ベトナムの北部に位置するハノイは、フランスの植民地だったころの面影を残す一方、ベトナムの昔ながらの歴史と文化が溢れる街です。特にハノイ市内中心部にあるホアンキエム湖や、ハノイ大教会の界隈は旧市街地にも近く、ベトナムの魅力がたっぷり詰まったハノイ一のグルメとショッピングスポット！観光地でなくても体感できるベトナムの文化、情緒溢れる街の雰囲気、街の光景そのものを楽しみながら、可愛いお土産探しなどいかがでしょう。
１．ホアンキエム湖
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市の中心部にあるホアンキエム湖は、一周約1.8Kmの小さな湖です。木陰で涼む人やジョギングの人、緑豊かな湖畔は、市民の憩いの場所となっています。緑の木陰と白い建物が続く風景は一見、プチパリの雰囲気そのものです。
提供：雪国のさくら湖畔を周遊する通りはきれいな道路が整備され、そんな中をバイクや車、ベトナム名物のシクロ自転車などが整然と走る様子はちょっと不思議な光景です。時間が経つにつれ、バイクの数がどんどん増え、その絶妙な運転さばきも見どころです！
提供：雪国のさくら押ボタン式の信号ですが、設置されているのは大通りだけ、しかもあてにならないほどすぐ変わります。
バイクの合間をぬっての横断は、「ゆっくり歩いて渡る」「走らない」のがポイントです。歩行者の歩きを予知するようにバイクが上手に避けてくれますから（笑）。そんなワクワクも楽しいですよ♬
２．「タンロン水上人形劇場」
提供：雪国のさくらホアンキエム湖畔には、ハノイの観光スポット「タンロン水上人形劇場」があります。もともとベトナムの農民たちの娯楽だったという水上人形劇ですが、起源は９世紀ともいわれています。劇の音楽は生演奏。独特の余韻ある楽器で演奏される音色と、ベトナム語のきれいな歌声にはうっとりします！
おもしろい 言葉は、全くわからないのですが、物語となっていますのである程度人形の流れで話は理解できます。それよりは、人形の使い方が、いくら考えてもわからないほど不思議な感じです。はじめは、単なる人形劇だとおもっていましたが、是非、見ていただきたい人形劇です。
３．ハノイ大教会
提供：雪国のさくらハノイ大教会（セント・ジョセフ教会）は、ハノイ最古の教会でフランス植民地時代に建てられました。外側は黒ずんでいますが、内部は白壁で、ステンドグラスも綺麗です。教会はハノイ駅から歩いて２０分程、ホアンキエム湖からはニャートー通りの行き止まりにあります。
教会の裏側にある壁画です。「イエスの生誕」を知らせる場面とか…。もし教会の中に入れない場合、この壁画だけでも見てみましょう。きれいですよ。 ”期待以上”正直特に期待もせずに訪れましたが、東南アジアの旧共産圏の国で信仰を糧に生きてきた人々の苦しさや悲しさそして希望を感じ、気持ちを入れ替えました。ステンドグラスや祭壇等は決して華美なものではありませんでしたが、かえって信仰の場という雰囲気が充分に伝わってきました。教会裏手にはレリーフも飾ってあります。周辺にはレストランやカフェも多いです。
４．大教会周辺をちょっと散策してみましょう
提供：雪国のさくらカフェの店先には涼みながら勉強する学生、おしゃべりの女性たちも楽しそうです。
提供：雪国のさくら小さな間口の小さな雑貨店です。スカーフやバッグなど小物がたくさんあります。彼女たちの笑顔がすてきで、つい買いすぎちゃうかも(^^♪
提供：雪国のさくら天秤棒で野菜を売る光景を見ることができます。何気ない日常のひとコマ。りっぱな野菜が並んでいます。
提供：雪国のさくらスイカ売りのおじさんです。日本のスイカより小ぶりで長めですが、とても甘くておいしいです。
