行われています。

神言会 多治見修道院

1930年に修道士の養成を目的に設立されたバロック建築です。
礼拝堂の一部が見学でき、ステンドグラスやキリストの生涯を描いた壁画などを見ることができます。
敷地内にはぶどう畑やマリア像もあります。

虎渓山永保寺

美濃七福神のひとつ、虎渓山永保寺は国宝や指定文化財で溢れている、とても情緒溢れるスポットです。
観光だけでなく、仏式結婚式を挙げることもできる場所になります。