かつては北海道、サハリン、カムチャツカなど広域にわたる地域で高度な文化を誇っていたアイヌ民族。北海道阿寒湖にはアイヌの村、アイヌコタンがあります。アイヌコタンで工芸や踊り、そしてアイヌ料理を体験してみよう。
アイヌコタンには、アイヌ舞踊や人形劇、イオマンテ(熊祭り)を見ることができるシアター「イコロ」、アイヌの展示やイベントを楽しめる「アイヌ生活記念館」、民芸品おみやげ店、アイヌ料理のお店などがあり、アイヌのことなら何でも知ることができます。
アイヌコタンには約30軒の個性的な民芸品店が建ち並んでいます。プロの木彫り師による作品やアイヌ文様の刺しゅう作品も作られ、販売されています。 そのほかアイヌ独特の動物のモチーフのアクセサリーやアイヌの楽器ムックリが販売されているお店もあります。
1. アイヌコタンとは
2. アイヌコタンの見どころ
アイヌコタンの見どころをご紹介します。シアター「イコロ」
http://www.lake-akan.com/news/?cat=3
国の重要無形民俗文化財指定でありユネスコ世界無形文化遺産でもあるアイヌ古式舞踊は、アイヌの人たちの生活に密着した歌や踊り。儀式で歌うものから楽しい遊び歌まで、様々な歌と踊りをシアターで楽しむことができます。また「イヨマンテ」などの儀式を再現することもあります。民芸品店
アイヌ料理店
http://r-heritagedlife.com/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%97%85%E8%A8%98%EF%BC%9…
「民芸喫茶ポロンノ」では、アイヌ料理を食べることができます。鹿肉を使った「ユック丼」や、鮭のスープ「チェップオハウ」、鹿肉とキトピロ(ギョウジャニンニク)を使った「アマムカレー」などが人気です。アイヌ生活館
http://www45.tok2.com/home/todo94/trip/trip2007-2/flight2007doto.htm
アイヌの伝統的な住宅である「チセ」を再現したアイヌ生活記念館には、昔の生活用具や衣服などアイヌ民族の暮らしがわかる資料が展示されています。3. ところで、阿寒まで行かなくても東京にもアイヌ料理のお店があるのを知っていましたか?
http://blog.livedoor.jp/kikaida0/archives/20114969.html
実は東京にはかなり多くのアイヌ民族の方が住んでいます。そんなウタリ(同胞)たちが集うお店「ハルコロ」がJR新大久保駅近くにあります。アイヌ料理店であり居酒屋でもあるスタイルですが、かつて早稲田にあったアイヌ料理店「レラチセ」というお店のスタイルが前身となっています。■ 基本情報
- ・名称: ハルコロ
- ・住所: 東京都新宿区百人町1-10-1
- ・アクセス: JR山手線「新大久保」駅より徒歩1分
- ・営業時間: 月~金曜日:17:00-24:00、土・日曜日:16:00-24:00、ランチタイム:11:30-14:00
- ・定休日:不定休
- ・電話番号: 03-3368-4677
- ・料金: ハスカップ生ビール:550円、チポロイモ:550円ほか
4. 「阿寒湖アイヌコタン」に行こう!
■地図はこちら■ 基本情報
- ・名称: 阿寒湖アイヌコタン
- ・住所: 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉 4-7-84
- ・アクセス: JR「釧路」駅からバスで「阿寒湖バスセンター」下車後徒歩
- ・営業時間: 10:00-22:00
- ・定休日: 無休
- ・電話番号: 0154-67-2727
- ・公式サイトURL: http://www.akanainu.jp/