提供：雪国のさくら佃煮と漬物やさんのようです。
提供：雪国のさくらこちらはハムの店。切り売りしています。なぜか不思議な光景です。
提供：雪国のさくら民族衣装のアオザイ専門店です。マネキンは生地だけを巻き付けて飾られています。身体にフィットするように、アオザイは全てオーダー仕立てです。色も素材もカラフルで素敵なので、思わず買いたくなるような衝動にかられます！
道に迷っても大丈夫
大教会を拠点に、教会前のハンチョン通りとニャートー通り、ニャーチュン通りやリークオックスー通りをぐるっと歩いても１Km足らずで、その間には画廊、雑貨店やカフェ、料理店などが所狭しと並んでいます。 まさにベトナムの文化がぎゅっと詰まった一画に大感激です！通りを歩いて道に迷ったら、ホアンキエム湖かハノイ大教会の場所を聞くといいですよ。
５．オススメのベトナム土産
切り絵の飛び出すギフトカード
一押しはギフトカード。飛び出す仕掛けの切り絵がとても繊細できれいです。バースデイカードや誕生カード。結婚祝いなど、どれも「可愛い〜」の連発！店頭では細工が見られるように、カードを広げて売っているのでいろいろ選べます。１枚１＄前後〜２＄ほどです。旅の思い出に自分の分もぜひどうぞ。
漆 額
提供：雪国のさくら小さな漆の壁掛け額です。カラフルな漆の器もあります。廊下やトイレ、本棚とかちょっとしたところに飾ると素敵ですね。２＄前後です。交渉しましょう♬
提供：雪国のさくらこちらは少し大きめ（A4サイズ）の漆額です。卵の殻と漆でできています。ベトナムの漆は日本の漆より柔らかいので漆器にするには厚く塗る必要があるため、ベトナムでは漆器より漆絵が盛んだそうです。きれいですね。10＄〜25＄金箔が入ったり色が増えると高くなるようです。
刺繍鵜袋に入ったお菓子の詰め合わせ
提供：雪国のさくら小さな一口菓子の詰め合わせパックです。食べた後も使える楽しい袋入りは１＄前後。こぎれいなお店で買ったほうが安心です？！ばら撒き土産にぴったり。女性には、飛び出すギフトカードと一緒にいかがでしょう、きっと喜ばれますよ。
ハンドメイドバッグ
提供：雪国のさくらパッチワークや刺繍がかわいいバッグです。旅行の時の肌着や小物入れにも活躍しそうですね。値段は刺繍の細かさや大きさなど様々で、５＄〜1５＄くらいです。
デコサンダル
旧市街周辺ではサンダル専門のお店もあります。その場でサイズ直しもOKです。いろいろ見るとデコサンダルならぬデコつっかけもちらほら。底がガタガタする不良品もあるので、必ず履いてみるのがいいでしょう。
バッチャン焼
提供：雪国のさくらベトナム土産の定番はやはりバッチャン焼。伝統工芸品ですべての工程が手作りされ、バッチャン焼はバッチャン村でしか作られていないそうです。絵柄に多い「とんぼ」は恩返しを「菊」は親孝行の意味だとか。可愛い図柄に癒されますね。
市内で売られている安価なものは偽物が多く、お土産店で買う場合は、裏面の『Bat Trang Vietnam』の表示を確認するのを忘れずに。大きさにもよりますが良品は10＄〜20＄以上です。
６．疲れたらカフェでひと休み
歩き疲れたらカフェでアイスクリームを食べたり、コーヒーでひと休み。マンゴーアイスが２＄程。日本と同じように店内でもテイクアウトでもOKです。金額が表示されているので安心です。
提供：雪国のさくら大教会周辺は、旧市街の雰囲気とは違う、観光客にやさしい少し明るい雰囲気の通りです。気になる雑貨店があちらこちらにあるので、ふらふらとそぞろ歩きを楽しみながらのお土産探しがオススメです。ただし、夕暮れが近づくと湖畔も教会周辺も、一気に喧騒ムード変わるので注意が必要です。
